ハグゥ!
はぐぅ
「きょ…曲が必要なのは確かなんだし、と、とにかくやれるだけやってみようよ」 by 果南
「そうですわね」 by ダイヤ
(木が軋むような音)
「はっ…ハグゥ!」 by 果南
「どどどどうする?わたしはへ、平気だけど…」
(雷の音)
「ハグゥ!」
「ハグゥ!」とは、松浦果南が(怖がっている時に)無意識に漏らしてしまう悲鳴の事である。
アニメ1期の頃には(並外れた体力や面倒見の良さが強調されていたために)目立った弱点が無いキャラクターと思われていた果南。
しかし、TVアニメ2期2話では「暗いところが苦手で(「ハグゥ!」と悲鳴をあげながら)近くの物や相手に抱きつく」という弱点がある事が判明。
悪天候をやり過ごすため、花丸の提案で知人の所有するお寺で雨宿りをする事になった1・3年生組。……なのだが、お寺に入る以前から鞠莉の肩にしがみついている。
何にビビっていたのかは定かではないが、この時は寺の周辺にあるたくさんの墓が映し出されていた事から、お化け類も苦手なのかもしれない。
さらに極度の高所恐怖症である事も判明し、「ハグゥ…」と(弱々しく)言いながら鞠莉に抱きついている(TVアニメ2期第8話)。
この記事とは関係ないが、第3話でよいつむトリオの一人が所有している(みかん畑の)トロッコのスピードがあまりにも遅い事にイライラし、力ずくでレバーをへし折ってしまった。
果南「…取れちゃった♡」
前作の生徒会長のようにポンコツ化が進行していたのはダイヤだけではなかった。むしろ、TVアニメ二期に入ってからのダイヤは常識人として描かれる事が多いため、(ポンコツ化の具合度については)果南の方が遥かに深刻である。
暗いところが苦手である点については(前作に登場した)某スクールアイドル(二期では元生徒会長)も同じで、その弱点が明らかになるのも(ラブライブ!シリーズにおける先輩と同じ)TVアニメ2期2話での事である。
2017年に大阪で開かれた、二期オープニングお渡し会『ラブライブ!サンシャイン!! Aqours課外活動 未来の僕らは知ってるよ ~face to face~』によると、(中の人曰く)「『ハグゥ』は鳴き声」らしい。
元々、「ピャー」「にゃー」「ゔぇえ」「ちゅんちゅん」「ハラショー」「にっこにっこにー」「ずらー」「ピギィ」「ヨハー」「ヨーソロー」「ピギャア」「シャイニー」など、鳴き声同然のキャラ付けがなされる事には定評のあるラブライブ!シリーズだが、ここに来て果南も加わる事となった。
ちなみに……、幼馴染のお母様からも『ハグゥ』とか呼ばれているらしい……(劇場版時に判明)。
2期になってから弱点が次々と出てくる様子が、(本作のライバル役を担当している声優が出演していた)某プリキュアシリーズに登場する緑キュアと瓜二つだという声が多い(主にポニーテール、姉御肌、背が高い、運動神経抜群、脳筋、高所恐怖症、怖がると幼馴染に抱きつく点)。というよりは、話が進むごとに果南との共通点が増えていっている有様である。