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HALO

へいろーまたははろ

「光の輪」「後光」を意味する言葉。Microsoftが発売しているゲームシリーズについて記載する。
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曖昧さ回避編集

  1. 光の輪、後光を意味する言葉。
  2. 高高度降下低高度開傘を意味するHigh Altitude-Low Openingの略称。
  3. ビデオゲームシリーズのタイトルおよび、作中に登場する環状建造物の名称。
  4. F1などのフォーミュラカーにおいて2018年から導入されたコクピットの防護装置。命名は1から。

HALO (ビデオゲームシリーズ)編集

Microsoftが発売しているゲームシリーズ。

2001年に発売されたXbox用、Xbox360用のFPS『Halo: Combat Evolved』を第一作とする。

全世界規模で累計3400万本以上の販売を達成し、Xboxでもっとも成功したゲームタイトルとされる。

FPSと言えばマウスとキーボードを使って遊ぶPCゲームという印象が強かったが、本作の登場により家庭用ゲーム機でFPSを遊ぶということを定着させた記念的作品。

その他にも家庭用ゲーム機で遊ぶために「左スティックで移動、右スティックで視点操作、トリガーで攻撃」といったFPSにおける基本操作の確立、「物陰に隠れて攻撃をやり過ごすとアーマーが自動回復」などといったシステムを取り入れ、FPSのデファクトスタンダードとなった。


タイトルの「HALO(ヘイロー)」は作中に登場する巨大な輪の形をした人工天体で、初期作品ではストーリーの主軸に置かれていたが、後年ではヘイロー自体はほとんど関わらない、下手をすれば登場すらしないものも多い。


本来『Marathon』の後続作として企画された作品だった。そのためかわからなくても『Marathon』の痕跡がゲーム内に残っている。


ゲーム (オリジナル・トリロジー)編集

Bungie が開発を担当した旧3部作。

FPSとしては珍しくヘッドショット判定がある武器と無い武器がある。

Halo: Combat EvolvedFPSを「マウスとキーボードでプレイするPCゲーム」から「家庭用機のゲームパッドでプレイできるゲーム」へと意識改革に成功させたゲーム。2017年に「ビデオゲームの栄誉の殿堂」入り。
Halo 2武器の両手持ち、敵側であるコヴナント視点のストーリーが追加など、プレイの幅が大幅に広がった続編。
Halo 33部作最終作。蹴りをつける時が来た。

ゲーム (リクレイマー・トリロジー)編集

343 Industries が開発を担当する新3部作。

日本語版の旧3部作からマスターチーフとコルタナの声優が変更された。

Halo 4前作で行方不明になったチーフのその後から始まる。
Halo 5: Guardians新主人公「スパルタン・ロック」が登場。ODSTに出ていたキャラも登場。
Halo infiniteナンバリングが外れたが実質6。

ゲーム (外伝タイトル)編集

HaloWarsHALOシリーズの1つだが、ゲームジャンルはFPSではなくRTS。ストーリーラインでは最古の2531年の出来事を描く。
Halo 3: ODSTSPARTANではなく、プレイヤーはODSTとして2552年のコヴナント戦争末期を戦う外伝。「3」の前日譚であり、「2」のスピンオフでもある。(時系列上では「2」と同じ)
Halo:ReachSPARTAN-Ⅲとしてリーチ攻防戦を戦う内容だが小説版とのタイムラインが微妙に異なる。Bungieが最後に手掛けたシリーズ作品。
HaloWars2HaloWarsの続編。前作から28年が経過した2559年の出来事を描く。

OVA作品編集

Halo Legends日米合作のOVA作品群。STUDIO4℃東映アニメーションボンズプロダクションI.G(ビィートレインも参加)、カシオエンターテイメントの5社が参加、荒牧伸志押井守が監督を務めた。

実写映像編集

Halo 4: Forward Unto DawnHalo4を題材にした短編実写ムービー。日本語吹き替えでは、マスターチーフとコルタナの声優がオリジナル・トリロジーの谷昌樹小池亜希子に戻っている。
HALO(テレビドラマ)製作にスティーブン・スピルバーグが関わる。U-NEXT独占配信。惑星リーチ陥落前から始まり、オリジナル登場人物も交えたストーリーが描かれる。

コミック編集

Halo: Uprising
Halo: Blood Line
Halo Graphic Novelさまざまな作家によるグラフィックノベルのオムニバス作品集。唯一、日本人として漫画家の 弐瓶勉 が参加している。

小説(日本語版)編集

北米ではゲームが発売される前に小説が発売されていたが日本では2012年5月まで発売されなかった。

下記6冊以外にも翻訳されていないが複数の外伝が出版されている。

The Fall of ReachHALO:CEが発売される少し前に出版されておりゲーム中登場するSPARTAN-Ⅱについて詳しく描写されている。
The FloodHALO:CEの小説版に近いが海兵隊員等の目線で見たヘイローでの戦いが描かれている。
First Strikeアルファヘイローから生還後残存SPARTAN-Ⅱとジョンソンらが地球へ帰還するまでのストーリーでHALO:CEの後日談にしてHALO2の前日談。
Ghosts of OnyxSPARTAN-Ⅲ計画について描かれ非人類起源の遺跡が存在するオニキスがデルタヘイロー起動中止の影響で戦闘状態になったセンチネルや遺跡奪取のため派遣された大規模なサンヘイリ軍の侵攻が描かれた。
Contact Harvest人類とコヴナントが初めて接触しコヴナント側の虐殺行為から人類が生き残るために全面戦争に発展する。
The Cole Protocol反乱軍がコヴナントに対して武器供与の対価に地球の座標を売り渡す計画が進んでいるのをONIが察知しルーブルにおいてUNSCとコヴナントそして特殊任務を専門とするグレイチームの戦いが始まる。
Halo GlassLands2553年のコヴナント戦争終結後の世界を描く。 


用語編集

UNSC編集

国連宇宙司令部(United Nations Space Command)の略。

地表防衛を担う陸軍・空軍、水上艦艇や宇宙艦艇を運用する海軍を有する。


スパルタン編集

UNSCの特殊部隊及びその隊員のこと。


ヘイロー編集

作品のタイトル名にもなってる惑星サイズの巨大リング状建造物。

フォアランナーと呼ばれる古代人が残した対フラッドの最終兵器。起動すると周囲約25000光年内に存在する全知的生命体を消滅させてしまう。


コヴナント編集

フォアランナーの崇拝を掲げ「大いなる旅立ち」を目的とし、様々な種族から構成された異星人連合。

Halo1~3で人類に対して戦争を起こし敗北。Halo5で完全に壊滅した。


フォアランナー編集

遥か昔に銀河全体を支配していた種族。

しかし、突如現れた「フラッド」という怪物によって絶滅寸前まで追い詰められ、最終兵器「Halo」を起動。わずかな生き残りと共に新天地を求め銀河の外へ旅立ったとされる。


フラッド編集

知的生命体に寄生し、寄生体の知識を吸収しながら爆発的に繁殖する生物。

あまりの感染力にフォアランナーの文明をもってしても「餌となる生命を根絶する他に対処法はない」と結論づけられるほどの脅威。




関連タグ編集

FPS Xbox360 Microsoft 洋ゲー

マスターチーフ ODST アービター コヴナント MA5B

たやすいことではない

バーチャロン リュウ・ハヤブサ デッドオアアライブ


その他編集

リングワールド巨大人工建造物としてのHALOの元ネタ。こちらは太陽系サイズであるため更に大きい。
デッドオアアライブ4ゲストキャラクターに女性スパルタンのSPARTAN-458が参戦した。それにあやかり、Halo3ではリュウ・ハヤブサを元ネタにした『HAYABUSA』アーマーが登場した。
バーチャロンスーパーロボット大戦参戦時にチーフというオリジナルキャラクターが登場した。元ネタはマスターチーフで、声優も谷昌樹が務めた。
ベヨネッタゲームに登場するアイテム『ヘイロウ』繋がりで、ロダンがHaloネタをつぶやいた。


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