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概要

レア社開発のゲーム作品』には、それぞれの作品に悪役が存在する。

レア社らしく不気味な表情や毒のあるような雰囲気も魅力の1つである。

片目が大きかったり、恰幅が良い体格だったり、王様だったり、博士だったり、と様々な共通点も。

該当キャラクター

バトルトードシリーズ

ダーククイーン

宇宙最悪の銀河系犯罪組織のトップに君臨する魔法使い。

幾度にも渡ってアンジェリカ姫やバトルトードのメンバーを拉致している。

自ら戦場には立たずに側近のロボマヌスにトップを任せてるなど慎重な一面もある。

サイバーゲームワールドを作り上げた回ではサイラス・ヴォルクマイヤーの部下だったことも。

作品によっては新たな敵陣営が出てきたためまさかの共闘となった。

スーパードンキーコングシリーズ

キングクルール

クレムリン軍団の総帥。

レア社開発のドンキーコング作品には必ずラスボスとして登場している。

(2と3のラスボスに関しては、変装である為キングクルールと同一人物である。なお、小学館の書籍やスマブラXでは『キングの兄』と記載されたこともある。)

ディディーコングレーシングシリーズ

ウィズピッグ

宇宙を渡り歩き破壊を繰り返し恐れられている、ブタの姿をした巨大な宇宙人の魔法使い。 
ティンバーアイランドに目をつけ、島のレースコースを封印し占領した他、一部の住民の住処やこの島で一番のレーサーをも封印している。

続編のDS版ではまさかの操作キャラに昇格。

バンジョーとカズーイの大冒険シリーズ

グランチルダ

本編作品全てに於いて最終ボスを務める。 
主人公であるクマのバンジョーと鳥のカズーイの住む「クルクル山」の近くに砦であるグランチルダのとりでを構える魔女。

1では、早速チューティーをさらっている。

クランゴ

グランチルダの一番の部下である科学者。 
緑色の体に白衣を着ており、大きな左目を持つ亜人の大男。

2で、本格的にボスとして対決ができるようになった。

スターツインズ

マイザー

大規模な宇宙海賊「マイザー軍」のボス。同胞殺しに強制労働など割と洒落にならない悪事を目にすることとなるうえ、最終的には主人公の故郷へ隕石を落とす形での惑星破壊まで実行に移そうとする。

戦いの末に破壊するが、そのコクピットに乗り込んでいた人物とは⋯

コンカーシリーズ

パンサー大王

主人公のコンカーとは宿敵関係というわけではないが、本作における悪役ポジションのキャラ。

ラストではまさかの展開を迎える…(ネタバレ注意)

ジョン・クリプルスバック

パンサー大王の側近的なイタチの科学者。(この辺は上記のクランゴに共通)

このキャラもリンク先ネタバレ注意。

コンカー

主人公ではあるが、作中の一部の言動はもうヴィランの域である。

元々がブラックなゲームであるためその主人公がまともというのも変ではあるが…

グーリーズ

フォン・グール男爵

グールヘブン館の主で少年少女を誘拐して自らのコレクションにしている。屋敷に蔓延るゾンビなどもモンスターの親玉でもある。

レア社ヴィランズでは珍しい純粋な人間でもある。

カメオ:エレメンツオブパワー

ソーン

技術を重んじるトロール族の親玉。

エルフの魔法文明を一切信用しておらず、大昔にエルフ軍団とトロール軍団の戦争を引き起こしていた。

その挙句に石化させられていたのだが、カルスによって封印を解かれる。

カルス

主人公カメオの姉。王位継承権がカメオに決定したことで嫉妬が爆発し、トロールの王ソーンを目覚めさせることで家族への復讐を企んだ。

余談

この記事に記述した多くのキャラクター(グランチルダ、パンサー大王、ジョン・クリプルスバック、コンカー)は、元レア社スタッフのクリスシーバーが声を演じている。

しかもこの方は、コンカーのゲームディレクターでもある。

レア社がキャラデザをした"2代目ドンキーコング"も、レア社売却後に任天堂が開発したマリオvs.ドンキーコングシリーズで敵役になるがこれを悪役として含めるかは微妙なところである。

レア社のキャラクターはブラックな設定のキャラが少なからず存在するが、

それを”悪のキャラ”として捉えるのは微妙…というか野暮。

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