「地球人の血を味見してきたわい!奴等の血は赤くコクがあり、なかなか上等なものだぞ!」
「あ~マズいマズい、品のない安物の血だ!」
登場話:第8話「お嬢さんは吸血鬼」
データ
身長/223cm (巨大化時/52.2m)
体重/240kg (巨大化時/960t)
概要
狼男とコウモリを合わせたような不気味な外見をもつ、バンパイヤ星出身の宇宙獣士。口から採血管を伸ばして吸血し、代わりに自身の遠吠えに呼応して宿主を吸血鬼化させる宇宙ビールスを混入させる。この能力を用いて地球人を吸血鬼に変え、不信感から互いに争わせて人類を滅亡させようとした。
星王バズーに侵略された故郷の星を解放することを条件に泣く泣く服従させられている宇宙獣士も少なくない中、積極的に吸血を楽しむ外道。おまけに時間にもルーズで、ゲーターからは「約束の時間を守らないのは宇宙一の最低男や」と糾弾された。
活躍
ゴズマードに召集される前、「味見」と称して地球にて女子中学生・京子を吸血し、彼女を吸血鬼に変える。約束の時間に遅れたのもどこ吹く風でゴズマードに参上し、それを咎めたゲーターの頭部に吸血管を刺して吸血(ちなみに、ゲーターの血は緑色である) し、「安物の血」と切り捨てた。出撃を命じたバズーに平身低頭しつつ改めて地球へ飛ぶ。
チェンジマンとの戦闘ではシーマの提案で吸血鬼を遠吠えで呼び寄せて彼等にけしかけるが、チェンジペガサスの攻撃を受け撤退。吸血鬼も一時元に戻った。
その後とある廃工場にて京子を呼び寄せて吸血せんとするが、ペガサスの横槍により失敗し、ヒドラー兵に彼を強襲させる。5人揃ったチェンジマンを口からの光線や超音波ビームで攻撃し、飛行能力を駆使して挑むもペガサスの放つペガサスイナズマスパークを受け、パワーバズーカを食らって敗北する。
上空から光線や超音波ビームでチェンジロボを攻撃するが、飛行できるチェンジロボには上空から一方的に攻撃できるというアドバンテージも無に帰し、最期は電撃剣スーパーサンダーボルトを受けて爆散した。
吸血人間
シーマ「宇宙獣士ドキュラに血を吸われた女達は、超音波の遠吠えによって吸血鬼になるんだ!」
ドキュラに血を吸われた者の成れの果て。作中では8人が登場した。
皮膚が青く変化し、伸長した鋭い牙で人間を襲って吸血し、その犠牲者もまた吸血鬼に変わってしまう。
ドキュラの死後、全員が元に戻った。
余談
巨大戦ではチェンジロボに見劣りしないよう、青いブーツで脚が補強された。