バトル・ロワイアル

ばとるろわいある

本項では映画『バトル・ロワイアル』について扱う。

概要

深作欣二監督作品。R-15指定。興行収入31.1億円。

2000年12月6日公開。

キャッチコピーは「今日はみんなに、ちょっと殺し合いをしてもらいます」

高見広春の同名小説を原作とする。

おおよそのあらすじは原作に則っているが、こちらは実在の日本が舞台だったり、殺し合いをさせる理由が異なるなど、細かい相違点がある。

また、ビートたけし演じる教官キタノは、3年B組の生徒の元担任教師であり、制作サイドの教育問題への意識が反映されている。

ショッキングな内容から映画の規制を巡って国会で質疑が行われたが、そのことが逆に話題となり、映画はヒットした。

2001年4月7日、各生徒のエピソードを補完した再編集版が「特別篇」として上映。

R-15指定ゆえ、本作の主役ともいえる中学三年生が観られなかったことを踏まえ、この春に中学校を卒業した少年少女を観客の対象としている。

「卒業証書を劇場に持参すれば料金が1000円になるキャンペーン」も実施された。

2003年7月5日、続編となる『バトル・ロワイアルII 鎮魂歌』が公開された。

2010年11月20日、3D映画として再上映された。

また、キャストを見れば判る通り、本作が「事実上のデビュー作」「ブレイク作」となった有名俳優も少なくない。

あらすじ

新世紀のはじめ、経済が破綻した日本。

大人たちの不甲斐なさに失望した子供たちは荒れ、各地で少年犯罪・学級崩壊・家庭崩壊・校内暴力が多発。

自信をなくした大人たちは、やがて「新世紀教育改革法」、通称BR法を施行する。

これは、子供たちを死の恐怖で支配することで、大人たちの威厳を回復させることを目的とした恐ろしい法律であった。

そして、ある年にコンピューターでに選出されてしまった城岩学園中学3年B組は、修学旅行に向かう観光バスごと拉致されてしまい...

キャスト

• 七原秋也:藤原竜也
• 中川典子:前田亜季
• 川田章吾:山本太郎
• 桐山和雄:安藤政信
• 相馬光子:柴咲コウ
• 三村信史:塚本高史
• 杉村弘樹:高岡蒼佑(現・高岡蒼甫)
• 千草貴子:栗山千明
• ビデオのお姉さん:宮村優子
• キタノ:ビートたけし

スタッフ

監督:深作欣二

脚本:深作健太

原作:高見広春

製作:片岡公生 / 深作健太

音楽:天野正道

配給:東映

主題歌

「静かな日々の階段を」DragonAsh

「CHECKMATE mash up ANTY the 紅乃壱, VOLTA MASTERS」土屋アンナ (3D版)

予告編

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