プロフィール
生年月日 | 2017年4月6日 |
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欧字表記 | Red Bel Jour |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
父 | ディープインパクト(JPN) |
母 | レッドファンタジア(USA) |
母の父 | Unbridled's Song(USA) |
生産者 | ノーザンファーム |
馬主 | 東京ホースレーシング |
管理調教師 | 藤原英昭(栗東) |
父ディープインパクトは2005年に無敗三冠を達成しGI7勝を挙げた歴史的名馬。
母レッドファンタジアはJRA未勝利ながらデビューした産駒全てが2戦以内に勝ち上がるという高水準の繁殖成績を修めている。
全弟にデイリー杯2歳S勝ち馬レッドベルオーブが、父ディープインパクト母の父Unbridled's Songという血統には無敗三冠馬コントレイル、朝日杯FS勝ち馬ダノンプラチナなどがいる。
経歴
デビュー前
一口17.5万円×400口、合計7000万円と東京サラブレッドクラブとしてはかなりの高額募集だった。
2歳時(2019年)
6月23日、宝塚記念デーの阪神芝1800m新馬にてデビュー。人気はシルバーステートの弟シルヴェリオに譲って2番人気。福永祐一を鞍上に好スタートから内の馬を行かせて2番手に控える。直線馬場の3分どころから差し脚を伸ばし、逃げたメイショウボサツをクビ差とらえて新馬勝ち。
一度ノーザンファーム空港牧場で休養する。
休養明け初戦は引き続き福永祐一鞍上でアイビーS(L)の予定だったが、内視鏡検査の結果喉頭片麻痺(喉鳴りの一種)が判明し、アイビーSを回避してデイリー杯2歳Sに向かい、鞍上には短期免許で来日するL.デットーリを迎えると発表された。しかし、メルボルンカップでの騎乗停止により急遽デットーリが来日不能になったため代打として武豊が鞍上を務めることとなった。
デイリー杯2歳S本番、スタートが決まらず後方2番手からの競馬になるが、直線最内を突いて鋭く伸び、上がり3fメンバー中最速33.8の末脚を繰り出して一気に差し切り、重賞勝利を飾った。
そして、年末の朝日杯FSに出走。鞍上には新たにC.スミヨンを迎えた。前走2歳レコードでサウジRCを圧勝したサリオスが抜けた人気に推される中、2番人気タイセイビジョンとほぼ差のない5.9倍の3番人気となる。スタートはまずまずで切ったものの、出脚が効かず後方から。促して中盤まで上げていき、中団馬群の中で控える。4角で手応えが怪しくなり、直線脚を伸ばせず10着に終わった。敗因について藤原師は「明らかに喉の影響」とした。
3歳時(2020年)
喉頭蓋麻痺の悪化を受け、1月に手術を行いクラシックを目指して調整を進める。皐月賞は間に合わないとして見送り、日本ダービーを目標に据えるが、こちらも間に合わず春のクラシックは全休となる。
8月には一度帰厩したものの、剥離骨折や別種の喉鳴りの発生もあり、10月17日に登録抹消、アロースタッドで種牡馬入りとなった。
種牡馬として
レッドベルジュールの種牡馬入り決定の背景には当時無敗二冠馬であり、後に無敗三冠を達成する近い血統のコントレイルの存在が大きいと思われる。
2025年よりJBBA九州種馬場に異動となった。
5月に産駒初デビューのウィルオレオールが門別競馬場で産駒初勝利を飾り、10月には船橋の平和賞を勝利し産駒重賞初勝利を達成している。
11月にはタガノアンファンが産駒JRA初勝利。
種付け年 | 種付け数 | 産駒数 | 代表産駒 |
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2021 | 22 | 17 | ウィルオレオール |
2022 | 12 | 9 | |
2023 | 11 | 4 | |
2024 | 9 |
余談
抹消の約1ヶ月後、ひとつ下の全弟レッドベルオーブがデイリー杯2歳Sを勝利。全兄弟による同一重賞連覇はグレード制導入以降だと'87・'88札幌3歳Sのミヨノスピード・ミヨノゴールド兄弟、'94・'95小倉3歳Sのエイシンサンサン・エイシンイットオー兄弟に次ぐ3例目。