「これは戦利品としてもらっておくぜ」
概要
小説『仮面ライダーEVE』に登場するカマキリ型改造人間にして、門脇純が富士の樹海で最初に遭遇したショッカー残党怪人の1人。
素体となった人物はジャンキー風の男の若者。
両腕に一体化している鎌は鉄をも簡単に切断できる程の切れ味を誇る。
また、彼の最大の特徴として人体を透視するレントゲンの様な能力を持っており、その為に仲間内では覗き屋という意味の「ピーピングトム」を語源とするトミーの愛称で呼ばれていた。なお、漫画『仮面ライダー』に登場するコブラ男と同じく、同組織内に恋人がいる。
ダブルライダーたちの活躍によりショッカーが壊滅してから30年後に富士山麓周辺で起きた大地震の影響で復活。調査に訪れていた滝二郎を襲撃する。
そしてたまたまその場に居合わせた人間態の姿で樹海を彷徨っていた純を見つけて親しく語り掛けるが、様子のおかしい彼に違和感を感じ、持ち前のレントゲン能力で彼の体を透視した際に謎の物体(実はショッカー首領の種子)を発見。
それが何なのかを問い詰めるが、記憶を失っていた為に状況が飲み込めずに恐慌状態に陥った純の放った超能力・人体発火能力により焼かれて焼死してしまった。