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「マナコっていう名前があるんです!」


概要編集

初出は第164話(現在は165話)。名前が判明したのは第174話(175話)。


怪人協会の下っ端の一人で、S級ヒーローの突入に対しトイレに籠もってやり過ごそうとするも、速くて強い2人のヒーローにバッタリ遭遇してしまい、道案内として引っ張り回されることになる。


共に行動するうちにサイタマとも打ち解け、怪人協会壊滅後はカミへの対応でヒーロー協会本部への出入りまで許されており、原作に登場しないながらも、人間との共生を体現した稀有な怪人となっている。


外見編集

ゆで卵のような丸っこい体に、大きな一つ目と短い2本の、そして細い手足がついている。首とか頭とかの区別はなく、胴体にそのまま全部のパーツがくっついている、いわゆる1頭身。胴体には古墳時代の短甲の様なものをベルトで巻いている。

初登場時はもう少し体が細く角も長めだったが、登場する度にだんだん丸くデフォルメされている。尖った歯を持つ大きな口もあったが、ほとんど描かれなくなった。


体の色は長らく不明で、一部からは黄緑色扱いされていたが、単行本26巻裏表紙に登場し、ピンクであることが判明した。

カラーマナコ


性格編集

S級ヒーローへの応戦をトイレに籠もって逃れようとする様な小心者。

一応、怪人協会の一員という自覚はあるらしく、ヒーローを道連れに死ぬ事も考えるが、怖がって中々踏み出せずにいた。


フラッシュ、サイタマと地下に閉じ込められてからは2人との会話も増え、根が常識人のためにツッコミ担当に。

原作ではフラッシュとサイタマの2人でギスギスしたやりとりに終始していたが、これにマナコが加わった事で漫才の様な空気に変わっている。


なお、登場初期は口調も荒く、仲間にも自分を「オレ」と呼んでいたが、サイタマたちと会話する様になってからは「私」になっている。


能力編集

目が良い。目玉が光る。ただそれだけ。

視力は崩落したアジトの暗闇でも問題なく動けるレベル。目玉は懐中電灯のように広範囲を照らすことができ、光線の太さを絞ることもできる。結構まぶしいらしい。


頭に生えた2本の角がスイッチになっており、操作によって「サーチライト」、「サーモスタット」(サーモグラフィー?)、「X線」、またツルツルとした反射体があれば「間接照明」も可能と多芸である。


なお、覚醒ガロウの宇宙放射線で多くのヒーローが倒れる中、マナコは苦しみながらも逃げ出しており、放射線への耐性は人間より高い模様。


動向編集

ヒーロー協会怪人協会のアジトに突入したことを受けて、彼らと鉢合わせないためにトイレに籠もる。しかし迷子になって壁をぶち破ったサイタマフラッシュにボスまでの道案内として連れていかれる。


そのままアジト内をトロッコで駆け巡る羽目になるが、あわよくば2人を道連れにしようと考えるもビビッて諦め、逆に命の危機をサイタマとフラッシュから助けられる始末。


そして本格的にアジトが崩壊し始め、サイタマとマナコを崩落から守ろうとしたフラッシュは瓦礫に体が挟まれ、サイタマとマナコで協力して掘り起こす事に。

この際の会話でマナコが名乗る事となり、実は女の子であることが発覚した


サイタマ「……………えっ??(汗)


サイタマも名乗り、以後気楽に会話する仲になる。(S級ヒーローであるフラッシュの事は初めから知っていた)


その後、瓦礫に混じっていたキューブに3人が触れた事で「カミ」から接触されるも、現れたブラストによってカミは退けられる。

ブラストからはヒーローが怪人を連れている事を詰問されるが、役に立っている事をサイタマが話し、共に地上へと転送されてようやくアジトから脱出できた。

脱出後もマナコはフラッシュから離れずに介抱までしており、フラッシュもアマイマスクからマナコを庇っていた。


怪人協会壊滅後はマナコの消息も分からなくなっており、サイタマも気に掛けていたが、カミとの接触者としてフラッシュが捜索を始める。

山中で似た影を見掛けていたキングがその話を聞き、サイタマと罠を仕掛けてだいたい3コマで捕獲し、無事に再会する事ができた。


マナコはカミについては何も知らなかったが、今後の対応として再びフラッシュと同行する事になった。

サイタマもマナコを自宅に招いたり一緒に食事に行くなど、ある意味サイタマと最も打ち解けている女性と化している。


関連タグ編集

ワンパンマン 怪人協会 怪人(ワンパンマン) モブ


ラプトラ170話の女怪人:リメイク版のモブ女怪人の先輩。隠れた人気を得ながら2人とも早くに退場してしまった。彼女の明日はどっちだ。


ネタバレ注意!編集




































その外見と予想外の出番の多さから、ギョロギョロとの関わりを疑う読者もいたが、実際この考察は当たっていた。修正前第240話にて、サイコスがダミー人形として培養していたギョロギョロの体から切除されて誕生した存在であることが、マナコ本人の口から語られたためである。


この事から、ギョロギョロとはある意味兄弟(ギョロギョロ本人?が肉人形であるため、この呼び方も若干怪しいが)、サイコスは実質的な生みの親であると言える。それにもかかわらず、サイコスがマナコを放置していた理由は謎。育ちが悪い部分をまとめてポイしたか何かで「不要」と文字通り切り捨てられていたのだろうか?


この伏線は存在しており、サイタマがマナコの行方について黒い精子に質問した際、黒い精子が「ギョロギョロのことか・・・?」と勘違いするシーンがあった。


しかし、キャラクターの出自というそれなりに重要な情報にしては1コマであっさりと語られている点、そして本人の口からとはいえ「らしい」止まりである点から、「まだ何か本人も知らない隠された謎があるのではないか?」と疑う読者も多少いる。そこら辺はサイコスに聞いてみない限りは何とも言えないが・・・。


ちなみに「分離した存在」という事で「ギョロギョロから何らかの性質も受け継いだかもしれない」とも考えられており、作中ではサイタマから「食い意地かな?」と冗談交じりに言われていたが、マナコ本人は「良心であってほしい」と願っているようだ。・・・怪人?




なお、該当話が修正されブラストと「あの御方」の関係や里の深掘りに変わってしまったためこの設定の明かされる場が消えてしまった

なかった事になったのか裏設定行きになっただけで今もこの設定なのかは不明である

関連タグ編集

ギョロギョロ サイコス 人工

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