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演:鈴木福


概要編集

物語の鍵を握るというスケッチブックを持った少年。その正体はかの仮面ライダースーパー戦隊シリーズを生み出した漫画家・石ノ森章太郎その人


余談編集

  • 少年役の鈴木氏は大の仮面ライダーファンであり、『仮面ライダーOOO』第10話にてモブとしてゲスト出演した事がある。
    • そして、本作から約1年後の『仮面ライダーギーツ』にてジーン役として仮面ライダーシリーズ3度目の出演且つ初のレギュラー出演を果たしている。

  • ファンからは、映画のキャッチフレーズや「禁書」がキーアイテムであること、予告で使われたシーンにて彼が絵を描いていることなどから、正体は石ノ森章太郎ではないかと言われていたが、公開記念舞台挨拶において、演者である鈴木氏が自身の役を公表。予想通りであった。


関連タグ編集

スーパーヒーロー戦記

石ノ森章太郎

仮面ライダーシリーズ スーパー戦隊シリーズ

闇芝居…第3期のオープニングでは、彼に良く似たスケッチブックを持った少年が登場する。























以降は映画のネタバレ注意

















劇中ではまずゼンカイジャーの世界に現れ、そこでセイバーゼンカイジュランの戦いを観ながらスケッチしていた。その際戦っていたドーギュンに襲われかけるがペンから謎の力を発生させたバリヤーを張り防御した。その後も逃げるように促されるが無視し一緒にゼンカイジャーの世界に飛ばされた。須藤芽依に出会い以後彼女に懐くようになる。その後、カラフルに同行した後に里見八犬伝の世界に飛羽真ジュランら共に八犬伝探しに出る。その後も様々なヒーローに出会うが道中で自分の描きたいヒーローじゃないと苦言を申していた。その後八犬伝の世界から脱出するアスモデウスの会話の中でヒーローを描かないという思いが芽生えてしまいスケッチブックの絵を破いてしまうが、それと同時に戦っていたヒーロー達も消えてしまいアスモデウスによって世界から消されてしまう。























その後現実の世界に戻ったと思われる章太郎は先ほどまでの出来事をモデルにした漫画を描き、芽依とともに喜んでいたが、そこに章太郎の正体に知った飛羽真が現れる。そこでヒーローを書こうとすると悪の部分が出てしまうという本音を漏らす。だが飛羽真はそれを肯定し、ヒーローを通して人間を書こうとしているのだと語る。そして自分がこれから未来に続くヒーローたちの神であると諭す。それに気付いた章太郎は自分だけのヒーローを描き、物語の世界に戻ると自らが描いた二人のヒーローが現れる。そしてそれに続くように歴代のライダーと戦隊レッドが集まり最後の戦いになった。戦いの途中アスモデウスがヒーローは二次創作に過ぎないと語るが、それを否定し自分はヒーローを通して人間を描いているんだと反論した。その後新たに現れた二人の仮面ライダーを観てこういうのも好きだと太鼓判を押した。戦いが終わったあと1号の変身を解いた本郷猛が先生と呼んだ事、ようやく会えたと言ったことからいずれ自分は死んでしまうと悟るが、自分が作ったヒーローが死んだ後もずっと残りその時代の子供達に感動を与えていると聞くと、現実の世界に帰っていった。


余談

芽依に良く懐いていた理由は最後まで明らかにならなかったが、これに関しては恐らく実在した章太郎の姉である石ノ森由恵(小野寺由恵)と重ねていたからではないかと思われる。(奇しくも、この時の芽依の年齢は23歳で、急逝した由恵と同じ年齢であった。)

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