リー・ケフレン「やがて地球の命はマザラスの毒に侵され、我々の思いの通りになるのです!」
CV:なし(SE)
登場話:第34話「激流に消えたブン」
概要
改造実験帝国メスの大博士リー・ケフレンが毒ガや毒グモ等の遺伝子から創り出した獣戦士。蛾の翼を持つ巨大な二足歩行の蜘蛛のような姿をとり、翼から毒の粉を散布して人間を毒に侵す。この毒は鬼熊岳(おにくまだけ)にあるドクロカズラ等の群生地帯に潜むことによって獲得した強力なものだが、一方で鬼熊岳に自生するある植物の煎じ薬が毒消しとなる。また、戦闘の際には頭部からの赤い放電を用い、ハサミ状に開閉する両腕からは粘着糸を放つ。
侵された者は体中に赤い斑点ができる毒を地球上にばら撒くことで、地上生物を支配する作戦に従事した。
活躍
ある夜路上にて、駆けつけた救助隊員を含めた多くの人間を毒に侵し、翌日マザラスを追い鬼熊岳に急行したフラッシュマンと戦闘、ブルーフラッシュを変身解除に追いやって毒を浴びせ、橋の下の川に叩きこんだ。
その晩再び街へ繰り出して次々と人々を毒で蝕み、戦闘でもブルーを欠くフラッシュマン4人を圧倒する。
しかしブンは鬼熊岳に住む女性・加代子(演:宗方奈美)の介抱により回復してしまい、戦線復帰する。当初は両腕からの粘着糸をブルーフラッシュに巻き付け、身体を締め付けた。さらに身動きが取れないブルーフラッシュの首をハサミで締め上げる。身体と首を同時に凄まじい力で締め上げられたブルーフラッシュは、苦しみの余り悶絶する事しか出来なかった。その状態からザ・マザラスはブルーに電流を流し込む。徹底的に身体を責め抜かれたブルーフラッシュであったが、加代子よ思いを受け取り奮起。プリズムボール・スーパーサイクロンで反撃する。次いでローリングバルカンを受け、ザ・マザラスは敗れる。
その後ネフェルーラが呼び出した クラーゲンの巨大化エネルギーを浴びて再生・巨大化。
飛行したうえで上空から電撃を放ってフラッシュキングを攻撃するが、キングビームで打ち落とされ、最期はスーパーコズモフラッシュを受けて爆散した。
余談
ドクロカズラの名は『科学戦隊ダイナマン』第6話にも登場するが、恐らく偶然の一致。
関連タグ
ドクガネジレ、腐食忍者フショクルーガ:猛毒を撒き散らす毒蛾モチーフの後輩怪人。