お、俺はァ!!! ヒマラヤで一番強いんだ!!!!!
プロフィール
所属企業 | NENTENDO(企業序列 10位) |
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身長 | 242センチメートル |
体重 | 315キログラム(ハル時158キログラム) |
券願試合数 | 4勝0敗 |
企業獲得資産 | 3102億4600万円 |
年齢 | 22歳 |
誕生日 | 3月17日 |
好きな食べ物 | 脂っこい物・味付けが濃い物全般 |
嫌いな場所 | 電気がない所 |
異名 | 『デストロイヤー(破壊者)』 |
CV | 水島大宙 |
概要
「ケンガンアシュラ」で開催された拳願絶命トーナメントにおけるNENTENDOの代表闘技者。
元々はネパール出身で、本名は「ハル」。かつてはヒマラヤの山奥にある戦士の村で幼少期から素手で猛獣を倒すなどの伝説を残した怪童で、「闘神(インドラ)の化身」と畏怖された最強のグルカ兵だった。
またこの頃の体型は綺麗な細マッチョであった。
彼の噂を聞きつけて日本からやってきた河野秋男に拳願仕合の誘いを受け、「本気で戦ってみたい」という自身の願いを叶えるため、村の後押しもあって来日。秋男と養子縁組を結び、日本国籍へ帰化した。
しかし、来日後に秋男によって美食や娯楽などに満たされた贅沢な暮らしを覚えてしまう。秋男としては春男を自身の傀儡とするための策略だったがその結果、温厚で快活な性格は短気で陰鬱になり、ゲームにハマりすぎて視力も低下して眼鏡が必要になり、引き締まっていた身体も醜く肥え太った外見になってしまった。
加えて、思い通りに進まないとすぐに家の部屋ごとゲーム機を破壊してしまう迷惑ゲーマーでもある。
戦闘スタイル
使用する武術・流派は特に無いが、持ち前の身体能力と天性の格闘センスを武器にする。300キロ以上の体重で蹴りを躱してバク宙するなど肥満体とは思えない身軽さで巨体を意のままに操り、タックルで阿古谷を闘技場の壁まで吹き飛ばす規格外のパワーを持つ。
拳願仕合の激戦区とされるゲーム業界において最強の闘技者と言われており、過去には8社もの闘技者が参加した変則拳願仕合で圧勝した経歴を持つ。
活躍
1回戦では阿古谷清秋と対戦。圧倒的なパワーで攻め立てるが、「間」を読まれすべての攻撃を捌かれる中、立て続けに攻撃を喰らって意識を失う。
だが、レフェリーのストップがかかる直前に闘争本能のみで立ち上がり、医学的にありえない速度で痩せながら、それまでより速度や拳の質が変わった攻撃で攻め立てる。一時は阿古谷を追い詰めたかに見えたが、序盤に阿古谷が膝を狙い続けたことと自身の体重の負担から膝の耐久力が限界に達してしまう。膝の痛みに悶える中、阿古谷の顔面への前蹴りで完全に意識を断たれ敗北した。
敗北後、「仕合に勝てないお前に用はない」とばかりに秋男に捨てられてしまう。傷心のまま会場を去ろうとしたが、その時に関林ジュンと出会い、鬼王山尊との仕合を見て感化され、「周囲の期待を裏切ったクズな自分を変えたい」と関林に弟子入りを志願、以前の明るく礼儀正しい性格を取り戻した。
東電によるクーデターの際は、英はじめ、関林、室淵剛三、沢田慶三郎、因幡良と共闘しながら守護者の撃退に努める。山下一夫と意識の戻らない十鬼蛇王馬、茂吉・ロビンソンを別室に逃しながら守護者たちと交戦する中で、蘭城にレイピアで胴体を貫かれ重傷を負うが、治療を受け回復し、クーデター終結後は別の場所で鎮圧に参加していた、幼馴染のグルカ兵・ヤクと再会を果たす。
トーナメント終了後は正式に超日本プロレスに入門。秋男との養子縁組も解消されたが、良い関係ではなくとも日本に連れてきてもらった恩はあると考え、貰った名前は大切にしようと改名は選ばなかった。
外部出演
続編の「ケンガンオメガ」でも登場しており、プロレスラー兼岩見重工派閥の闘技者として活躍中。大食らいは変わっておらず、プロレスラーとしての身体を作る為の過酷な食事メニューを余裕で対応するだけでなく、全国巡業のたびに日本中の美味い食べ物を食べて、毎回最低でも10kg太っているとのこと。
ランニングの合間にゲームセンターに寄るなど、トレーニングに関しては時々さぼろうとしており、そのたびに超日本プロレスの大先輩である蔵地駆吾に叱責されている。
『煉獄』との対抗戦には、同僚のホセ神崎が『煉獄』との仕合で意識不明の重傷を負わされたことで、超日本プロレスの興行から離れることが不可能となったために参加できなくなった。
『ダンベル何キロ持てる?』の111話にも登場し、「"サバンナのサイボーグ"マシンジャガー」というリングネームで覆面レスラーとして活躍していることが判明した。
また、ケンガンオメガの単行本9巻おまけでは、対抗戦当日に第10回世界最狂トーナメントというプロレスの興行にマーヴェラス・セキと共に、マシンジャガーとして参戦していることが明かされている。
怪我から回復しつつあるホセの姿を見て喜ぶが、相手タッグ「ヘルレイザーズ」が怒っているのを見て、プロモーターとギャラの件で揉めて交渉が決裂した結果、セメントを仕掛けて試合をぶち壊しにしようとしてくるつもりだろうと説明した関林が「全部台無しにする気の連中をプロレスの舞台に持っていく」と意気込むのを受け、「ただ勝つだけではダメなプロレスの厳しさ」を噛み締めつつ試合に臨むなど、プロレスラーとしての自覚とプロ根性を見せた。
2年後の戦鬼杯では出場しており、予選では氷室涼やアダム・ダッドリーらと同じ、激戦ブロックとなった。初戦の氷室との闘いでは氷室の怒涛の攻撃の前に一度は不利になるも、プロレスラーとなったことで習得したラリアットで反撃に出てそのまま優位に立って仕合には勝利したが、仕合の中で絶命トーナメントでの阿古屋との闘いで痛めた古傷の膝を再度痛めたことから、その後の仕合に出るのが不可能となったので、リタイアすることになった。
戦鬼杯後には師匠である関林からの指示で光我を関林と大久保の仕合を見に来るように誘い、光我やその場に居た片原鞘香や椎名ありさらと共に観戦する。その際、プロレスラーとしての視点でプロレスに関する技術や知識を交え仕合の内容を教えている。