次へと踏み出す
周囲からの期待は
気にしないでおこう
でも自分自身への期待は
なにより大切にしよう
ただし結果を出したとしても
得意顔は一瞬のこと
すぐさま背筋を伸ばし
次に解くべき課題を
見つけて踏み出すんだ
それが僕のキャリアプラン
- 名馬の肖像 2019年朝日杯フューチュリティステークスより
概要
アドマイヤドンは、1999年5月17日生まれ、父ティンバーカントリー母ベガ。通算25戦10勝。松田博資厩舎。
アドマイヤベガの半弟なのでデビュー前から期待されていた。
2001年デビュー、朝日杯フューチュリティステークスを制しGI初制覇、最優秀2歳牡馬受賞。
2002年クラシックで皐月賞7着・日本ダービー6着・菊花賞4着と伸び悩んだが、ダート戦に矛先を変えJBCクラシックで7馬身差の圧勝GⅠ2勝目。しかしジャパンカップダート3着、2003年フェブラリーステークスでは出遅れや接触などの不利があり11着。
半年の休養後エルムステークス9馬身差の圧勝⇒南部杯4馬身差の圧勝GI3勝目⇒JBCクラシック連覇3馬身差圧勝と完全復活し、ジャパンカップダートでアメリカのフリートストリートダンサーと判定は4センチ差の大接戦を演じたが2着、アナウンサーがアドマイヤドンが勝ったと間違えた程のレースだった。
2003年最優秀ダート馬を受賞。
2004年フェブラリーSを制覇しGI5勝、ドバイ遠征ドバイワールドカップは8着、帰国して帝王賞制覇しGI6勝、南部杯は2着、JBCクラシックを制覇し史上初の同一GⅠ3連覇。
JCダートは同厩舎のタイムパラドックスにまさかの敗戦、3年連続で勝てなかった。
2004年最優秀ダート馬を受賞。
その後は有馬記念7着、2005年フェブラリーS5着など衰えが目立ち引退。
ライバルのゴールドアリュールとは1勝2敗だった。
アドマイヤベガやアドマイヤボスの弟で、母ベガは3兄弟重賞制覇と兄弟GⅠ制覇を達成。