曖昧さ回避
- 忍者の別名の一つ。
- ATLUSのRPG『世界樹の迷宮』シリーズに登場する職業の一つ。本頁で記述。
- TCG『デュエル・マスターズ』の種族の一つ。 → シノビ(デュエル・マスターズ)
- 特撮番組『仮面ライダージオウ』に登場する未来のライダー。 → 仮面ライダーシノビ
pixivでは2.のイラストが多いが、絞り込み無しで検索するとTRPG『シノビガミ』に関するイラストも多数ヒットする。
世界樹の迷宮のシノビ
『世界樹の迷宮3』に登場する職業および、そのキャラクター。
いわゆる忍者であり、外見やスキルの名称からも和の雰囲気を漂わせる。
北米版での名称はNinja。
抜群のAGI(素早さ)を持つスピードタイプの職業。武器は短剣または刀で、特に前者の扱いに長ける。
忍者らしく自身の回避率を強化するスキルや敵に状態異常を仕掛けるスキルを多数所持しているほか、全く同じ能力を持った分身を生み出し、もう1人のパーティメンバーとして戦わせるスキルも備える。
固有スキルの「煙りの末」は、後列からでも短剣などの近接武器での攻撃が可能になり、さらに全てのスキルのTP消費量を減らすという代物。特にこのTP消費軽減の効果が強力で、分身で手数を増やした上で攻撃スキルを連発すればアタッカーとしても活躍できる。もちろん各種サブクラスとの相性も良い。
弱点は全職業中ワーストのHPとVIT(体力)、そして重装備ができないことによる防御力の低さだが、これも「煙りの末」を活かして後列に配置し、各種スキルで回避率を高めることでカバー可能。
その恵まれた性能から、本作最強のぶっ壊れクラスとの呼び声も高い。汚いなさすが忍者きたない・・・、と言いたいところだが、本家wizや亜流の多くだと忍者はハズレ職業扱いなので、このくらいは初参戦補正とでも思って受け入れてほしい。
ただし、その強さはあくまでもスキルによるものなので、スキル習得がままならない序盤戦では各種能力値の低さ&防具の薄さがモロに響いてしまう事から、どちらかと言えば晩成型のクラスである(AGIはおもに行動順/命中率に作用するが、回避率はおもにLUC準拠なので、素ではあまり避けられない)。低LUCなので、脚封じの「影縫」・石化の「飯綱」・睡眠の「忍法 含針」・即死の「首切」などの成功率も、スキルレベルが低いうちはあまり期待できない。
他に育成方針に悩む職業でもあり、場合によってはパーティを組むよりもソロプレイのほうが明らかに強くなってしまうこともあるため、計画的育成・運用が求められる。
(※特に「多元抜刀」型は大航海クエストのボス戦で猛威を振るう反面、通常の迷宮探索時にはほぼ死にスキルと化してしまう)
また、自軍パーティの6枠目使用を競合してしまう点でビーストキングとの相性がよろしくない点にも注意が必要。
(※ただしサブクラスとしての相性はお互い良好で、シノビ/ビーキンなら燃費大幅改善と後列攻撃、ビーキン/シノビならTP回復手段の確保・本人の火力強化・生存力強化などが狙える)
wizの象徴である以上、世界樹の迷宮Xでも再登場。
高AGL高LUCの状態異常撒き職であり、似た役割・ステータス傾向共にナイトシーカーと被っている・・・ように見えるが、前作でも猛威を振るった「分身」による手数、使用できるST異常の種類や回避盾の回避方法の差で差別化されており、メインサブの組み合わせで採用すると全ST異常撒きが可能になる。
突き詰めるとナイトシーカーとはST異常成功後に火力が出ない点で負け、ST異常の効果範囲や分身や後列攻撃の多芸さで優っている。最もどちらをメインにしてメインでない方をサブクラスとして採用しても相性も良い。
各スキルの性能自体は弱体化されはしたものの「二人に分裂できる」「後列減衰がない(本職の時のみ)」「消費TPを減らせる」といった反則的性質をいずれも欠けることなく保持している。
後列減衰がないというのは前衛に偏り気味な本作では有難いことで、前列が人でいっぱいでも後列で問題なく使用できる。さらに、バランス調整の一環なのか本職の術士に負けないほどINTが高いため、サブクラスで取得すれば星術や陣までもをバッチリ使用でき何と組み合わせてもロマンあふれる性能になる。
一方で分身や消費TP減少はサブクラスでも使用できるため、どの職が取得してもまず腐ることはなく、
いろいろと面白いことが可能になる。
唯一「分身」はヒーローが使う「残像」の発生条件に戦闘中のパーティーの空き枠を埋める点で競合するため、5人パーティーではどちらを使うか…となるが、メインかサブでシノビとヒーローで組み合わせた場合は「分身」から「残像」が発生させることが可能。しかも残像が分身(本体?)を庇うというスキルもヒーロー側にあり(もちろんシノビも習得可)とエネミー達からすれば読みにくいというより訳が分からない運用が可能となった。
ヒーロー側がメインの場合は肉弾付与の残像を量産するどこぞの火影と似たような運用も出来るが、シノビ側はサブヒーローから得られた鼓舞とシールドアーツ系を分身して連打させるだけでも恐ろしい耐久戦法が成立する。実際には低確率ながら残像も発生するため適宜シールドアーツを重ねてもいいし、遠隔攻撃となったガードラッシュを挟んでじわじわ追い詰めてもよい。万が一倒されても相手には肉弾が飛んで行く。
キャラクター
共通して比較的軽装で帯刀しており、かつ首元に長いマフラーを巻いている。
南国のアーモロードに何故そんなマフラーを巻いて来ねばならぬのかと問い詰めたいところだが、寒い暗闇に絶えず忍ぶためとかたぶん呼吸を殺して気配を絶つとかそういった理由と考えたい。
♂1 | none | 赤いマフラーで口元を隠した、ポニーテールの青年。通称「ノビ太」。アナザーカラーは衣服が赤く、マフラーが水色になる。初回特典のブックレットCDのおまけ漫画ではネガティブな発言を繰り返すキャラとして登場し、モンクの少女(モン子)に「ネガ=ティブ男」と呼ばれていた。 | |
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♂2 | none | ハチガネ付きの頭巾を被り、口元を黒い布で覆い隠した男性。マフラーは紫色で、ノースリーブのシャツを着用している。♂1と比べて大柄かつ屈強に描かれており、目元に刻まれた×字の傷跡も相まって、歴戦の兵といった雰囲気を漂わせる。通称「頭領」。 | |
♀1 | none | ノースリーブの装束を纏ったポニーテールの女性。マフラーの色は赤。通称「シノ姐」。アナザーカラーはマフラーが水色になる。 | |
♀2 | 頭に狐面を着けたおかっぱの少女。マフラーは紫色。4人の中では明らかに異質なデザインで、ピンクの振袖とミニスカート、濃い紫色のサイハイソックス(そして絶対領域)とかなりあざとい。前作のブシドーの女性と瓜二つの容姿を持っていることから、「姫子」、「姫忍」、「シノ子」などと呼ばれる。アナザーカラーは銀髪。本作でも屈指の人気を誇り、イラストの投稿数も多い。 |
NPC
樹海の探索中に出会う、無鉄砲で人懐っこい少年。ゾディアックのカナエとコンビを組んでいる。
ある理由から、樹海の第2階層を目指している。そしてプレイヤーの選択によっては…。
ちなみに彼のマフラーに付いている缶バッジは、『ペルソナ4』の里中千枝のそれと同じデザインである。
主君の命により各地で宝を探し求める女性。「御座る」口調で一人称は「それがし」。
本作で導入された新システム「大航海クエスト」にて、味方NPCとして登場する。
ゲーム中では立ち絵が表示されないため容姿は不明だが、pixivでは少数ながら♀1(シノ姐)に近い姿で描かれている。
「分身→多元抜刀」というシノビの戦法を実戦で教えてくれる立ち位置でもあり、特に大王ペンギン戦ではプレイヤーを置いてきぼりにしかねない程の活躍を見せる。
ただしNPC特有の「明らかに行動順を無視した動きをする」こともある(速度補正が高い「多元抜刀」の直前に分身が「影縫」で攻撃、など)ため、真似しすぎると泣きを見ることも。
イラスト
関連タグ
レンジャー ダークハンター ブシドー ショーグン ナイトシーカー