Gガイド
じーがいど
ジェムスターTVガイド・インターナショナル社(米国)が開発した独自技術に基づき、インタラクティブ・プログラム・ガイド社が提供する電子番組表サービス。
日本では株式会社IPGによりサービスを提供。番組表内の広告宣伝費から上記社へのライセンス料を支払う形で運営している。
サービス名称のGは社名の頭文字からで、かつて従来の予約システムだったGコードのサービスを新聞等メディア媒体向けに提供していたことに由来する。Gコードよりも簡単操作で手軽に番組の録画・視聴予約ができる。テレビ以外の媒体では外部リンクの公式サイトとスマホ・タブレット(アプリ)が中心。これ以外では特に家庭用のコンピュータゲーム機のソフト化といったことはなかったが、例外的にWiiのテレビの友チャンネル内でも閲覧可能だった。
ちなみに、コピープロテクトでお馴染みのマイクロヴィジョンだったティーボ社を子会社に持っているため、技術的に連携している関係もある。
ここでは、日本向けについて解説。
2015年3月現在地上デジタルテレビ放送、BS・CS110度デジタル放送で番組表サービスを提供している。
民間の番組表配信サービスでは唯一の全国世帯カバー率100%を誇るのが特徴で、テレビ朝日系フルネット局のある地域でしか利用できなかったADAMS-EPGに差をつけていた。
地上波
1998年サービス開始。原則として番組表データの配信はTBS系列局が行っているがTBS系列のない秋田県、福井県、佐賀県ではフジテレビ系列が、同じくTBS系列の存在しない徳島県では四国放送がホスト局となっている。
アナログ放送では垂直帰線区間の10番目から13番目にデータを重畳する方式によって1日5回、デジタル放送ではデータ放送を利用して1日24回データを更新する。(北海道放送テレビのみ1日22回)
1999年、日本企業のインタラクティブ・プログラム・ガイド社(現:株式会社IPG)によるGガイドが開始された。後にこちらが日本全域に普及し、現在に至る。
ちなみに、アナログ放送サービスの終了までの期間はアナログ放送の番組表を衛生放送で受信できた。