「ネオショッカー嘘つかない」(泉田博士との会話でのセリフ、案の定大嘘である)
概要
『仮面ライダー(新)』第27話「戦車と怪人二世部隊!8人ライダー勢ぞろい」に登場。
ネオショッカーが開発したあらゆるものを溶解させてしまう新型爆弾『バリチウム弾』を使って日本総攻撃を決行する『日本大壊滅作戦』の指揮官を任されたヒル型改造人間。鳴き声は「ビラビラー」
ちなみに日本総攻撃という大役を任されていた為、再生怪人軍団の一種(とはいっても過去の怪人達の設計図を元に制作された簡易型の怪人だが)である『怪人Ⅱ世部隊』の指揮官としての立場にあったが、結成後に速攻で大首領の勅命でキリマンジャロ支部からやって来たグランバザーミーにその指揮権を奪われてしまったある意味可哀そうな怪人だったりする。
とある町を『バリチウム弾』の性能テストの実験場に定め、実験を行った後、早速計画を開始しようとした矢先にネオショッカーに拉致されて無理矢理『バリチウム弾』の開発を行わせていた泉田氏が『バリチウム弾』の発射装置を破壊して組織から脱走するというアクシデントが発生。
装置を修理できるのは泉田氏しかいなかったため、急いで彼を連れ戻すために行動を起こす。
万が一の為に見張っていた泉田の娘のカオリを拉致しようと企み、その際は駆けつけた洋に妨害されるが、その後、父親に会いに来たカオリとその付き添いできていたシゲル共々泉田を拉致することに成功。
シゲルから連絡を受け駆けつけた洋も罠に掛け、スカイライダーへの変身を封じると泉田に修理させた『ネオショッカー戦車』を繰り悠々と町中を無差別に攻撃しながら進行して行く。
その後、罠から脱出し、用済みとなった3人の処刑を阻止して駆けつけたスカイライダーによる攻撃をものともせずに更に進撃して行くが、日本の危機に駆けつけた世界各地でネオショッカーと戦っていた栄光の7人ライダーたちが駆けつけると形勢は逆転。
『ネオショッカー戦車』は7人ライダーの猛攻でボコボコにされた上に止めとばかりに放たれたスカイライダーの『大回転スカイキック』を受けて大破し、ヒルビランは何とか戦車から脱出するが、先の攻撃で致命傷を受けていたためにライダーと戦うこと無く力尽きてしまい爆死してしまった。
能力
体中に飼っている溶解液を吐き出すとヒルを使役して人間を襲わせたり『爆弾ヒル』という名のヒルを模した強力爆弾を投げつけて敵を攻撃する。
特にヒルの吐き出す溶解液は改造人間である筑波洋をも溶かすほどの威力を持っており、罠に掛けて変身を封じた際の洋を窮地に立たせたが、逆にこれを利用されて変身を許してしまっている。高熱に弱い。