概要
ブレイブ5で初登場したキョウリュウジャーの一員(番外戦士)。
名前が同じ野球選手とは関係がない。
もしゃもしゃ髪と髭面の白人で皮製の鎧のような装束をまとっている。
日本語は喋れるが片言で話し、外国人で体型がちょい太ましい気のいいおっちゃんと特徴の塊のような人物である。
500年前にキョウリュウシアンとして活躍した戦士だったが、既に死亡して久しい身(寿命ではなかったらしい)。現在は「死してなお戦い続ける魂」即ち「スピリットレンジャー」と呼ばれる者達の一員である。スピリットレンジャーは通常の幽霊と違い実態はあり普通に触れられる上、死亡している存在だが戦闘による疲労も溜まるようである。
ブレイブ40にて10人揃っての病み上がり(マッドトリン戦)の状態で無理をして出撃した為に有働ノブハルの家に引き取られ、福井優子には『変わった外国人の知り合い』と説明している(この時点では彼女はキョウリュウジャーの事情は知ってはいる上、鎧にキョウリュウジャーの戦隊クレストが付いているので速攻で見抜かれた)。またその回では、ゾーリ魔に襲われている優子を助けようとした所、逆に振り回されてしまい、彼女の怪力ぶりに驚いていた。
「オー、ストロングレディー……」
また直前優子がノブハルから守るためにキャンデリラと対峙した際に発せられた地球のメロディを
『ナイスメロディ』と評している。
上記の縁か、ブレイブ47では鉄砕と共に大地の闇に向かうのに伴い、優子にキョウリュウシアンを襲名させた。
獣電竜を探しながらもキョウリュウジャーの戦いを陰ながらサポートしており、有事にあっては彼らのもとに駆けつける力強い味方の一人と言える。
変身するとなぜかちょっと痩せる(スーツで締め付けているようにも見える)。
本編後の活躍
変身後の姿ではあるが、鉄砕共々10年ぶりに登場。
トリン、鉄砕との3人で亡者故に生者の攻撃が効かないグローディ・ロイコディウムを撃破した。
余談
演者であるロバート・ボールドウィン氏は国籍はカナダだが広島県育ちで役とは違い流暢な日本語を喋れる人である。
主な出演作は『超星艦隊セイザーX』『ゴジラ FINAL WARS』等。特撮作品への出演はゴジラFW以来の出演となる。
ちなみに準レギュラー戦士ではあるが、カクレンジャーのジライヤ/ニンジャブラック以来19年ぶりの外国人戦隊ヒーローであり、同時にジェットマンの大石 雷太/イエローオウル以来22年ぶりのポッチャリ系戦隊ヒーローとなる。
関連タグ
バリゾーグ:海賊戦隊ゴーカイジャーに登場する悪役。演者である進藤学とは超星艦隊セイザーXで共演経験がある。