概要
ゼルダの伝説シリーズに登場する、巨大な蛾の姿をした魔物。単眼であることが多い。
名前の由来はそのまま蛾＋mothと思われる。
神々のトライフォース
闇の世界のドクロの森の主として君臨しており、三方向への光線と移動する床、動くトゲトラップによってゲーム中では三本の指に入るほどの強敵。
縦横無尽に部屋を飛び回るため、下手に近寄るより飛び道具のファイアロッドを使うと戦いやすい。魔力切れには要注意。
なお、この作品のみ目が二つある。
4つの剣
神殿の四体の強化ボスの一体にも含まれ、戦闘が始まると三体に分身して超音波で襲い掛かってくる。
分身した二体の偽ガモースと本物のガモースは見た目で判別することができず、偽ガモースはダメージを受けると蜂の群れになって襲い掛かってくる。
偽ガモースを二体攻撃して本物のガモースだけになると本物は再び分身を開始する。分身中はダメージを与えられないので、残り二体だけの状態で本物を攻撃し続けるのが効果的。
ムジュラの仮面
ガーモスという名前でウッドフォールの神殿のザコ敵として登場。
他のシリーズと異なり極めて小さく、火に集る性質を持つが、それ故に爆弾が有効。神殿のボスであるオドルワが召喚してくることもある。
ふしぎの木の実
大地の章では、ガモスという名前で毒蛾の巣穴のボスとして登場。
素早い動きで飛び回りながら小さな毒蛾の群れや鱗粉を飛ばして襲い掛かってくる。飛び回っている間は攻撃を避けながら部屋の中央で近寄ってくるまで待つのがいいが、下の階に落とされるとやり直しになることに注意。
風のタクト
禁断の森に住み着くモースの成虫で、モースを生み出したり飛び掛かったりしてくる。「羽根のあるガモース」と「羽根のないガモース」が存在するが、「羽根のあるガモース」も羽根を切り取ることで「羽根のないガモース」になる。
「羽のあるガモース」は禁断の森の中ボスとして扉の真上で「りんぷん」を滴らせながらリンクを待ち構えている。デクの葉を使うと大きな隙ができるので上手く攻撃して羽根を奪ってしまおう。
漫画版
漫画版神々のトライフォース(かぢばあたる)
2巻に登場。戦闘場所はダンジョンの奥だが、床が移動しない、四方の壁から無数のトゲが生えているなど若干の違いがある。
聖地における最初のダンジョンのボスであり、七賢者の末裔イリエルの入ったクリスタルを守護していた。
なお、リンクと仲間たちが作戦会議をしているのを見て頭上に？を浮かべるなどコミカルな描写がある（隙だらけなのに攻撃をしないのも拍車を掛けている）。
戦闘では空中から無数の光弾を放ち、リンク、ラスカ、アルジュナ、カニカを苦戦させた（リンク以外の味方は全てオリキャラ）。しかも空中のためリンクたちの攻撃は一切届かないというアドバンテージを得ている。
リンクはアグニムの時のようにマスターソードで光弾を撃ち返そうとしたが、魔法しか跳ね返せないため物理的な力の光弾は斬り裂くだけに終わる。
だがここでカニカの策が発動。
リンクが壁のトゲトゲを斬り落とし、それを拾ったラスカが即席の飛び道具として使用する。そうやってガモースは気を引かれてしまい、アルジュナが壁をよじ登って頭上を取りに来たことに気づかず背中を剣で貫かれてしまう。
苦しんで高度が下がったところを、ラスカの針で顔面を刺され、最後はリンクによって一刀両断にされた。
この後でリンクたちは盗賊ブラインドとデグロックと戦うが、どちらも戦闘はあっさりと終わってしまう。アグニムとの決着も会話イベントがメインで戦闘描写は殆どない。このため戦闘シーンに関してガモースは破格の扱いと言える。
また独自設定として、聖地の魔物たちは封印戦争時代のガノンの配下が変異したものとなっている。
神々のトライフォース（姫川明版）
何分にもコミックス1巻で完結のためモノローグで存在が語られるのみ。このため戦闘はない。
正体は「蝶のように美しいとチヤホヤされていた娘が、自分より美しい娘に嫉妬して蛾の姿に変えられた」とのこと。
戦闘シーンはないがリンクに敗れた際に娘の姿に戻っている（長髪でドレス姿だったが素顔は不明）。
