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CV:野島昭生

概要編集

アクマイザー3』第29話「なぜだ?!裁かれるザビタン」に登場した狛犬に似た隊長怪人アンテナのような2本角を生やしており、後頭部と胸の装甲には唐草模様が刻まれている。ちなみに目と角は発光する。

「人に親切にするような者がいては世の中はダメになる」という歪んだ価値観の持ち主で、他人に親切にした地上人をアクマ裁判にかけて、アクマ憲法に基づき被告を処刑していた。なおアクマ刑法第8条により裁判長検事を兼任出来るというとんでもない権限を持つ。そのため、裁判中は瞬間移動で裁判長の席と検事の席を行ったり来たりしていた。ちなみに被告には弁護士はつかず、証人までもが処刑されるなど、アクマ族にしか利益がないインチキ裁判である(コマイヌーン自身は公明正大と言い張っているが)。

武器はジャンケルでなく大剣。またアクマ力の使い手であり、「アクマ力・場所変化」で人間をアクマ裁判所に転送する事が出来る。他にも体内のリフトを介して口から銀色の爆弾を発射する「アクマ力・銀ボールミサイル」、強化版の「アクマ力・金ボールミサイル」(これを受けるとアクマ族なら溶けてしまうという効果つき)という技を持つ。なおボールミサイルは口から補充する。またナマズーンが使用した「アクマ力・ガブラッチョ探し」も使えるが、彼の場合は手回し式のオルゴールを用いる。手のひらで独楽を回して目の前の相手まで回らせる「アクマ力・コマ回し」という技も使える。

彼の配下の兵士アグマーヌンチャクを武器としている。なお最終決戦では彼もヌンチャクを使用した。


劇中の活躍編集

神社の狛犬に擬態中、神社で転んだ老婆を助けた峰川みさきという女子高生に怒りを露にし、擬態を解いてみさきをさらおうとする。逃げ惑う彼女をアクマ力で裁判所に連行し、彼女が助けた老婆とその孫を証人として呼び出し、「この人はとても親切な人です」という証言を根拠にみさきと証人二人に死刑判決を言い渡した。第1基地の外で3人を銃殺刑にしようとするも、銃身が曲がってしまい、ギロチンを用意しても刃が宙に舞ってしまう。実は裁判にかけられたみさきはザビタンの変身だったのだ。ザビタンは証人達の保護を優先して退散し、裁判が失敗に終わった彼は悔しい思いをするのだった。

本物のみさきの無事を確認して第1基地を再訪するアクマイザー3だったが、そこはすでにもぬけの殻であり、階段には爆破装置が仕掛けられていた。だが、ガブラッチョが階段に足を踏みかけた矢先、その様子を映していたテレビ映像が乱れ、その直後に第1基地は爆発してしまう。アクマイザー3が吹っ飛んだと思い込んだ彼は裁判を着々と進め、アクマイザー3を含めた38人を処刑し、今度はダルニアとみさきを処刑しようとする。「美女との戦いはどうも苦手」と言いつつも銀ボールミサイルで二人を襲うが、そこに南雲健二が現れる。アクマイザー3が無事だと知り、悔しい思いを抱きながらも「必ず裁判にかけてやるぞ!」と言い残して退散した。

改良版の金ボールミサイルを補充後、子供達をアグマーに襲撃させるが、ガブラッチョの妨害に遭う。金ボールミサイルでガブラッチョを狙うが、間違ってアグマーに当たってしまい、溶けていく様子にビビったガブラッチョは逃げ出す。ガブラッチョ探しでガブラッチョを発見し、まんまと彼を捕まえようとするが、今度はザビタンとイビルが現れる。アクマイザー3にコマ回しを使って動きを封じ、彼らをアクマ裁判にかける。島兄弟を証人という名目の人質として呼び出し、「罪状省略、理由省略」というメチャクチャな内容で彼らをアクマ刑法第3・5・8条に基づき死刑とした。5人を金ボールミサイルで処刑しようとするが、ザビタンは魔法力でミサイルを跳ね返してしまい、盾にされたアグマーが溶けてしまう。その隙に拘束(なぜかジャンケルは没収されていなかった)を解いたアクマイザー3は島兄弟を解放し、コマイヌーンと対決を始める。ザビタンの右腕に噛みつくという反則じみた攻撃を行った後、金ボールミサイルを再び発射するが、ガブラのデンブルを受けて転倒した隙に魔法陣アタックを受けてしまい、「コマイヌーンの最期を見ろ!」と叫び、独楽のように回った後に爆死するのだった。


余談編集

劇中ではさらっと流されているが、今回のアクマ裁判では35人が犠牲になっている。コミカルなシーンが多い物語後半にしては結構シリアスな被害である。


狛犬をモチーフにした怪人は意外と少なく、『超獣戦隊ライブマン』のブッチー、『炎神戦隊ゴーオンジャー』の雷剱/獄丸および雷々剱/獄々丸ぐらいしかいない。


関連タグ編集

アクマイザー3 アクマ族 隊長怪人 狛犬

裁判長 検事


スネークコブラン:同じく組織に不利益をもたらして裁判にかけられた人物を処刑しようとした怪人。なお彼自身は警察隊員であり、裁判には不参加であった。

闇神官モードス:同じくヒーローを裁判にかけた怪人。ただし、こちらはヒーローの多額の借金の返済が滞って泣き寝入りしていた銀行員の要請が発端であり、被告に弁護士をつけた他、異議にも耳を傾けていた(でも結局死刑判決になった)。ちなみにザビタンのスーツアクターが演じた。

仮面ライダー裁判:「最も合理的で、かつ公正で公平」と謳ってはいるが、色々と不備のある裁判。

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