「ガラパゴス島のゾウガメを、ブラックサタンが特殊加工した俺の甲羅は鋼鉄よりも固いんだ!」
CV/八代駿
概要
『仮面ライダーストロンガー』第4話「悪魔のオートバイ暴走作戦!!」に登場。
オートバイ乗りのトミイに憑依し、彼を筆頭に戦闘員たちを取り憑かせたバイク乗りたちと共に暴走族“黒薔薇族”を結成してハイウェイなどで暴走行為を繰り返し交通事故を続発させ、日本の交通網を麻痺させる使命を帯びたゾウガメ型改造人間。
素体となったゾウガメの甲羅を特殊加工を施した鋼鉄よりも硬い頑丈な甲羅を持ち、その甲羅に手足や頭を引っ込めて円盤の如く宙を飛び回りながら敵に突撃して粉砕する戦法を得意としているほか、口から浴びたものを跡形もなく焼き尽くす緑色の毒液を吐き出す能力を持つ。鳴き声は「グルルルァーッ‼」
作戦途中で遭遇した岬ユリ子=電波人間タックルと城茂=仮面ライダーストロンガーと交戦し奮戦するも、一時撤退。
その後、“黒薔薇族”をスカウトしようとするおやっさんに憑依し作戦を再開し甚大な被害を出するが、怪人を追ってきたストロンガーに対し、おやっさんから分離して今度は救急車の乗員を人質にして迫るが、タックルの妨害の妨害で失敗し、最後は川に蹴り落とされた所へ『電気ストリーム』を浴び感電。爆死した。
漫画版では
テレビマガジン掲載の漫画版(作画:石川森彦)では、奇械人トラフグンとコンビを組んで登場。壮年男性「西郷」に扮し、目の前のトラフグンを「あれはブラックサタンに攫われた息子の武士だ」と称し、ストロンガーのやさしさに付け込んでいたぶり殺そうとした。
「西郷武士」が存在しない架空の人物だと露見すると、本性を現してストロンガーを回転ジェットで襲撃。一度は優勢に立つも、「カメの腹の甲羅は背中より薄い」と見抜いたストロンガーにより、真下から電キックを叩きこまれて爆死した。