概要
1970年代、主に長距離トラックの運転手をターゲットにしたドライブインの一つで、ホットスナック等の自動販売機を設置していた事からオートレストランと呼ばれていた。自販機集団と呼ばれることもある。
「ホットサンド」「うどん・そば」「レトルトカレー」「インスタントラーメン」の自動販売機が主で、テーブル席も用意されている店舗が多い。自販機である事から24時間営業の店舗も多かったりする。
1978年のスペースインベーダーブームには、ゲーム筐体を併設する店舗も現れ、現在もある店舗でちょっと懐かしいアーケードゲームが置いてあるのはその名残である。
首都圏では自動車社会の色合いが強かった群馬県や埼玉県の一部で現在でも営業している。
1980年代にファミリーレストランやコンビニエンスストアの台頭で徐々に数を減らしていったが、現在でもうどん・そばの自販機が物珍しくなった事や昭和レトロの題材と興味で訪れる客もいる。
オートレストランで有名な自動販売機
→レトロ自販機を参照。
オートレストランの有名店
閉店した有名店
また一つ、オートレストランの文化の灯が消えた
オートレストランの有名店・埼玉県行田市の「鉄剣タロー」が「COVID-19」の世界的流行による日本国内の緊急事態宣言の影響により無人営業という性格により「三密・濃厚接触」対策が困難の理由で営業継続が困難となり2020年5月31日をもって閉店した。この出来事はオートレストランを愛好者は落胆する出来事となり惜しまれながら閉店と相成った。
が、しかし…
2022年9月、「鉄剣タロー」跡地に「鉄剣タロー食堂」が開店している。
外部リンク
行田市の埼玉名物オートレストラン 「鉄剣タロー」で自動メシを食う!