悲しみを教えて…
作詞・作曲・編曲:梶浦由記
歌:桑島法子
ラクス・クラインやミーア・キャンベル名義で田中理恵が歌ったキャラクターソングと異なり、あくまで声優・桑島法子が歌った劇中歌という位置づけである。
概要
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の劇中で流れた、ステラ・ルーシェのテーマソングとも言える挿入歌。ステラ本人が鼻歌で歌っていたシーンもあるが、最も視聴者の印象に残っているのは彼女の最期のシーンだろう。
デストロイに搭乗し、狂乱の中ベルリンを破壊していたステラはシン・アスカの説得で一時的に正気に戻り、攻撃の手を止める。しかし、その直後…間の悪いことに、ステラの視界にフリーダムが映ってしまい、そのせいでステラは再び狂乱に陥り、デストロイも攻撃を再開してしまう。
そして…こうするより他にないと判断したのか、キラ・ヤマトはデストロイにビームサーベルを突き立て、デストロイを撃破。それによりステラも致命傷を負い、結果としてシンに看取られつつ息を引き取ることになる。この一連のシーンで本曲が流れるのだがタイミングは仕様により若干異なっており、スペシャルエディションではステラがキラの武力介入で暴走してしまった場面、テレビ放送版ではシンがステラの亡骸を湖に水葬する場面でこの曲が流された。リマスター版での32話では特殊EDとして採用され、シンとステラの幸せそうに映る場面で締めくくっており、猶更物悲しさを引き立たせていく。
作品のタグとして
本曲が流れたSEED DESTINY関連の作品は勿論のこと、タイトルや歌詞の所々に親和性があるせいか艦これ系の作品にこのタグがつけられる事もある。
現状、このタグで検索すると艦これの作品の方が圧倒的に多く引っかかるようになっている。
艦これに限らずとも、その多くが重いテーマを描いたものであるため、涙腺崩壊必至であることには留意されたい。
なお、本曲に限らずとも、梶浦由記が手掛けた楽曲には艦これと親和性が高いものが少なくない(例として、歴史秘話ヒストリアの主題歌「storia」などが挙げられる)。
関連動画
関連タグ
人魚姫:海と言う共通点を持つ。