概要
東武伊勢崎線の支線のひとつ。
群馬県で完結し、館林市の館林駅と邑楽郡大泉町の西小泉駅を結ぶ本線、太田市の太田駅と大泉町の東小泉駅を結ぶ支線とで構成されている。
路線名は、大泉町の前身自治体である小泉町から取られた。大泉町はその小泉町と、同じ邑楽郡の大川村とが合併し、両自治体から1字ずつを取り命名された自治体である。
運行形態
普通電車のみ。
小泉本線は、昼間時間帯には毎時1〜2往復が運行されている。現在は8000系2両によるワンマン運転が行われているが、一時期、1800系の一般格下げ車両が使用されていたこともあった。
また2003年まで、平日の朝方に館林〜成島の1駅間のみの区間運転も存在したほか、本線・支線を直通する西小泉〜太田間の運転もわずかに設定があった。
太田支線は実質的に桐生線と一体で運行されており、東小泉駅と赤城駅を結ぶ。昼間時間帯は毎時1往復の運行。
駅一覧
路線記号は伊勢崎線と同じTIを使用。
駅番号 | 駅名 | 乗り換え路線 |
---|---|---|
小泉本線 | ||
TI 10 | 館林 | |
TI 41 | 成島 | |
TI 42 | 本中野 | |
TI 43 | 篠塚 | |
TI 44 | 東小泉 | 太田支線(東武桐生線直通) |
TI 45 | 小泉町 | |
TI 46 | 西小泉 | |
太田支線 | ||
TI 44 | 東小泉 | 小泉本線 |
TI 47 | 竜舞 | |
TI 18 | 太田 | 東武伊勢崎線(伊勢崎方面) |
↓桐生線赤城方面へ直通 |
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東武鉄道
ポルトガル語···沿線の大泉町はブラジル出身者が多く暮らしており、町内の小泉3駅の案内にはポルトガル語(綴字的にはブラジルポルトガル語)が併記されている。このような事例は名古屋市内にあるJR東海や名古屋鉄道などの駅ではよく観られるが、関東では珍しい。