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滝下毅

たきしたつよし

青二プロダクション所属の日本の男性声優、ナレーター(1975年 - 2013年)。
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おめでとうございます

せめて笑顔でさよならを。

1975年11月5日生まれ、茨城県出身。生前は青二プロダクション所属だった。


人物紹介編集

出身校はラグビーで有名な茗溪学園。小学から8年間ラグビー部に所属していたという。

運動神経抜群でダンスレッスンを受けていたり、アマチュア十種競技で優勝した経歴を持つ。

好きなものは納豆、キャベツ。趣味は舞台鑑賞、パソコン、釣り、バスケ、料理。大の健康オタクであったという。

愛称は「たきちゃん」、「たっきー」、「馬鹿軍師/ビーム軍師(後述の司馬懿から)」、「夜王(容姿が似ている為)」。

手に入れたい超能力はルパンダイブ。理由は「疲れている時便利そうだから。」

猫好きであり、身長は183cmと長身であった。


ゲームのキャラクターボイスやテレビのナレーターを中心に活動していた。

ゲーム真・三國無双シリーズの司馬懿の声で有名。

「フハハハハハッ!!」「馬鹿めが!」「凡愚め!」などの名言をもつ。

本人もこの役を非常に気に入っていたようで、生前の公式ブログアドレスも「http://blog.livedoor.jp/baka_baka_bongu/」(馬鹿_馬鹿_凡愚)となっている。


何かとに縁がある役柄を演じることが多かった。

(司馬懿...「狼顧の相」など狼の異名を持ち、自身を狼に比喩している台詞があったり、

プレイヤーに対し狼に関する質問を持ちかける

芳臣...生前は狼座の聖闘士

ツァイト...狼そのもの)


上述の司馬懿役としての印象が強いものの滝下氏本人の性格は極めて温厚で、無双ファンの後押しがきっかけとなり開設されたブログは非常に丁寧かつ小ボケ溢れる温かい文章で綴られている。閲覧者達のコメントにも一人一人に敬語でありつつボケたりツッコミをいれたり励ますなどして返答しており、気さくで優しさ溢れる人物であった。その為、同期の友人や先輩後輩から良くいじられる愛されキャラだったそう。

閲覧者の一人から敬語の文面に間違いがあることを指摘された時にはお礼の返信と共に感謝の意味を込めて閲覧者の名前に“さまさま(様様)”と付けたりする茶目っ気な一面も。

また司馬懿における高笑いの演技が非常に印象的であったためか、たびたびファンから笑い方についての質問をされては「普段の笑い方は普通です」と返しており、笑い声に関してもあらぬ誤解を持たれていた模様。



2009年10月31日、同じ事務所の声優「鹿野潤」と結婚。

ゲーム無双Orochi2では、司馬懿役(滝下)とガラシャ役(鹿野)で共演しており、

無双ファンを驚かせた。その反響はpixivのタグにパパさまウルトラスーパーオメガ号泣と付けられる程。


突然の訃報編集

新作真・三國無双7においてファンの念願であった司馬懿の妻がプレイアブル化し、滝下氏の演じる司馬懿を中心としてきた新勢力「晋」も一層賑やかになり、無双ファン達も喜びに包まれていた。


そして三國無双シリーズの声優達が集うコンサート「声優乱舞」において滝下氏本人は登場しなかったものの、生アフレココーナーでゲーム内の司馬懿のボイスが使用されたり、長男の司馬師役である置鮎龍太郎氏が「次は家族3人で!」と豪語するなどの嬉しい場面があり、ファン達を喜びで沸かした。

滝下氏本人も客席で見守っており、終了後に息子役でありながら事務所の先輩であった置鮎氏にメールで「次回は是非一族で」と送り、氏自身もいつの日か声優乱舞に出る事を楽しみにしていた様子であった。






しかしこの作品の発売直後の2013年3月10日、誰もが予想していなかった悲劇が訪れる。



調布市市内で帰宅途中の転落事故により帰らぬ人となってしまったのだ。まだ37歳という若さだった。

10日午前に多摩川河川敷で遺体となって発見された。

経歴についての真相は定かではない。



「7」発売の矢先に起きた突然の訃報に多くの声優や無双ファンが悲しみ、三國無双の公式サイトも彼を偲んで司馬懿の特別壁紙をアップした。

三國無双のスタッフともかなり親交が深かった為か、過去に何人もの無双シリーズの声優方が死去している中ここまで哀悼の意を示されたのは氏だけである。

結果的に声優乱舞で姿を見せる事は叶わず、司馬懿の後任は司馬師を演じている置鮎龍太郎氏が引き継いだ。


だが彼の残した司馬懿の声は今でも愛され続けており、スマホアプリ『三國無双 斬』での司馬懿のイベントムービーでの司馬懿ボイスは後任の置鮎氏ではなく、彼の現存ボイスをそのまま使ったものになっている。

司馬懿の声だけに限らず、天道総司もとい仮面ライダーカブトの声を務めていた「仮面ライダーバトライドウォー」の続編においては生前から「声の雰囲気が本家の水嶋氏に似ている」とプレイヤーの間で好評であったこともあり、ライブラリ出演という形で生前のボイスが使われた。


主な出演作編集

ゲーム編集


袁術劉表などの一般武将(真・三國無双シリーズ)*3

・ヒルダ・モーリャン(モバイルゲーム「Dear My Lord」)


*1 真・三國無双7猛将伝ではライブラリー出演、後任は7empiresで置鮎龍太郎

*2 後任は龍谷修武(没後に発売された『英雄伝説 碧の軌跡 Evolution』以降)。

*3 5から7まで、7猛将伝の追加台詞および7empiresでは金本涼輔が担当、ただし7猛将伝の無印からの台詞、システムボイスのみライブラリー出演


アニメ編集


クロネコ海賊団の手下(ONEPIECE)


吹き替え編集

・ジェイク・テイラー(ネバー・バックダウン)※主演

・カルロス(パワーレンジャー・ターボ)

・アラン(ホスピタル)


OVA・その他編集

・ブラックラー(トミカシリーズ)

・間違い電話の声(テレビドラマ「セクシーアンドボイスロボ」)

天の声(司会・進行役)(関ジャニ∞ライブツアー2013)


TVナレーション編集

・「はぴふる!」

・「恋するフットサル」

・「FIVBワールドカップバレーボール2008」

・「ロデオ倶楽部」


関連動画編集

滝下氏が出演していた舞台関連の映像。残念ながら声優関連の顔出し映像は一切残っていない。

出演していた舞台の予告動画。副官エリゴール役として予告映像に登場しているが、今となってはかなりショッキングな場面が流れるので視聴注意。DVDは現在でも購入可能であり、特典映像では氏のお茶目な域を軽く超えたオフショットが視聴できる。外部リンク


一寸法師役であるのに遊び心で猫耳を付けている。(御本人曰く犬耳だと思っていたそう)

この舞台作「新・羅生門」において他にも何人かのインタビュー動画がYouTubeに配信されているが猫耳を被るようなおふざけをしているのは氏のみである。


(当動画に加えて「4/5」「5/5」にも登場している)

2012年に上演された舞台「ドラキュラバー」では過激派ドラキュラ族のリーダーかつ残念なイケメン、レオン役で登場。

オールバックの髪型に加え、胸元をはだけさせたレザースーツという非常にセクシーな衣装で登場している。

「5/5」の最後のスタッフロールにおいてはお辞儀の後に後ろの役者仲間たちからいじられている様子が見える。


関連リンク編集

滝下毅 - Wikipedia

御本人のブログ:身に覚えは無いが、心当たりは沢山ある。


関連タグ編集

鹿野潤 声優 パパさまウルトラスーパーオメガ号泣

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