◆ようこそ あるいは ウエルカム。
ここは わたしの からだのなか。
・・ブリック・ロード
概要
『MOTHER2 ギーグの逆襲』に登場するエリアで、『スカラビ』の南部にそびえ立つ謎の施設。『ウィンターズ』で『低予算ダンジョン』を造ったダンジョン職人のブリック・ロードがアンドーナッツ博士の協力を得て完成させた。
なお、当の本人は4階の壁から顔だけが飛び出た状態になってしまったが、実際に話す事は出来る。また、エリアの事情によりモンスターも普通に出現する(彼曰く「ダンジョンを造ると勝手に棲みつく」との事)。
特徴
4階立てに構成された内部は文字通りダンジョンとなっているが、随所には彼の趣味と拘りが込められている。HPとPPを回復するベンチや状態異常を治療出来る病院(ヒーラーも常駐)、セーブを行える公衆電話、お金を管理出来るATM、(例外もあるものの)強力なアイテムが入ったプレゼントボックスと訪問者を気遣った様々なものが存在する。
また、その他にも何故か室内に誰かが入っているトイレやモンスターを鑑賞出来る動物園、彼が集めたと思われる古い乗り物達、彼直筆の文章が貼られている看板達など一見すると何処かシュールな物もある。
作中での活躍
『スカラビ』の現地の住民から貰った鍵で中に入ったネス達を出迎えたブリック・ロードは、随所を巡ってくれたお礼も兼ねて彼らの冒険に同行する事を決意する。道中では遭遇した敵を倒したり、『魔境』までの道のりが沼で足止めになった際にはにダンジョン内に置かれたイエローサブマリンが使えるのではないかという提案で3人をサポートした。
しかし、最終的にはヤシの木の間に挟まって動けなくなった事から離脱を決意し、『魔境』へ向かうネス達を見送った。
余談
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Nintendo_3DS』にはマジカントにギミック(やくもの)として登場。ステージ下側に出現し、出ている間は足場にできる。
- 『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』にも引き続き登場。目の奥にブリック・ロードの顔が見えるようになった。またスピリットとしても登場。
- 続編に登場するキマイラたちとの類似性を指摘されることもある。開発中止となったNINTENDO64版MOTHER3の副題の一つが「キマイラの森」であり、2開発当時からキマイラの構想があり、その布石としての登場という可能性はある。
関連動画
原曲
- 『メガトンウォーク』
- 『エンジョイ・ザ・ダンジョン』
ダンジョン内のBGM。
参考楽曲
- 『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)』 (1967年)
『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』に収録されたビートルズの楽曲。『メガトンウォーク』で時折聞こえる独特の音は、本楽曲の冒頭からサンプリングした物が採用されている。
関連タグ
イヴ(MOTHER)...前作に登場する、一時的に仲間になるオフェンスの高い巨大なキャラクター。