概要
大阪府内で2つの跨座式モノレールの路線を運営している大阪府出資の第三セクター会社。設立当初の社名は「大阪高速鉄道」で、2020年6月1日付で社名を「大阪モノレール」へ変更、社名を愛称に合わせた。
大阪府以外には沿線各市・関西大手私鉄各社(阪急・京阪・近鉄・南海・阪神)や北大阪急行電鉄・泉北高速鉄道などが出資している。
総営業距離28.0kmで、2011年に中国の重慶軌道交通3号線が開業するまではモノレールとして世界最長だった。
営業路線
1990年に第1期区間である千里中央~南茨木間が開業し、現在本線と彩都線の2路線が存在する。本線の正式名称は大阪モノレール線、彩都線の正式名称は国際文化公園都市線。
本線は大阪の中心部から放射状に伸びる各鉄道路線と接続し、大阪の中心部を経由せずに移動することができるようにする目的で建設され、彩都線は国際文化公園都市、愛称彩都と呼ばれるニュータウンへの路線として建設された。蛍池では阪急宝塚本線、千里中央では北大阪急行電鉄(OsakaMetro御堂筋線方面)、山田では阪急千里線、南茨木では阪急京都本線、大日ではOsakaMetro谷町線、門真市では京阪本線と乗り換えができる。
- 本線では門真市から近鉄奈良線と近畿道との交差地点(瓜生堂)を経て堺市方面に至るルートと、大阪空港から兵庫県伊丹市方面へのルートへの延伸計画がある。このうち門真市~瓜生堂間は現在建設中で、2029年の開業を目指している。
- 彩都線では彩都の東地区への延伸計画があったが、採算が取れないという理由で中止となった。
彩都線
大阪府吹田市万博記念公園駅から同府茨木市彩都西駅に至る路線。
正式名称は国際文化公園都市モノレール線。
駅一覧
保有車両
キャラクター
マナー広告
大阪モノレール独自のマナー啓発広告にポニーテールの女の子がいる。名前などは不明。
豊川まどか(鉄道むすめ)
電撃ホビーマガジン2015年7月号(同年5月発売号)のトミーテックの企画「鉄道むすめPickUP!!」にて初登場したキャラクター。同年5月31日から2016年3月まで運行予定の大阪モノレール25周年記念列車およびセブン-イレブン号の門真市寄りに豊川まどかがラッピングされている。名前の由来は豊川駅と門真市駅の逆読み。