曖昧さ回避
- イギリスのグロスター市。
- イギリスのグロスターシャー州。
- イギリスの航空機製造会社、グロスター・エアクラフト。
- イギリス海軍の防護巡洋艦。ブリストル級。
- イギリス海軍の軽巡洋艦の艦級。グロスター級軽巡洋艦。
- イギリス海軍の軽巡洋艦。グロスター級。
- スマホゲーム「アズールレーン」のキャラクター。→ グロスター(アズールレーン)
グロスター市
イギリスのグロースターシャー州の州都。ウェールズ語で『輝く川の上のとりで』の意。
グロスターシャー
イギリスの州の一つ。
セヴァーン川の湾入部の奥にあり、北西部でウェールズと接する。バドミントン村はバドミントン発祥の地。
グロスター・エアクラフト
かつて存在したイギリスの航空機製造会社。
戦間期のRAF主力戦闘機だったグラディエーター、イギリス最初の実用ジェット戦闘機ミーティア、イギリス初の超音速戦闘機ジャベリンなどで知られる。
1917年、チェルトナム(グロスターシャー州)でグロスターシャー・エアクラフトとして創立される。
1926年、社名をグロスター・エアクラフトに変更した。
1934年、ホーカー・エアクラフトに買収され、その傘下となる。
1961年、アームストロング・ホイットワースと合併し、ホイットワース・グロスター・エアクラフトとなった。
1963年、ホイットワース・グロスター・エアクラフトがアブロと合併してアブロ・ホイットワースとなり、グロスターのブランドは消滅した。
防護巡洋艦「グロスター」
イギリス海軍の防護巡洋艦。ブリストル級の3番艦。
1909年4月15日起工、10月28日進水、1910年10月就役。
1914年7月28日、第一次世界大戦が勃発。
1914年8月、ゲーベン追跡戦に参加し、ドイツ海軍軽巡洋艦「ブレスラウ」に直撃弾を与えたが、トルコへの逃走を防ぐことはできなかった。
1915年2月、本国艦隊第3軽巡洋艦戦隊に配属。
1916年4月、アイルランドでイースター蜂起が起き、ゴールウェイ市(アイルランド)に艦砲射撃を行った。
5月31日、ユトランド沖海戦に参加。その後はアドリア海の第8軽巡洋艦戦隊に配属。
1917年3月、ドイツ海軍仮装巡洋艦「ヴォルフ」の捜索のためインド洋へ派遣される。
5月23日、アドリア海に戻る。
1919年4月、予備役となる。
1920年3月、退役。
1921年5月9日、スクラップとして売却された。
グロスター級軽巡洋艦
イギリス海軍の軽巡洋艦の艦級。
第二次ロンドン海軍軍縮条約(1936年)に沿って設計された、タウン級のサブクラス。
「グロスター」、「リバプール」、「マンチェスター」の3隻が建造された。
リアンダー級の拡大型で、長船首楼型を採用している。船体の大きさに余裕がなく、対空火器強化の際に主砲塔1基を減ずることとなった。
性能諸元(竣工時)
全長 | 180.28m |
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全幅 | 170.07m |
基準排水量 | 9,400t |
武装 |
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装甲 |
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出力 | 82,500馬力 |
速力 | 32.25ノット |
乗員 | 800名 |
軽巡洋艦「グロスター」
イギリス海軍の軽巡洋艦。グロスター級の1番艦。
1936年9月22日起工、1937年10月19日進水、1939年1月31日。
1939年9月1日、第二次世界大戦が勃発。第4巡洋艦戦隊の旗艦として東インド諸島、インド洋、アフリカで活動。
1940年5月、地中海に移動。
6月28日、エスペロ船団の戦いに参加。
7月8日、マルタ島への輸送船団の護衛中にイタリア軍の空襲を受け、艦橋に被弾。艦長も含め要員多数が死亡。
7月9日、カラブリア沖海戦に参加。
11月11日、タラント空襲で装甲空母「イラストリアス」の護衛に当たる。
1941年1月11日、マルタ島へのエクセス船団護衛中(MC4作戦)にルフトヴァッフェの空襲を受け、250kg爆弾が命中するが不発。
3月27日、マタパン岬沖海戦に参加。
5月22日、クレタ島のイギリス軍救援に向かう途中、キセラ海峡でルフトヴァッフェの空襲を受け沈没。85人がドイツ軍に救助され、捕虜となった。