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シュンエイ

しゅんえい

シュンエイ(Shun'Ei、瞬影)とは対戦格闘ゲーム「THE KING OF FIGHTERS XIV」に登場するキャラクターの一人である。
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曖昧さ回避編集

シュンエイ→1955年生まれのアングロアラブの競走馬

※ここではKOFシリーズに登場するキャラクターを記述する。


プロフィール編集

登場作品KOF XIV
所属チーム中国チーム(XIV)、ヒーローチーム(XV)
格闘スタイル八極幻影拳
誕生日10月10日
出身地中国
身長・体重・血液型181cm・72kg・O型
趣味音楽鑑賞
好きな食べ物甘い物
得意なスポーツ球技全般
大切なもの親の形見
嫌いなもの苦い物
声優大原崇

「さあて…イメージ通りに動けよ…俺…!」


キャラ設定編集

『KOF』の本編シリーズの第14作目である『XIV』から始まる『KOF新章』のキーパーソンとなるキャラクターとされており、新規キャラで唯一パッケージに草薙京八神庵と同格に並びに描かれている。

「XV」で正式に『主人公』と明言され、キャラクタートレーラー記念すべき1番手して公開された。また、シュンエイのライバルポジションに当たる新キャラクターのイスラと共に2人は「アンプスペクター」という能力者であることが判明する。

人物像編集

赤い瞳、前髪が目にかかるような緑の短髪にヘッドホンを身につけた幻影を操る少年。

彼の象徴する幻影は、燃える厳つい左手と凍えるような鋭い爪を持つ美しい右手の一対を持つ。出自もあってかに包まれており、力の源は一切不明。

生まれながらにして幻影を操る能力を持っていたが、その能力が原因で両親から捨てられて、タン・フー・ルーに拾われ育てられる。そのままタンの門弟となったシュンエイは八極聖拳を体得し、幻影を操る能力を制御する事にも成功する。明天君(メイテンクン)とは同門であり親友。


ちなみに餓狼伝説シリーズのタンは、教え子のジェフ・ボガードギース・ハワードが八極聖拳の継承権を巡ってギースがジェフを殺害するという結末にショックを受け、その後は弟子をとらないという設定であったが(テリーは「例外」とされる)、KOFでは彼と明天君を「最後の弟子」と位置づけており、何らかの思惑が有ると考えられる。

性格編集

自信からか誰かに対してもクールで不遜な態度をとるが、実は熱血漢である。

自分の力の不安定と危険性を理解しており、二度と他人を傷つけないために完全な力の制御を目指している。試合中でも常にヘッドホンは付けたままであり、DLCコス「拳法着コスチューム」でも彼のこだわりなのか拳法着姿でもヘッドホンをつけたままになっている。

漫画版「KOF A NEW BEGINNING」では包帯共々自らの力を制御するために「自分を抑えつけるイメージ」として着けていると説明されている(後に『XV』の個人ストーリーで漫画の設定が取り入れられている)。

アンプスペクター編集

シュンエイとイスラが持つ巨大な手の幻影を操る能力。

アフリカに住まう大隠者であるドロレスによると、あらゆる宇宙と繋がっており、多元宇宙からあらゆる可能性を収支し、枝分かれした宇宙を巡り均衡を保つ「魂の坩堝(るつぼ)」に干渉してその力の一端を現世に幻影として出現させる。バースがシュンエイに対して放った「我が欠片を見つけた」という言葉の真意は、リ・ヴァース、『XV』のラスボス「オトマ・ラガ」、シュンエイやイスラの操る「手」がそれぞれ魂の坩堝の一部にして異なる別側面のためであり、シュンエイやイスラはその力の一部を幻影として現世に降臨させる呼び水のような役割を果たしているのである。


主な活動編集

生まれつき幻影の力を持つシュンエイはタンの元で八極聖拳を体得し、自らの力と八極聖拳を組み合わせた「八極幻影拳」を会得した。幻影を操る能力に慣れてきた彼はさらなる成長のために師匠のタン、兄弟弟子で親友である明天君と共にチームを結成し中国チームとしてKOFに出場する。

決勝ステージで天変地異を引き起こした『XIV』の最終ボスであるバースが出現した時にはシュンエイの力と共鳴したことでバースとは何らかの関係があると見られた。

エンディングではタンの道場に帰還したシュンエイは表裏一体の力を取り込んでコントロールしてやると息巻いていた。


『XV』ではタンが自分の代わりに京と組ませようしたが、三種の神器チームとして出場することになった京の代わりに二階堂紅丸とチームを組むことになった。

また『XV』のライバルチームの一員として登場するイスラから一方的にライバル視されている。

エンディングでは、シュンエイの両親から愛されていたが、謎の力が原因で周囲に被害が及ぶ前に両親はタンに預けていたという過去の事実が判明する。


漫画版のシュンエイの活躍編集

『XIV』の漫画版のシュンエイは暴走した幻影によって周囲から畏怖され拒絶された事がトラウマになっている。漫画本編ではバースの力が積極的に顕現し、力を利用されているので幻影の力がかなり不安定が顕著に出ている。

第2回戦で龍虎チームと対戦。先方でリョウと対戦する際に幻影の手を顕現。しかし、過去のトラウマが蘇って相手を傷つけることに恐れているシュンエイに全力でぶつかりたいリョウは寸止めによる挑発で彼の本気を引き出す。

リョウとの圧倒的な実力の差にシュンエイは上着とヘッドホンを外した幻影のオーラを身に纏った本気モードで互角に戦いを繰り広げるが、全力で闘える喜びと過去のトラウマで暴走し、幻影が具現化した状態に変化。凄まじいラッシュで追い詰めるが、なんとか耐えきったリョウの超必殺技「真・天地覇煌拳」を受けて敗北、暴走も収まった。

試合後は自分よりも強い奴がいたことに世界の広さを知り、できればもう少しKOFで闘ってみたいと決意する。

性能編集

幻影の手による技のリーチが長く、突進技、対空技、空中移動技、飛び道具とバランスがとれており、初心者にも扱いやすい。

地上ふっとばし攻撃は足元無敵のソバットで、リーチが非常に長い。


パワーゲージが溜まったときはEX必殺技やスペクターエクステンション、デモリッシュディメンションを絡めたコンボを狙っていくのが基本。

ゲージ回収能力が高いため、どの順番でも出せる万能なキャラクター。


特殊技からの中段技が無く、相手のガードを崩すのが苦手。その為、スラスタービジョンで揺さぶることも重要となる。


XVでは中段とおぼしき技や真下や斜め下に急速落下する技を習得し、弱点だった崩しの弱さを補う強化がされている模様。


使用技編集

必殺技

  • スカーレットファントム
  • アクアスピア
  • ライジングイフリート
  • ブラウウイング
  • スラスタービジョン・前
  • スラスタービジョン・後

超必殺技

  • ガイアニックバースト
  • スペクターエクステンション

CLIMAX超必殺技

  • デモリッシュディメンション
  • ファントムシンギュレーション

関連タグ編集

KOF

明天君:同門で親友。「XIV」「XV」のチームメイト。

二階堂紅丸:「XV」の「ヒーローチーム」のチームメイト。

イスラ(KOF):シュンエイのライバルキャラかつヒロインキャラ。

バース(KOF):「XIV」のラスボス。

タン・フー・ルー:師匠。「XIV」の「中国チーム」の一員。

神楽ちづる中の人の実姉が演じているキャラ。『XV』出場により、ここに姉弟共演が実現した。


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