概要
スーパー戦隊シリーズの最終回付近で行われる恒例行事である。
初出は五星戦隊ダイレンジャー(メイン画像)。
通常、名乗りは変身後に行われるが、最終回辺りでは熱い演出の1つとして素面で名乗るパターンが増えてきている。
変身は可能だが、敢えて生身で名乗り後に変身するパターンと変身自体が不能になったパターンがあり、素面名乗りの多くは前者。
演者の表情が見えるため、かなりエモい演出。
ちなみに『キョウリュウジャー』ブレイブ40のように、大して熱い場面でもなく(寧ろギャグ寄りのシーン)、最終回間近ではない場合でもやることがある。
パターン
変身前の状態で個人名乗り→全体名乗りを完遂する
・機界戦隊ゼンカイジャー(※①)
・王様戦隊キングオージャー(※②)
※①主人公の五色田介人を除く4人がキカイノイドであるため、メタ的に言うと「素面」とはとても言い難いが、変身前状態での名乗りなので一応記載。
※②五王国の国民がそれぞれ各国王の後ろに控えており、全体名乗りに至っては国民と王全員で叫んでいる。
顔出し状態(頭部以外変身した状態など)で個人名乗りを行い、名乗り完了後に全ての変身が完了する
例外
・激走戦隊カーレンジャー(全体名乗りのみ)
・炎神戦隊ゴーオンジャー(マスクオフ状態)
・特命戦隊ゴーバスターズ(実際は変身しているが、生身で名乗っているような演出を行った)
・動物戦隊ジュウオウジャー(ジューマン達は名乗り時にジューマン形態も見せている)
特にダイレンジャーはシリーズ中屈指の名乗りポーズの難しさを誇っていたため、変身前を演じる演者がその変身ポーズをやり遂げた事は「アクション俳優としての成長の明かし」としてマニアから絶賛された。
なお、異なる文脈でだが、「ジャッカー電撃隊」13話の戦闘終了後のエピローグで、スペードエースとハートクインのみ、素面での名乗りポーズを行っているシーンがある。