曖昧さ回避
- 1941年に作曲されたジャズのスタンダードナンバー。原題は『Take the 'A' Train』。
- アートディンクから発売されている鉄道経営シミュレーションゲームのシリーズ。本記事で記述。
- 2011年秋より、JR九州が熊本駅~三角駅間にて運行しているJR三角線系統の特急列車。車両はキハ185系2両編成。
A列車で行こう(ゲーム)
A列車で行こう -時は金なり、時は夢なり-
概要
1985年12月にアートディンクから発売されたパーソナルコンピューター用ゲームソフト。「PC用に作られた世界初の鉄道ゲームであり、箱庭ゲームでもある('ログイン 『A列車で行こう9』発売記念 特別号'4頁、原文ママ)」。
「A列車で行こう」シリーズの基礎概念『会社を経営する』『旅客列車で運賃収入を得る』『貨物列車で資材を運び建物を建設させる』が確立した作品でもあった。
プレイヤーは北アメリカ大陸にて鉄道会社の経営者となり、会社経営と現場監督をこなす傍らアメリカ合衆国の大統領を乗せた「大統領列車」を目的地まで送り届けることを目的とする。
大統領列車を無事に目的地へ送り届けたらゲームクリア。「他の列車とA列車が衝突事故」「資金ゼロ」「365日以内に大統領列車が目的地に着かない」のいずれかでゲームオーバーになる。
登場キャラクター
グラフィックは「地図やレーダーを見ている」ような見た目といった印象に近い。
- 列車
- A列車
- 「A」と大きく表示された1つの円記号。線路の建設や解体の可能な列車。マップを移動したり、構築物を建設・解体する際に資金を消費する。他の列車と列車事故を起こすと即ゲームオーバー。
- 旅客列車
- アラビア数字の赤い円記号の後ろに「P」と書かれた円記号が付随した見た目。線路を接続すると自動的に運行開始する。始発駅で乗客を乗せ、終点駅で降ろし運賃収入を得る。他の列車と列車事故を起こすと「多額の賠償金を支払う」というペナルティが生じる。
- 貨物列車
- アラビア数字の青い円記号の後ろに資材アイコンの記号が付随した見た目。線路を接続すると自動的に運行開始する。始発駅で資材を乗せ、終点駅で降ろす。他の列車と列車事故を起こすと「多額の賠償金を支払う」というペナルティあり。
「A列車で行こう」シリーズ
株式会社アートディンクが手掛ける経営シミュレーションゲーム。パーソナルコンピューター向けと家庭用ゲーム機向けの両方を扱っている。
初代「A列車で行こう」と1988年発売の二代目『A列車で行こうⅡ』は街の発展と会社経営を礎に、「特別な列車をいかに早く目的地に送り届けるか」に主眼が置かれた、〈パズルゲーム〉に近い性質を持つゲームとなっている。都市開発シミュレーションゲームとして世に出たのは1990年発売の「A列車で行こうⅢ」からと、1989年に発売された『シムシティ』より一年遅い登場となった。
pixivでもわずかながら作品が投稿されており、一編集者がタグ部分一致で確認した限りでは『A列車で行こうHX』ないし『A列車で行こう8』、『A列車で行こうDS』、『A列車で行こう9』、『A列車で行こう3D』、『A列車で行こうはじまる観光計画』を使用したり、題材にした作品が見られた(2023年9月7日時点)。「ゲーム画面のスクリーンショットをアップロードする」という、ガイドライン的にグレーゾーンな投稿が多い。
このうちA列車で行こう8については一ユーザーがMODを使用し、あたかもゲームに最初から収録されている鉄道車両のようなデザインの、当作品プレイヤーにとって「違和感なし」と感じるであろう二次創作3DCG作品がタグなしで投稿されている。
外部リンク
ゲーム関連
関連タグ
A3(別ゲームのタグとしても使用されている為、検索には不向きである)