概要
作者は渡邉築で週刊少年ジャンプ2013年10号より連載。全37話でコミックは全3巻。
天才(変態?)発明女子高生・松中スピカが巻き起こす学園&学園寮ドッキドキドタバタ2話構成ギャグ。
登場人物
主要人物の名前は黄道十二星座をはじめとした天文学用語から取られていることが多い。
松中スピカ(まつなか スピカ)
本作の主人公。
「エジソンの知識が全て埋め込まれたネジ」が頭に埋まってる女子高生。
寮長の明星が大好きな恋する乙女で可愛らしい外見と明星を想う健気な性格なのだが、明星のお尻を見て興奮するなど変態な一面も見せている。
「助けたい」などの想いが高まることで頭の中のネジから微量の電流が流れ、現代の技術力では作りえない発明品を生み出す「発明モード」に切り替わるが発明モード中は何故かエジソンの顔になってしまうと言う副作用がある。
スリーサイズが87・57・83とスタイルは良いが、発明モードにならない時の成績は悪い。
名前のモデルは乙女座α星。
明星研介(あかほし けんすけ)
学生寮「明星荘」の寮長。
高校生だが寮の大家兼管理人をしていた父親が亡くなったため、高校卒業まで管理人をすることになった苦労人。
スピカの想い人であり、この作品のツッコミ担当。
名前のモデルは太陽系で最も明るい惑星、金星の別称。
牡牛原マミ(おうしはら マミ)
スピカの友達であるツインテールの女子高生で彼女と同じく「明星荘」に住んでいる。
身長150cmと小柄な体型だが、大食いで授業中にお腹が鳴る事も多い。
スピカから「オマミ」という愛称で呼ばれているが、彼女の発明品に関わる騒動にたびたび巻き込まれておりよくツッコミを入れている。
名前のモデルは牡牛座。
山羊沼麻衣(やぎぬま まい)
「明星荘」に住んでいる黒髪ロングの女子高生。
最終話の後日談では夏休みから海外へ短期留学している。
名前のモデルは山羊座。
好沢蟹秀(すきざわ かにひで)
「明星荘」に住んでいる筋トレ好きでガタイがいい男子高生。
スピカが発明した掃除機によってシミと乳輪がなくなってしまった。
名前のモデルは蟹座。
美作羊一(みまさか よういち)
「明星荘」に住んでいる野球部の男子高生。
特技のひとつが目立たないであり、「明星荘」の住人の中では出番が少ない。
名前のモデルは牡羊座。
西園寺さそり(さいおんじ さそり)
証券会社の社長を親に持つセレブな女子高生。
やたらグラマラスな体型をしてるが15歳である。
名前のモデルは蠍座。
彼女が登場した話のサブタイは「西園寺さそりのΨ難」と当時、本作と同時期に連載していた超能力ギャグ漫画と似ている。
魚園(うおぞの)
スピカ達の学校の番長。
強面だが猫が好きでとある出来事からスピカに惚れてしまった。
名前のモデルは魚座。
天川秤(あまかわ はかり)
自称「天才美少女発明家」な関西出身の転校生。
「ニコラステラの知識が全て埋め込まれたコイル」が頭に埋まっている。
守銭奴でスピカをライバル視している。
巨大なスパナ、頭にゴーグル、ポニーテールといった外見をしている。
名前のモデルは天秤座。
射手矢俊介(いでや しゅんすけ)
親同士が決めたスピカの許婚。
口癖は「ハイクオリティーソーリー」。スピカ一筋のため彼女から生理的に拒絶されている。
名前のモデルは射手座。
松中英一(まつなか えいいち)
メガネをかけた短髪の男子高生でスピカの双子の弟。
重度のシスコンで、明星と射手矢は英一をスピカの彼氏と思い込んでいた。
上記のスピカとの関係から元ネタは双子座と思われる。
獅童誠(しどう まこと)
スピカが通う学校の担任を務める事になった教師。
スケベで女好きと教師どころか人としても問題がありすぎる人物。
その正体はスピカ、秤に続く第三の発明家で彼は「平賀源内の知識が全て埋め込まれたエレキテル」が頭に埋まっている。
秤とは過去に面識があり、しょっちゅうセクハラを繰り返しては彼女から制裁を受けている。
名前のモデルは獅子座。
水嶋晶瓶(みずしま しょうへい)
太った体型とメガネをかけた冴えない男子高生。
自身の容姿にコンプレックスを抱いていたが、スピカの発明品によってイケメンになりコンプレックスを克服した。
名前のモデルは水瓶座。
スピカの発明品。
スピカの勘違いにより、痩せこけた人型のデザインになってしまった。