概要
仮面ライダースペクターのライダーマシン。初登場は第5話。
メインカラーは青と黒で、ヘッドカウルに二本の角、車体には鎖が巻かれた特徴的な見た目の高性能バイク。フーディーニゴースト眼魂はこのバイクを遠隔操作する能力を持つ。
市販のバイクから変化するゴーストのバイクとは違い常にこの姿をしており他のマシンと合体する事もないが、フーディーニの眼魂を起動すると真っ二つに開きパーカーゴーストが出現。ライダーと一体化し、フーディーニ魂へと変身させる。
第26話では不在のスペクターに代わってゴースト 闘魂ブースト魂が搭乗した。
スペック
全長 | 2.200m |
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乾燥重量 | 220kg |
馬力 | 195ps(143.4kw) |
最高時速 | 324km/h |
ヘッドカウルの巨大な2本角「ストライカーホーン」は名称通り武器として利用可能。突撃すれば装甲ごと敵を破壊する。またスペクターの現在地や半径12km以内に出現した眼魔などの位置を特定するアンテナブレードとしての機能も持つ。
角の真下に配されたヘッドライト「ブルートーチアイ」はセンサーを兼ねおり、前方の状況を瞬時に把握し操縦者に危険を知らせる役割を持つ。ナイトビジョンも搭載しており、ホーンの位置特定機能と連携することで暗闇の中でも対象を確実に捕捉できる。
重厚かつ頑強な鎖で覆われた「バインディングカウル」は車体全体を覆うように楕円体の防御フィールドを発生させる事が可能。これにより内部機能の保護と空気抵抗の軽減、そしてコントロール可能な速度域を維持するために敢えてマシンのスピードを抑えている。
巻き付いた鎖は解き放つことも可能で、周囲の敵の攻撃に利用できる。第15話ではフーディーニ魂への変身を拒否するフーディーニゴーストの意志により深海マコト/スペクターを拘束した。
タイヤの「シュトゥルムホイール」は路面のコンディションに合わせて表面の硬軟度を自在に調整する機能を持ち、どんな悪路でも高いグリップ力を発揮する。
またマシンの周囲に発生させた乱気流を利用しての横方向への素早い平行移動や、最高速からの急旋回と言ったバイク離れしたトリッキーな挙動を取る事も出来る。
エンジンは「H00D-IE(エイチゼロゼロディーアイイー)」といい、周囲に存在する様々な物質を稼働エネルギーに変換する機能を備えている。少ない燃料から膨大なエネルギーを生成でき、その変換効率は補給無しでも約1ヵ月走り続ける驚異的なもの。
ハンドル「ハンドリッキー」は操縦者の意識を読み取る機能があり、アクセルやブレーキを自動調整を行いイメージ通りに走行できるようアシストする。が、突発的な走行アシストにより操縦者ですら予測不能な挙動をとる場合もあるという有難迷惑な側面も。
ライディングシートは「リュージョンシート」と呼ばれる。衝撃吸収に優れた構造を持ち、車体の揺れを最小限に抑えて走行時の安定性と操縦者への負担の低減させる働きを持つ。
車体後方には操縦者とマシンを透明化させつつ複数の分身体を作り出す「テイルエスケイパー」という撹乱目的の装置を搭載。追跡された際に効果的に作用する脱出王に相応しい代物である。
製品化
「DXマシンフーディー&フーディーニゴーストアイコン」として2016年1月23日発売。
劇中同様バイクとパーカーゴーストの両モードを再現している。
余談
- ベース車両はホンダ・CBR650F。
- エンジンの名前の「H00D-IE」は『MACHINE HOODIE』のオーをゼロに置き換えた物。
- ゴースト以降の作品は2号ライダーはバイクが無いか、別ライダーも使う汎用(兼用)の物しか登場しておらず、2号ライダー専用マシンは2024年現在時点マシンフーディーが最後となっている。
- ZOZOTOWNに同名のフード付きセーターが販売されている。
- pixivでは何故か鹿目まどかとセットで描かれているイラストが複数存在している。
関連タグ
ガタックエクステンダー:真っ二つに開く青い2号ライダーバイクの先輩。
2号ライダーマシン