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概要編集

ドラゴンクエストⅩのVer.4の登場人物で、紫髪人間女性。

5000年前のエテーネ王国軍の特務機関に所属しており、時の指針書に違反する者を取り締まる「指針監督官」を務めている。

グレイン、スレインという二人の男性の従者をいつも引き連れている。

法のもとに傍若無人な振る舞いをしており、錬金術師ゼフの家をマークし、違法とされている魔法生物を処分しようとしたり、後に矯正執行官になった際には嬉々として黄金刑を執行するなどかなりのサディストかつ国家の犬。

しかし、時見の箱および黒衣の剣士によりエテーネ王宮が消失してからは彼女の行方もわからなくなってしまっていたが…。


ネタバレ編集

Ver.4.5のエピローグクエストにてようやく彼女の消息が判明。

エテーネ王宮での騒動後、二人の部下に助けられ脱出には成功していたものの、後ろ盾であるドミネウス王を失い、これまでの所業から国民からもヘイトを買っていたためすっかり塞ぎこみひきこもりになってしまった。

更に心の支えとしていた時の指針書を失ったことで、あれほど見下していた主人公を目にしただけで怯えてパニックになるほど精神的に追い詰められていた。

主人公は彼女の時の指針書を返すついでに彼女の出自にまつわる回顧録を渡すこともできる。

ここはアモスロミアを彷彿とさせる分岐ルートとなっており、回顧録を渡さない場合は主人公に感謝ししおらしく生きてゆくが、渡した場合は真相を知ったことで色々と吹っ切れて旅に出ることを決意する。


実はドミネウス王の隠し子であり、彼が若かりし頃愛し合っていた庶民の女性との間に生まれた最初の子どもである。(髪の色は共通している)

つまり、主人公にとっては従姉にあたる。

しかし指針書の指示により母親は自殺し、父ドミネウス王は後妻(メレアーデクオードの母親)を娶ることになったため幼いベルマは捨てられ孤児となる。(ちなみにこれはドミネウスにとっての愛の拠り所であるベルマの母を取り上げることで彼の孤独を深め、時渡りの力を強く持つメレアーデ、のちの時空改変の際利用するためのクオードを作成し、ドミネウス親子(というよりパドレ達も含めた憎きエテーネ王家)の全てを自身の復活に利用するためのキュレクスの差金)

そして当時、あちこちから孤児を集めては人体実験を繰り返していた王立アルケミアの所長に拾われ、言葉にできないような悲惨な仕打ちを受けていたらしい。

その後はグレインに発見され、指針書の命令により指針監督官の座に就いた模様。

彼女にとっては、指針書の言葉こそが自分のもとを去った父親の言葉そのものと縋っており、指針書を失った際に取り乱したのもそれが理由と思われる。

だが、真相を知った事で他ならぬドミネウス王が本当の父であった癖に自分に何の興味も示さなかった事そのものが自身への裏切りであり、そんなモノに縋り付く意味はないと奮起することとなる。


関連キャラクター編集

グレイン編集

ベルマの従者その1。主と同様高圧的な態度だが、主に対しては心から忠誠を誓っており心配もしている。

主人公に対しても当初は当たりがキツかったが、前述のサブクエストをクリアすることで見方を改め謝罪と感謝をする。


スレイン編集

ベルマの従者その2。グレイン以上に態度が高圧的で、やたらと「このブタが」と連呼するなど口も非常に悪い。

元々はグレインの悪友で、借金の返済のためにいやいやベルマに仕えており、一度金だけ持ってトンズラした際にグレインに半殺しにされたこともあるという。

現在は完全に後悔しており、退職を願っている


関連イラスト編集

バージョン4ストーリー サブキャラ ラクガキティア大祭2新刊&お品書き


関連タグ編集

ドラゴンクエストⅩ DQ10 人間(DQ10) ドミネウス王 5000年の旅路遥かなる故郷へ

国家公務員 隠し子 ドS 哀しき悪役


キャスラン…同作に登場。主人公の選択によって結末が変わる悪女繋がり。

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