トロスD7
とろすでぃーせぶん
地下帝国の機械獣軍団の一機。モチーフはトロイの木馬で、箱状の胴体に人間の首と手足を生やし、背骨部分から巨大な角を生やしたような姿をしている。
漫画版においてこの角を用いた突進は超合金Zを貫通するという設定が付与されたため、シンプルかつインパクトのある見た目もあってTVアニメ『マジンガーZ』本編に登場しない機械獣であるにもかかわらず人気が高い。しかしマジンカイザーの超合金ニューZαには傷すらつけられなかった。
かねてから「角を受け止められたらどうするんだ」と言われていたが真マジンガーでは角を受け止めたバイオンを叩き付け牙で噛み付き攻撃を行なっていた為、推進力だけでなく馬力も相当な物と言える。
『スーパーロボット大戦』においてトロスD7は初期から常連の敵ユニットであるが、今のところ映画『マジンガーZ対デビルマン』は参戦していない。
真マジンガー版では武装が突進一本になったが性能が上がっている上に空中にまで攻撃出来るという強敵となっている。
ボディの色は漫画版では青緑、劇場版やOVA『マジンカイザー』ではオレンジ、TVアニメ『真マジンガー衝撃!Z編』においては黄色。
『インターバルピース』では保管されていたトロスD7とグレンゴーストC3が突如として稼働し、街へ向かい始めた。ダブルマジンガーが出動し、立ちはだかったが何故かマジンガーを無視して街へ向かおうとした。
実は機械獣の暴走は反体制派組織の活動家が機械獣を使って抗議デモを行おうとする為にワームAIで操っていただけであった。ただし歩かせるのがやっとで攻撃と言った複雑な捜査は出来なかった。結局、活動家は気づいたマジンガーZに見つかって拘束された。
デザイン原案は、石川賢。
ボディが若干丸みを帯びている以外、決定稿とほぼ同じデザインである。
また、原案時点から「四つん這いになっている人間」というコンセプトで、前肢には人のような五指がある。『真マジンガー衝撃!Z編』では後脚が牛のようになっている。
CV:喜多丘千陽
アニメ『ロボットガールズZ+』及びオンライン版に登場する機械獣ガールズ。
元が人間に近い外見のため、単に角付きの箱に押し込められただけの手抜きデザイン。
最強無敵天才を自称するが、その外見故に横倒しにされたら亀のように手も足も出ない。エッチなことが苦手な初心。