月光蝶(ダークソウル)
げっこうちょう
「黒い森の庭」のボスキャラクター(隣接エリア「狭間の森」のボスも兼ねている)。
「黒い森の庭」にはもう一体ボスがいるが、攻略順序や難易度を考えると、先にこちらと交戦する方が正規ルートと言えるだろう。
名前の通り、強い魔力の燐光を帯びた巨大な蝶のような生物。
その美しい姿とBGMは見る者に神秘的な印象を与える一方、生物らしさの感じられない二重螺旋状の角や、背部の回転する結晶輪など、人工物のような意匠も所々に存在する。
遭遇した時点ではドロップアイテム以外の情報が無く、正体は分からないままなのだが……
城壁らしき細い通路上で、空中を舞う月光蝶と対峙する形のボス戦となる。
主な攻撃手段は頭部から発射する魔法の追尾弾と拡散ビーム弾による遠距離攻撃。
飛行中は城壁から離れている為、弓矢や魔法などの飛び道具でしか攻撃できない。
月光蝶の攻撃を回避しながら待っていると、城壁へ密着して花の蜜を吸い始める(吸っている間は若干HPを回復する)ので、この時が近接攻撃のチャンスとなる。
ただし、一定時間が経過すると頭部に魔力を収束し衝撃波で反撃してくる為、引き際を見極めなければ城壁から吹き飛ばされ即死する恐れがある。
ある程度ダメージを与えると飛行中の攻撃パターンが変化。薙ぎ払うようにビームを照射したり、城壁反対側へ移動しながら着弾地点で炸裂する光弾を発射するようになる。
弱点は火属性。呪術攻撃のほか、火炎壺でも大きなダメージを与えられる。
また、ボス霧付近に召喚サインがある異端の魔女ビアトリスは遠距離攻撃が可能な為、呼んでおけばだいぶ楽に戦える。
撃破すると人間性と「月光蝶のソウル」をドロップする。
奥へ進んだ先の廃墟には鍛冶場の痕跡があり、「見張り塔下層の鍵」が落ちている。
その正体は白竜シースが作った被造物のひとつ。
何のために生み出されたかは不明だが、結晶の魔力を帯びている事などから考えて、結晶のウロコを生み出す実験の一環だった可能性が高い。ただし、どのような経緯でシースの下を離れて「黒い森の庭」に住み着いたかは謎のままである。
シースの本拠地「結晶洞窟」には複数体の月光蝶が棲息する。
一般モンスターなので倒す必要は無く、戦おうにも飛び道具が無ければ攻撃困難なうえ、崖際にいるので下手に近づくと転落死のリスクも伴う。ただし、撃破すれば魔力属性武器を強化する「青楔石の塊」「青楔石の原盤」をドロップするという旨味もある。
月光蝶の角
名前の通り、月光蝶の頭部のような二重螺旋状の槍。
普通の槍と同じモーションの割にリーチが長く、物理攻撃属性を持たない魔法属性武器であることが特徴。能力値補正も理力となっている。
筋力・技量の必要値も低いので魔術師向きの近接武器と言える。
槍系の武器を「月光蝶のソウル」で進化させて入手する。
結晶輪の盾
月光蝶の背部にある結晶輪のような形状の小盾。
盾としての性能は低いが、結晶の魔力で生み出した光輪を発射する事が可能。強化時も盾としての防御力は一切向上せず、光輪の攻撃力だけが上がる。
ゲーム発売当初は光輪に右手武器の攻撃力が反映されており、グレートクラブなどの攻撃力特化武器を持つことで高威力の遠距離攻撃を放つことが可能だった。当然バグだったらしくアップデートで修正された為、現在は盾として弱く、光輪も低威力・低命中率・隙が絶大と使い物にならない装備になってしまった。
こちらも盾を「月光蝶のソウル」で進化させて入手する。