曖昧さ回避
他の用例は→シャープ
概要
大阪府堺市堺区匠町1に本社を置く日本の総合電機メーカー。2016年7月1日に大阪市阿倍野区長池町から本社を移転した。
1964年に世界で初めて商用の電卓を発売したメーカーであり、液晶関連技術に強いことで定評がある……が、真髄は白物家電での変態ぶり(詳細は【外部リンク】→ハッシュタグ「#お前らの昭和をばらせ」でシャープ公式の画像フォルダが火を吹いた)
2014年には、こんなロボット掃除機を(期間限定ながら)発売してしまった。更に2021年にはこんな調理器まで作ってしまったそうである。
他には「穴なし槽全自動洗濯機」もシャープの特許だが、元は1985年ごろ三菱電機がやって失敗したネタだったりする。
電子レンジの「チン」はシャープ発祥。
任天堂とは玩具の光線銃シリーズ時代からの付き合いであり、液晶の需要が頭打ちしていた頃にゲーム&ウォッチを共同開発したことで、再び液晶工場を盛り返すことに成功した。
以降の任天堂ゲーム機でも技術提携しており、ファミコン互換機の「ファミコンテレビC1」「ツインファミコン」や、スーパーファミコン互換機の「SF1」等を発売している。
ゲームボーイシリーズ及びニンテンドーDSシリーズの液晶画面もシャープ製である。
また、かつてZaurusというスマホにあと一歩だった悲劇の製品を送り出していた。
2000年代前半は「世界の亀山」ブランドによりシャープが一躍躍り出る。しかしながら、亀山工場へ投資した矢先、液晶の急速なコモディティ化、地デジ化特需の終了、海外メーカーの台頭を受け、スマホ時代を目前にして失速。直接の関係は無いが2009年には秋葉原名物シャープの大看板も無くなった。もっとも、自社パテントを大事にしていたこともあり、再建の際に支援元やその条件を選り好みする余地は確保していた。
2012年に創業100周年を迎えたが、円高・構造不況などにより経営悪化の憂き目に遭い、台湾の鴻海精密工業の下で経営再建を行うことになった。
このため現在のシャープを海外企業とする向きもあるが、鴻海の株式保有率は高いものの上場廃止には至っておらず、日本の東証一部上場会社である。
公式Twitterアカウント(@SHARP_JP)があるが、公式Twitterでも5本の指に入る公式が病気アカウントであり、人気を博している。
ちゃんと自社製品の宣伝も行っているが、よく見られるのが、「アニメキャラの誕生日を祝う」ツイートである。これでも一応世界に名が知れ渡る大企業である。
またタニタの公式アカウントと仲良しで、それがまさかの漫画「シャープさんとタニタくん」としてpixivで公開されている。
※ニュースリリースなどを専門に行うアカウントもあり。
中の人は、現在、フリーランスでシャープ専業ではない。
つい先日、シャープは新事業を興した。その中の画像で、「右のオジサンは誰?」の返答が「知らん」フリー画像にしろ、画像の人物の許可を取らないのはシャープスタイルか。
余談
過去にシャープペンシルを製造して販売したことがあり経営の都合で事業売却こそしたが、現在の社名はこのシャープペンシルから取られたのである。
外部リンク
関連タグ
メーカー X1 X68000 AQUOS zaurus 電子ノート Brain W-ZERO3 COCOROBO
maimai:自社製洗濯機に似ているということでコラボレーションした。
コトブキヤ:「ブキすぎる掃除機」が切っ掛けでコラボレーションした。
シャープペンシル:創業者(早川徳次)が命名。
東京地下鉄道(現東京メトロ):創業者が同姓同名の『早川徳次』。但し読みは異なる。
(シャープ創業者は「はやかわ とくじ」に対し、東京地下鉄道創業者は「はやかわ のりつぐ」)
Dynabook:東芝のパソコン事業をシャープへの事業譲渡で引き継いだ会社及びパソコンのブランド。かつてシャープも『Mebius』(メビウス)ブランドでPC・タブレットPCを販売していた。
ノブ(千鳥):高校卒業後、営業職として福山工場に1年在籍した。
Leica:提携してLeicaカメラの機能を持ったスマートフォンを開発した。
葬送のフリーレン:アニメ最終回後、家電コラボを発表した。ある意味でも家電のフリーレンである。
ファミリーマート:マルチコピー機として納入先。