概要
嵐の祭祀場に隠された妖刀「誠」を探し求める侍のような剣士。
外見は銀髪(白髪)のおかっぱヘアが特徴的な、精悍な顔立ちの白人中年男性。
普段はプレイヤーが辿り着けない高所にいるので会話できないが、エリア傾向が最白状態で嵐の祭祀場-1を訪れるとエリア入口付近に現れ、父の形見であるという「誠」の捜索を依頼してくる。
本性
その本性は「誠」を手にする為ならば手段を選ばない、侍でありながら腐れ外道。
誠を渡すとプレイヤーで試し斬りしようとし、逆に渡さないとプレイヤーを殺害して強奪しようとする。しかも瀕死状態になると新月草を使い、体力を全回復して戦闘を仕切り直してくる。そのタチの悪さに、思わず誠死ねと言いたくなってしまうプレイヤーも少なくないだろう。
黒ファントム
嵐の祭祀場のエリア傾向が最黒になると、代わりに彼の黒ファントムが現れる。
この状態のサツキは攻撃力・防御力共に終盤のボス並みのステータスを誇るうえに、新月草も生身のとき同様使ってくる。
また、プレイステーション3版リリース当初はプレイヤーが死ねば死ぬほどエリア傾向が黒くなる仕様だった為、初心者プレイヤーがこのエリアの攻略に手間取った場合(なおエリア自体の難易度も高い)、黒ファントム化したサツキと強化された白骸骨がエリア入口付近に追加配置され、リスキルされ続ける無理ゲー状態と化す。
ただ、白骸骨がドロップする敵誘引アイテム「ソウルの名残」を崖下に放り投げると、それに釣られてサツキも崖から飛び降りる為、これを利用すれば比較的楽に倒せる。卑怯とは言うまいな。
リメイク版
プレイステーション5リメイク版では髪型がポニーテールに変わっているほか、顔もドジョウ髭を生やした胡散臭い東洋人風になっており、総じて評判は悪い。
関連装備
柄無し
当然ながら持つ際には刃を握る事になるので自傷を免れない狂気の一品である。
通常の打刀より攻撃力や出血値が高いが、攻撃を当てる度に自傷ダメージを負う特性を持つ。
祭祀場-2のナメクジ地帯に落ちているほか、「誠」を渡していない状態のサツキ、あるいは黒ファントム状態のサツキを落とすとドロップする。上述の方法でサツキを崖から落とした場合でも、篝火休憩などを挟むと転落地点にアイテムとして配置されている。
妖刀「誠」
サツキが探し求める妖刀。ノコギリのような返しが刻まれた特徴的な刀身をもつ。
妖刀だけあって柄無しより更に攻撃力や出血値も優れているが、持っているだけで2秒ごとにHPが1%ずつ減るスリップダメージを強いられる。
サツキ曰く『父の形見』だそうだが、刀を手に入れるための方便である可能性もあるため、真偽は不明。
祭祀場-2深部の岩に突き刺さっているが、エリア傾向が最白でなければ入手できない。
呪い師シリーズ
サツキが装備している着衣・腕帯・足袋からなる防具一式。
本来は異端の呪術師の装束で、多数の小物入れがついているほかひどく臭うらしい。
性能面で特殊な能力はなく、軽量級防具の中で最も軽い代わりに防御力が低い。
腐れ谷の腐敗人呪術師を倒すことでドロップする。
元々は男性専用装備だったが、リメイク版では男女共用装備に変更された。
余談
名前の由来はそれぞれSATSUKI Satoh氏とMAKOTO Satoh氏であると思われる。両名ともフロムソフトウェアの社員らしい。(二人の名前はスタッフロールでも大文字で書かれ、強調されている)
それぞれ1:48、0:40頃
実質的な続編『ダークソウル』では柄無しや誠と似た特性を持つ刀「混沌の刃」が登場している。また、同作のデータ内にはNPC「東のシバ」が混沌の刃を欲しがり、やはり襲ってくる没イベントが隠されており、サツキのセルフオマージュ的な展開が予定されていたことが窺える(実際のゲーム中ではシバが危険人物だと示唆されるに留まっている)。
関連タグ
KARASAWA - 社員名が由来の武器繋がり