概要
『トロピカル〜ジュ!プリキュア』第23話で見せた激おこのキュアラメール。
この23話で現れた怪物ゼッタイヤラネーダは、ローラが先に海に投げた自分の願い事を書いた石を素体に生まれたものだった。そして、ゼッタイヤラネーダの背中にはその願い事の文字がでかでかと書かれていたのだ。
戦闘中にそのことを気付いたラメールは大変焦ることになる。彼女の願い事は、仲間たちにバレると笑われるかもしれないという恥ずかしさから秘密にしてたのだ。
だが、仲間たちは背中に何か書かれていることに気づき、それが攻略に繋がるかもとか言い出す。
これはヤバいとテンパったラメールは、放送事故手前の顔芸を披露しつつ、なんとゼッタイヤラネーダをかばう形で仲間たちの前に立ち塞がる。
まさかプリキュア同士の戦いの勃発かと思われたが、直後にラメールはたった一人でゼッタイヤラネーダに猛烈な攻撃を与え出す。
突然バーサーク状態になったラメールに仲間たちが呆然とする中、当のラメールは仲間たちに手出しをさせないままゼッタイヤラネーダからやる気パワーを取り戻し、さらにシャボンフォームで浄化した。チームワークとか仲間の絆とかどこ吹く風でここまで一人で全部やってしまった。
普段はローラがキュアラメールに変身すると、変身前に比べ我儘な態度は鳴りを潜め、冷静で大人びた精神かつ口調になるが、この時ばかりはローラの素が出てしまったと言えるだろうか。
最終的には、ゼッタイヤラネーダ撃破後、まなつからは「もぉ~っ、今回は良かったけど、あんまり無理はしないでよ」と言われ、ローラも「分かってるって」と皆に素直に謝った。
…とまあ、秘密を守るためにここまで頑張ったけど、バーサーク中にゼッタイヤラネーダに背負い投げを決めたので、結局は背中に書かれた願い事は仲間達全員に見られてしまっていたのだが…
余談
何故こんな顔芸になったのかというと、冒頭のまなつたち4人は、まなつの父である大洋は、海の家兼スクーバダイビングの店を営んでいて、トロピカる部の4人と父はスクーバ体験を堪能していたが、ただ一人、砂浜で佇んでいた彼女。皆と一緒にスクーバ体験を楽しめない悲しみ(?)が、ローラ及びラメールをあんな風に変えてしまったと思われる。
因みにこの顔はローラがラメールに覚醒する前のエピソードにて、保育園の職業体験に登場したワタルもアゲハチョウの生態についてする際にこれに近い顔芸を披露したことがある。
関連タグ
ミシマオコゼ:何となく顔芸が似ているから。
ハリセンボン エイリアンフィッシュ:動物的での顔芸での威嚇(?)系から。
もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな:まさにこれの実例であった。そしてこれに近いセリフを実際に劇中で言われてしまった。
激昂したキュアスカイ:2作品後に登場するプリキュアが怒ったタグ。こちらは顔芸どころか素顔を明かさなく、冗談ではならない状況だった。