サイタンク
さいたんく
「これ位の事でビクともするサイタンクではないわ!」
「アイツらはもう役に立たんから処分する!」
「フワーッハッハッハッハ!!」
登場作品:『仮面ライダーV3』
第45話「デストロンのXマスプレゼント」、第46話「ライダーマンよ どこへゆく?」
デストロン結託部族最後の刺客・ヨロイ一族に所属するサイ型改造人間。鳴き声は「ブァウー!」。
顔より角がでかいという衝撃的な見た目が特徴的。
身長は158㎝となっているがどう見てもそんなに小さくないので恐らく「185㎝」の誤記。
人間態であるサンタクロースに扮した「ブラックサンタ」の姿で街を練り歩き、「幸福の家」と呼ばれるアジトへと子供たちを誘い出し、集めた子供たちを拉致して彼らをデストロンの幹部候補生へと教育して仕立て上げる事を使命とする。
性格は残忍で、幹部候補としてかき集めた子供たちの中に偶然に居合わせた少年ライダー隊の隊員を見せしめとして滅多打ちにしている。
頭部の巨大な角で相手に突進して突き殺す戦法を得意としており、この角で刺された者は跡形も無く溶けてしまう。
また、両肩部分にある小さな角をミサイルとして射出出来るほか、500tもの腕力でブルドーザーを軽々と動かすほどの驚異的なパワーから繰り出される攻撃は、V3をいとも簡単に吹っ飛ばす。
サイの怪人だけあって強固な装甲を誇り、初戦ではV3パンチ、V3フルキックを簡単に跳ね返して「これは大変な相手だ」とV3をして言わしめ、ジャイアントスイングで軽々と遠方まで投げ捨てた。
二度目の対戦では、岸壁を吹っ飛ばす爆炎の中から無傷で出現し、かつて強敵・死人コウモリを倒すために特訓の末に編み出した秘技・V3マッハキックすらも通用せず、ハリケーンの体当たりも受け止めてしまうほどであった。
何度もV3をあしらった上に、ライダーマンを利用して共倒れを図るなど、戦闘力にも知略にも長けており、V3がライダーマンと協力してなんとか倒す事ができた強敵ゆえに、ファンの間では、デストロン最強の怪人と呼ばれている。
しかしV3との最後の戦いで、一瞬の隙を突かれV3キックで最大の武器にして弱点の角を折られてしまい、大幅に弱体化。角の折れ跡は装甲に守られておらず、急所となってしまう。ライダーマンのロープアームで身動きを封じられたところを、この急所に、V3きりもみキックの直撃を受け爆死した。
以降の特撮シリーズでもサイをモチーフにした怪人は豪快かつパワフルな風貌なのが多く、サイタンクを彷彿とさせる場面を見せる。
ゲーム版では、ライダーマンのストーリーに出てきており大まかな流れが再現されている。
人間態もブラックサンタの姿の男である。
小説版の『仮面ライダー1971-1973』ではサイタンクに相当するキャラクターとしてショッカーの武装怪人部隊Dチームに所属する火炎放射器を装備した機械合成怪人サイ男が登場している。
ぱちんこ仮面ライダー轟音では新生ショッカー怪人として再登場。
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vsサイタンク(仮面ライダーV3)
第45話「デストロンのXマスプレゼント」、第46話「ライダーマンよ どこへゆく?」より。 今回は仮面ライダーV3より、最強怪人の一人とされるサイタンクです。やたらとデカい角と、猛烈なパワーで印象に残ります。ストーリーとしても、ライダーマンが完全にデストロンと決別したという事で、見どころのある話でしたね。4,736文字pixiv小説作品