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2023年7月に中古車販売チェーン大手のビッグモーターを巡る様々な不祥事が報道される中、騒動の責任を取るとして退任した兼重宏一前副社長が社内連絡用のLINEに投稿したとされる以下の文章のこと。出典は元社員からの情報提供により講談社『フライデー』が7月28日に報道した下記の記事とされる。
- 公開!ワンマン経営の果てに…ビッグモーター「兼重前社長親子の大豪邸」と戦慄の「罵倒LINE」(FRIDAYデジタル)
まるでマキシマムザホルモンの楽曲かと見紛うような「教育」と「死刑」を連呼するだけのある種のリズム感に満ちた語調、そして「教育」と「死刑」という他者への攻撃性が感じ取れる、一般人のセンスからは隔絶した単語のチョイスが余りにも大きなインパクトを残し、オマケに隠し味とばかりに文字列が傾いて見えるタイプの錯視が生じているシュールさも手伝ってたちまちネットミームと化した。
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このパターンが最も有名で、3名の部下が一様に「大変申し訳御座いません(中略)致します。」と(恐らく、単なるコピペにならないよう少しずつ改変を加えて)レスを返している部分を含めて取り上げられることも多い。また、それぞれの部下が「指導」のやり方をそれぞれ「厳しく改善」「即」「徹底」とニュアンスを変えている点より部下三人をそれぞれ「パワー型、スピード型、スタミナ型」と呼ぶこともある。
また、教育(education)と死刑(execution)で韻を踏んでいると言う説が浮上しているが、アメリカ留学でMBA(経営学修士)の学位を取得した経歴がある前副社長の語学力が一般よりも高いのは事実だとしても、そうした意図があったのかは不明。
別のやり取り。
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前副社長は今回の不祥事でビッグモーターへ37名の出向者を派遣するなど癒着が指摘されている損保ジャパンの前身企業に当たる日本興亜損保に在職していたことがあり、父親の兼重宏行前社長が創業したビッグモーターへ入社後に渡米してMBA(経営学修士)の資格を取得、帰国後に副社長へ就任した。しかし、この時期から常務と本部長の2名を従えて全国の店舗を行脚し、少しでも気に入らないことがあれば店長を即クビにしたり降格や他県の店舗への異動(左遷)を命じる強権的・恐怖政治的なパワハラ人事を乱発することで、社員から「ロイヤルファミリー」と呼ばれ恐れられていたという。
渦中のビッグモーター社店舗前連続除草剤散布街路樹枯死事件も、このやりとりに表されるハラスメント人事、パワハラ体質が背景にあったためとの見方も強まっている。
視察に訪れた前副社長が店舗に強制していた「環境整備」においては、枯れ葉1枚でも見つかればその場で店長にクビを言い渡すことさえもあったと言われており、従業員らがこの恐怖政治めいた『横暴人事』を免れるべく又、清掃の負担軽減を目的に枯れ葉が発生する原因となる街路樹の排除を企図して行ったケースがあるとのではとする見方もある。
一部報道では街路樹が枯れるほどの量を散布するからには、店舗の見栄えのためという犯意があったのではという専門家の指摘も報じられている。
また、毎日放送が元店員から入手したLINEの画面では
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というパターンも確認されており、この時は兵庫県姫路市の姫路店もしくは姫路中地店の対応が前副社長から槍玉に挙げられていた可能性が高い(ちなみに姫路中地店は街路樹枯死が確認されている店舗の一つである)。
騒動の責任を取って退陣した兼重親子に代わり会社を率いることになった和泉伸二新社長は就任直後、社員全員にメールを送りLINEの削除を指示した。この指示に対しては「不正やパワハラの証拠隠滅目的ではないのか」と批判が相次いでおり「心機一転が目的で証拠隠滅の意図は無い」と釈明している。なお前副社長の「教育教育死刑死刑」が報じられたのは、社長交代後のことである。
また、兼重親子は経営陣から退いたとは言え、ビッグモーターは非上場で兼重家の資産管理会社が全ての株式を保有しているため、社員は「兼重親子は形式的に取締役から退いてもオーナーとして影響力を行使し続けるのではないか」と恐れを抱き続けているという。「ロイヤルファミリー」は前副社長・常務・本部長の3名とも記者会見には姿を見せなかったが、フライデーの続報によれば常務と本部長は新社長に辞表を提出したものの受理されず、新設のグループ会社へ異動する人事が内定したとされる。前副社長は「退任したので取材には応じられない」として、マスメディアの前に姿を現していない。
2023年12月、ガジェット通信(東京産業新聞社)主催の「ネット流行語大賞」に「教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育」がノミネートされ、銅賞を受賞した。
大変申し訳御座いません。厳しく余談説明致します。
- その昔流行したツンデレ系罵倒ヒロインの語録を集めたMAD動画めいた罵倒語のマシンガンから、「某声優が朗読するとブヒれるのでは?」というクリエイティブな(?)着想も生まれる契機となった。
- DIOの無駄無駄ラッシュに語感が似ているため副社長のCVは子安武人がハマるのではという声も。
- 同一の二字熟語が異様に連続しているという状況から『ニンジャスレイヤー』に登場するロード・オブ・ザイバツの使う技であるキョジツテンカンホー・ジツを連想した人もいる。
- 『ブルーアーカイブ』に登場する下江コハル。風紀委員と言う役回りに加え、ゲーム内のトークアプリ「モモトーク」の会話中において「死刑」発言を多用するため、副社長構文と絡めてX(旧Twitter)を中心にSNS上でネタにされるようになった。
- 名誉のために言っておくが、コハルは多少興味があるけど恥ずかしいと思っているものを過剰に否定しようとするために強い言葉を使ってしまっているだけで、他者に制裁や危害を加えるという意味合いでは一切使っていない。
- この攻撃的な単語の連呼という類似性から『【悲報】るろうに剣心、ビッグモーター副社長だった』等と題して、るろうに剣心の一コマを取り上げることがあるが両者には何の関係もない。
- 逃げ上手の若君168話では軍略を語る楠木正成の背後に「坊門坊門坊門坊門坊門坊門※(中略)死刑死刑死刑死刑死刑(後略)」と本人が書き殴ったと思しき怨みつらみが書かれていた。
- ※建武政権に仕えた坊門清忠のこと。足利尊氏を迎撃する策を上奏したものの、「没 企画が弱い」と却下したため、内心ブチギレさせた描写があった。
- なお、これ以前にも普通の文で坊門への怨みを書き殴った文が描かれている。
大変申し訳御座いません。即関連動画投稿致します。
大変申し訳御座いません。関連イラスト投稿徹底致します。
外部リンク点検0点。。。嘘で誤魔化す、ルール守らない、数字でない
- 教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育教育死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑死刑(ニコニコ大百科)
- ビッグモーターの“叱責LINE”に驚愕 なぜ社長の息子は「恐怖政治」にハマったのか(ITmedia)
- 副社長構文ジェネレーター
何度も関連タグを頂いているにも関わらず、大変申し訳御座いません。
- meme
- 構文
- ゴルフを愛する人に対する冒涜ですよ:問題の副社長の父親である創業者・前社長が退任記者会見で発言し、批判を浴びたコメント。
- すぐにけせ:メガテンシリーズにあった都市伝説の文字の羅列ネタ。
- エンリコ・マクスウェル:「死刑」連呼の先駆け。
- ガーディアン(サンダーフォースV):第二形態時の戦闘開始(ラストバトル)で表示されるボスのスペック等のデータ表示で異常をきたし、挙句には「ALART!」の文字の羅列で画面を埋め尽くす。
- 魔理沙は大変なものを盗んでいきました:単語を連呼するような歌詞が特徴的な楽曲。実際に合わせる者も現れた。
- 武富士:債権回収のノルマ未達の社員に対し本部長が電話で「全然たりねえじゃん!」と繰り返し怒鳴り、社員が「はい!申し訳ありません!」と何度も返す様子がニコニコ動画などでMAD化されている。ちなみに怒鳴った本部長は創業者社長の息子で、ビッグモーターと色々と共通点がある。