概要
マリオの弟・ルイージとサラサ・ランドのプリンセス・デイジー姫のカップリング。
始まりはファミリーコンピュータの『マリオオープンゴルフ』にて、ルイージのキャディーがいなかったことでデイジー姫が採用されたことがきっかけ。
その後しばらくはデイジー姫が中々登場しなくなってしまったためこのカップリングもなかったことになりそうになるが、『マリオテニス64』でのデイジーの再起用を機に、次第にルイデジが確立されるようになっていった。
『マリオゴルフファミリーツアー』でのオープニングムービーではデイジーがルイージを名前で呼んだり(因みにデイジーがマリオキャラを名指しで呼んだのはこの時のみで、つまりルイージの事しか呼んだことがない)『マリオテニスGC』ではデイジーの表彰式でトロフィーを代わりに持ってくれたルイージに対し「Hey,sweetie!」と呼びかけたりしている。「sweetie」とは「可愛い人、愛しい人」という意味を持ち、英語圏では恋人への呼びかけに使われる。
マリオパーティシリーズなどでは相性が良い感じになっており、『マリオパーティアイランドツアー』のオープニングムービーでは一瞬だけ2人仲良く散歩している姿が映る。
『マリオカートWii』に登場するデイジーサーキットではふたりが手をつないでいる像がある(しかもベビィ時代の二人も一緒に銅像になっている)。
コラボ作品の『いただきストリートDS』においても、デイジーが他のキャラクターに高額の買物料を払う場合、多くは悔しさを素直に口にするのに対し、ルイージに対してだけはまるで夫を尻に敷く妻の如き高圧的な言葉を放っている。
外部作品である大乱闘スマッシュブラザーズシリーズでもデイジーのフィギュアにルイージとの関係を示唆する様なコメントがある。
メディアミックスでもその恋愛ぶりが描かれることが多い。
実写映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』ではデイジーがピーチ姫の代わりにヒロインとして登場し、ここではルイージと恋仲になっていた。
漫画『スーパーマリオ』(本山一城版)では、「マリオオープンゴルフ」編にてルイージとデイジーがデートする場面が描かれている。ルイージの方がデイジーに惚れているのだが、デイジーの方はマリオに惚れている。
後にルイージが色んな女性キャラと恋愛をするようになったため、デイジーとの絡みは殆どなくなった(しかし、いずれも悲恋に終わっており結ばれていない)。
「ワリオランド編」3巻では、デイジーはある事情から消滅してしまい、本体からコピーされた存在として生まれ変わる。
「ヨッシーストーリー」編2巻では、コピーデイジーに向けて「きみはあくまでもコピーだ。オイラは原本のデイジーが好きだった」と告げている。ルイージにとっては悲恋となってしまい、結局この二人が結ばれることはなかった。
ちなみに、デイジー姫がさらわれる作品は今のところ彼女が初登場した『スーパーマリオランド』しか存在せず、しかもこの作品にはルイージが全く出てこない(彼女を助けたのはマリオ)。
ふたたびデイジーがさらわれるとすれば、ルイージマンションシリーズなどで主役をルイージに、悪役をタタンガやキングテレサ、舞台をサラサ・ランドにして、もっと濃密にしてもらいたいところ。
…因みにルイージの声優チャールズ氏公認である。
関連イラスト
ク「そんな展開されたら、ワガハイは悪役なんてやってられん」
M「クッパよ、ボクと一緒に戦いをする準備はいいかい…?」
派生:エルデジ
たまに、『スーパーペーパーマリオ』に登場するルイージの闇墜ち姿であるミスターLとのカップリングも散見される。
夢の舞台にて共演。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』でようやくデイジーがファイターとして登場したことで共演を成し遂げた。勝ちあがり乱闘ではクッパJr.ルート「あなたはピーチママ?」とダークサムスルート「仲間に牙剥く精神汚染」に共に参戦しており(前者は共闘、後者は対決。)、スピリッツではルイージ(マリオテニスエース)で共に参戦している。