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概要(棋士プロフィール)編集

棋士番号233
生年月日1982年6月24日(39歳)
出身地兵庫県西宮市
師匠滝誠一郎八段
段位八段
保持タイトル-
竜王戦2組(1組-6期)
順位戦B級1組10位(A級-2期)

出身は兵庫県だが、関東所属である。

棋歴編集

年度主な実績
1994年度滝八段門下として6級で奨励会に入会。
1999年度第25回三段リーグにて14勝4敗1位の成績となり、10月1日付で四段昇段(プロ入り)。
2006年度準タイトル戦である第25回朝日オープン将棋選手権戦挑戦者決定トーナメントで森内俊之名人、深浦康市八段らを破り決定戦進出。決定戦でも鈴木大介八段を破り、羽生善治朝日選手権者への挑戦権を獲得。羽生朝日との番勝負は1勝3敗で敗退。
2008年度第2回朝日杯将棋オープン戦において、佐藤康光棋王を破るなどして決勝進出。決勝戦で久保利明八段に勝ち、全棋士参加棋戦初優勝を果たし、七段へ特別昇段。
2009年度第17期銀河戦決勝戦で深浦王位を破り棋戦優勝。
2013年度第71期B級1組順位戦では9勝3敗2位の成績をおさめ、A級昇級と八段昇段を決めた。
2014年度初参加となった第73期A級順位戦では不振にあえぎ最終成績が0勝9敗となり、順位戦A級では史上4人目の皆勤全敗となった。
2017年度第76期B級1組順位戦では、森内九段のフリークラス転出や三浦弘行九段の地位保全の関係で10名で行われた。結果最終成績が6勝4敗2位となり、4期ぶりのA級復帰を決めた。
2018年度2期目となる第77期A級順位戦でも73期同様不振にあえぎ、8回戦時点で0勝8敗となり前回同様皆勤全敗となる可能性もあったが、最終局で佐藤康九段に勝利した結果最終成績1勝8敗での降級となった。

余談編集

  • 2015年4月11日、電王戦FINALにおいて電王AWAKEと対局。しかし、阿久津は「あえて自陣に角を打たせる隙を作り(そこに角を打つと数手後に捕獲される)、ソフトに角を打たせるよう誘導する」というソフトの欠陥をついた指し手を行った。結果、序盤早々に元奨励会員の開発者が独自判断で投了し21手で阿久津の勝利となった。
  • 棋風は居飛車党で、激しい攻め将棋。得意戦法は角換わり。羽生九段と同じ八王子将棋クラブの出身。
  • ルックスが話題になることがあり、山崎隆之八段・斎藤慎太郎八段が「西の王子」と呼ばれている事に因んで「東の王子」と呼ばれている。将棋ファンからは「あっくん」と呼ばれる事もある。
  • 解説におけるフォローにも定評があり、ニコニコ生放送などでは一般の解説者であればコメントに困るような意気込みに対してもフォローを忘れない紳士である。よってネットでは「フォロー九段」と呼ばれることがある。
  • 棋界きってのギャンブラーでもあり、麻雀競馬パチスロに目がない。

関連タグ編集

将棋 棋士 フォロー 王子

外部リンク編集

阿久津主税|棋士データベース|日本将棋連盟

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