ネメシス(ToLOVEる)
ねめしす
まだ寝るのは早いぞ、下僕よ
※ToLOVEるダークネス楽園計画ガイドブックとらぶまにあより引用
メアこと黒咲芽亜の上司的な存在で、『ダークネス計画』を実行するため、彼女を姉であるヤミの元へ送り込んだ張本人。
芽亜からは当初「マスター」と呼ばれていたが、後に「ネメちゃん」と呼ばれるようになる(ネメシス本人もこの呼び方に対して「悪くない」と満更でもない様子である)。
当初の服装は黒いワンピース一枚だったが、リトたちと初めて対面した夏祭りの際に浴衣を気に入った模様。
そのためか、トランスで黒い浴衣を身に纏っており、それ以降はこの姿がデフォルトになる。
そしてこの時に髪型もツーサイドアップにしている(最初のトランス(下イラスト参照)では髪を右側に結んだサイドテールで、浴衣のデザインも若干異なっており、狐面によく似たお面を身につけていた)。
ちなみに黒いワンピース一枚の頃から基本的に下着は身につけていない。
みたらし団子が好物で、よく頬張っている。
"物理的"な破壊と"心理的"な破壊、特に後者を好み、相手を調教して喜ぶ生粋のドSであり、大人びた言い回しをするが根本は無邪気で、興味を持ったものは観察し、見ているだけでは満足できずに接触してきたり、抑えが利かなくて暴走するなどと、子供らしい一面がある。
芽亜と同じように恥じらいが無いらしく、胸がはだけた姿を見られても平気、更にハレンチな行為の一つである女性器に顔面ダイブをされても発情したと捕らえて平然と胸を押し付けたり性行為を求めてくる。
基本的には芽亜を通しているので、表には滅多に出てこない。
悪役っぽい性格に見えるが、完全に冷酷非情なキャラというわけではない様子。
51話では、ふとしたことでリトへのいたずらとして巨人化ガスをあびせて彼を巨大化させるつもりが、そのガスが地球人と体質が合わなかったために幼児化させてしまい、赤ん坊になったリトを「お守りなんてめんどくさいのはごめんだ」という理由でたまたま通りかかった古手川唯にお守りを押し付けた。
そのおかげで唯は周りの人間にシャレにならない誤解を受けることになるのは言うまでもない…。
このことから無邪気である一方遊ぶだけ遊んで後始末は他に任せるタイプ。
ヤミやメアと同じくトランス能力を持つ。
作中ではヤミがかつてしたように胸を大きくしたり自身の成長した姿に変身できる他、他者への擬態に加え、黒猫や黒いセーラー服を着た少女にも変身できるが、コレだけでは第2世代なのかはわからない。またネメシス本人が直接戦う描写も殆どないので戦闘能力は未知数。
能力かはわからないが、いつでも服を着せ替える事ができる、ララと同じような道具を使っているのかは不明(これはヤミも出来る)。
その後、精神も肉体も完全に融合するトランス能力「変身・融合(トランス・フュージョン)」を持つことが判明。
外見をそのままの状態で声だけを変えて喋るという芸当も可能。
芽亜と初めて会った時は自身の肉体が不安定な状態であり、存在を安定する器が必要だったため、「変身・融合」でずっと芽亜の中にいた。
芽亜のトランス能力とお静の念力との協力により、芽亜の身体から引きはがされることになる(芽亜の身体と引きはがされたその後はファミレスやゲーセン、ネットカフェ等に入り浸り、自由気ままに放浪していた)。
その正体はヤミとメアが生み出された“プロジェクト・イヴ”と平行して進められた、全く別の「変身兵器開発計画」“プロジェクト・ネメシス”によって生まれた疑似生命兵器。
ダークマターをベースに生み出されたため、身体はダークマターでできている。
ネメシスが初めて世界を認識した時は微かな思念体であり、“プロジェクト・ネメシス”が凍結されてから数年もの間、幽霊のように組織"エデン"の研究所内を漂い続け、同じ変身兵器として造られたイヴ(ヤミ)を見つけると、彼女を模倣した姿をとって現在の姿に実体化した後にメアと出会い、それ以降は「変身・融合」で彼女の中に潜んでいた。
ヤミを殺し屋に復帰させる『ダークネス計画』を進行させ、ヤミを本来の人格に戻して彼女に結城リトを抹殺させること。
…ではあるのだが、リトの周りの状況を見て何か思う事があるらしい…。
しかし、完全復活したギドとやり合う羽目になった結果、流石に全盛期の力を取り戻したギド相手には分が悪く、その圧倒的な力量を前に様々な搦め手も虚しく完敗し、消滅が避けられないダメージを負ってしまう。
だが戦いを見ていたリトが「見殺しには出来ない」と命乞いをした結果、彼に憑依して生き残る事に。
その後は憑依をしたリトと身体を共有するようになってから徐々に回復していき、リトをクロから守ると同時に復活を遂げ、実体化を果たす。
そして、金色の闇がダークネスの力を心次第で制御できるようになった為、ダークネス計画は事実上潰え、ネメシス自身も女である以上、リトの体質ではリトを調教する事も殺すことも出来ないので、その後は一時的に行方を眩ましていたが、校長を“家畜”(ネメシス曰く、“下僕”は特別な称号)として調教することで彩南高校に転入すると同時に、正規の生徒会長をも籠絡させ、彩南高校の真・生徒会長に君臨し、学園の女子全員をリトの側室に迎えてハーレムを建設するという、モモとは異なる独自の『ハーレム計画』を宣言する。
しかも真・生徒会長として、自身の『ハーレム計画』に協力した暁には、籾岡里紗や沢田未央をはじめとする女子には宇宙の珍しい宝石や銀河温泉旅行の献上、猿山ケンイチをはじめとする男子には猫耳・エルフ耳などの宇宙人の美少女達との合コン開催、弄光とその取り巻きにはどんな服でも透視して写せる「宇宙カメラ」の献上等の条件を取り付ける。
しかし当のリト本人が「ハーレムなんてありえない」とハーレムを真っ向から否定したことに加え、春菜がリトに告白して互いの心が通じ合うと、独自の『ハーレム計画』は保留という形で急遽中止した(尤も芽亜も、ネメシス独自の『ハーレム計画』には「リトせんぱいのためにハーレムを造るなんてネメちゃんらしくない」、「絶対にうまく行きっこないし、モモちゃんを怒らせるだけ」と否定的だった)。
真・生徒会長になったその真の目的は、心に嘘をついていない本当のモモの目の前でリトの心を虜にしモモの心を屈服させることであった。
かなり癖のある性格をしているためか、リトや芽亜以外にネメシスと面識のあるキャラからはあまり良い印象は持たれていない。
『ダークネス計画』の中核ではあるのだが、地球で会うまで面識が無かったらしく、戦闘を土産に挨拶をしただけである。
しかしダークネスの発動条件に気付き、発動した際により強く発現させるためヤミに芽亜が作られた疑似人格であると嘘をついてヤミの精神に過大なストレスをかけ、ダークネスを目覚めさせてしまった。
その後、ヤミ自身はリト達の奮闘で正気に戻ったそれ以降はやはりというかなんというかネメシスに対しては良い感情は持ち合わせていない様子(ネメシスが独自の『ハーレム計画』を発案した際も「ネメシスのやり方を押し付けられるのは不愉快」と否定的だった)。
『ダークネス計画』の中核ではあるのだがヤミと同じ時まで面識は無かったが、異性としてかは定かではないが彼に対してもかなり興味を持っている。どの程度といえば求められるままに体を預けても良いというレベル。
リトの周りにいる女の一人という見方をしていたがメアからハーレム計画のことを聞いていたらしい。リトを交えてからかうことが多いため、モモからは天敵と判断され、嫌われている。
それ故、(ダメージを回復するためとはいえ)リトに憑依したネメシスがリトの身体を操って好き放題されたら『ハーレム計画』に支障をきたすと恐れたモモからは、「あなたのせいでリトさんの周囲との人間関係がおかしくなったら許しませんから」と脅しを交え、念を押されていた。
リトの周りにいる女の一人であり、メアの知り合いという見方をしている。
今のところ絡みらしい絡みは見られないが、モモやヤミ程ではないにせよ、ナナ自身もネメシスに対してはあまり良い感情は持ち合わせていない様子。
一度、手違いで幼児化させたリトのお守りを押し付けたことがある。また、自分がリトに憑依していた頃、屋上でリトを操って籾岡里紗に壁ドンしていたところを邪魔されると、ナナのデダイヤルを陰から操作して呼び出した宇宙生物で唯に仕返しを仕掛けた。
一方の唯は、ナナと共に報酬目当てでネメシス独自の『ハーレム計画』に賛同してリトを追い回していた猿山や弄光ら男子達を鎮圧させ説教したが、自ら発案した『ハーレム計画』をあっさり中止にしたネメシスや『ハーレム計画』の中止に嘆く男子達には、ナナ共々呆れていた(唯曰く、「適当すぎるでしょネメシス……」)。
絡みらしい絡みは見られないが、ララからは特に嫌われている様子はなく、「ネメシスちゃん」と呼ばれている。
一方のララもネメシス独自の『ハーレム計画』に関しては、リトと関係ない者まで巻き込むのはあまり良く思っていないものの、「ハーレムをやるなら好き同士でやるのが大前提」と満面の笑みで述べている。