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概要編集

1980年11月から1981年6月にかけて、テレビ朝日系列局(ただし系列除く)にて放送された刑事ドラマ

制作は勝プロダクション。


殺人以外のワルは一通りやってしまった」と言う、トンでもないヤクザ者から奇跡的に立ち直り、警察官、さらには刑事にまでなってしまった男・山本大介が、(主に)少年犯罪に挑む姿を描いた。


暴れん坊将軍」(テレビ朝日系列局ほか)にて人気が上昇した松平健(メインイラスト参照)を、あえて現代劇(ドラマ)に起用した作品であったが、裏番組にナショナル劇場TBS系列局ほか)とNHK特集(NHK総合)が控えていた上、日本テレビフジテレビの番組交代の隙を突くことも出来ず(日本テレビは「紅白歌のベストテン」→「ザ・トップテン」、フジテレビは「ただいま放課後」→「気になる天使たち」)、視聴率は低調に終った。


登場人物編集

山本大介(演:松平健

主人公。警視庁愛住警察署捜査課の刑事。

両親を早くに亡くし、祖父母の元で育てられたが、中学の頃から荒れ始めてしまい、先述の通り殺人以外は何でもやってしまったという。だが、親身になってくれた刑事と出会ったことで見事更生を果たす。

そんないきさつがあるため、非行に走る少年少女達を救おうと奮闘する。

ウイリスジープ(のライセンス生産版J58型)を乗り回す。

大沢淳子(演:水沢アキ

愛住署の嘱託医だが、鑑識のお手伝いに狩り出されることがしばしばある。

本作のヒロイン的存在。

速水達郎(演:荒木しげる

大企業の御曹司でありながら、両親に反発してノンキャリアの刑事を志す。理論派だが甘ちゃん。

特命課に見た目が似た人がいたが気のせいである。

岩下頑(演:宍戸錠

愛住署捜査課長。

口うるさく、何かと厳しすぎるオッサン。だが統率力と包容力はとある警察署捜査一係長にも引けを取らない。

大介がしばしば出すハメになっている始末書を平気で破り捨てる、かなりアナーキーな人。

中村鉄男(演:坂上二郎

科学捜査に頼らず、現場第一をモットーとするベテラン刑事。実は大介にとっては恩人に当たる。

どこぞの警察署に見た目が似た人がいるが気のせいである。

ナレーター(声:不明)

次回予告でのみ喋る。独特な声や言い回しを発する。



主題歌編集

「夜明けまで」歌:松平健 作詞:山川啓介 作曲:堀内孝雄


作曲を手掛けた堀内は、後にこの曲のメロディーを使い、荒木とよひさに詞を作り直してもらった「影法師」という曲を1993年4月にリリースしている。ちなみに「影法師」もまた、刑事ドラマの主題歌だった。


関連タグ編集

刑事ドラマ

三菱自動車:劇中に登場したパトカー車両の提供を行った。

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