大分朝日放送
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おおいたあさひほうそう
大分県を放送対象地域とするテレビ局。
1993年10月に開局。大分県の民放テレビ局としては初となるマストバイ局であり、九州エリアのテレビ朝日系列としては九州朝日放送、鹿児島放送、熊本朝日放送、長崎文化放送に次いで5番目のテレビ朝日系フルネット局である。
親局はNHK、先発2社と同じ別府市の十文字原テレビ・FM放送所に置かれており、大分県の広範囲に電波を発射している。しかしバブル経済崩壊後の1993年に開局したために経営基盤が非常に弱く、アナログ放送での中継局数ではNHKの86局、OBSの83局、TOSの84局に対し当局は24箇所しか設置されず、直接受信できない市町村が多かった。直接受信不可地域でテレビ朝日系番組を見たければ九州朝日放送、広島ホームテレビ、愛媛朝日テレビ、山口朝日放送のいずれかを直接受信するか、ケーブルテレビを契約するなどするしかなかった。
デジタル放送では一部の中継局がデジタル新局として整備されたものの39箇所しか設置されず、NHKの67局、OBSとTOSの66局に比べると圧倒的に少ない。OABの中継局が開かれていない地域では先述した周辺地域のテレビ朝日系列を遠距離受信するか、ケーブルテレビによる配信に頼るしかない。完全デジタル化から4年近く立つ2015年1月現在でも未だに県内全域を電波でカバーできる見通しが立っていない。
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