「邪魔が入りました、タイタン様」
CV:山下啓介
概要
『仮面ライダーストロンガー』第6話「ブラック・サタンの学校給食!?」に登場。
毒を持つフグとして有名なトラフグの奇械人…見た目はどう見てもハリセンボンだが。
赤い皮膚と鋭い棘を持った体に、感情の変化で膨らむ頬袋を持つ。
棘をミサイルのように発射することができる他、体内で生成したフグ毒「テトロドトキシン」のカプセルを作り出す。腕は巨大なヒレになっており、刃のように薄い部位で敵を切り裂く。鳴き声は「グーフー」。
小学校の給食の仕込みを担当する守戸という老人に乗り移り、給食の中に自身の毒入りカプセル(テトロドキシン)を混入させ、食べた子供たちを次々と中毒症状に陥れた。
城茂と岬ユリ子の目の前で守戸から分離して正体を現すと、仮面ライダーストロンガーと戦闘。途中でアジトに逃げ帰るが、無暗にストロンガーと戦った事を一つ目タイタンに叱責される。
その後、ブラックサタンの目的を察知し給食センターを訪れた茂の前に再び出現し戦闘。電気マグネットで自身の棘が肩に突き刺さり怯んだところに電キックを受け爆死した。
子供たちは立花藤兵衛の持ってきた解毒剤を飲んだことで全員回復した。
漫画版
テレビマガジン掲載の漫画版(作画:石川森彦)では、奇械人ゴロンガメとコンビを組んで登場。自らをゴロンガメの人間体「西郷」の息子「武士」の生れの果てと偽り、ストロンガーの優しさに付け込んでなぶりものにするも、タックルから「西郷武士なる人物は存在しない」との情報を聞いたストロンガーからフグチョウチン呼ばわりされボコボコにされてしまう。最後は画面外でタックルにいつの間にか倒されていた。ちなみに、タックルが倒した怪人はこいつが唯一である。
なお余談であるが、文庫版『決死戦七人ライダー』に収録された際には、ページが乱丁しているせいで「ストロンガーがタックルから武士の不存在情報を聞かされたのに、次のページでは『おれはどうすればいいんだ』と葛藤している」という矛盾が生じている(ページが前後逆)。
余談
劇中で顕微鏡画像として表示されたテトロドトキシンは、なんとハリセンボンの絵が大量に描かれたコラージュである。
関連タグ
仮面ライダーストロンガー 奇械人 ブラックサタン(仮面ライダーストロンガー)