「自分で言うのはともかく 他人に“無理”って言われると腹立つよね」
プロフィール
氏名 | 月島蛍 |
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一人称 | 僕 |
所属高校 | 烏野高校 |
クラス | 高校1年4組 |
ポジション | ミドルブロッカー(MB) |
誕生日 | 1996年9月27日 |
身長 | 188.3cm→190.1cm |
体重 | 68.4kg |
家族 | 父、母、兄 |
最高到達点 | 332cm |
好物 | ショートケーキ |
最近の悩み | 高校に入ってまた下の名前の読み方を色んな人に聞かれること |
CV | 内山昂輝、村中知(小学生時代) |
決意表明 | 特になし |
ステータス
パワー | 2 | バネ | 3 | スタミナ | 3 | 頭脳 | 5 | テクニック | 3 | スピード | 3 |
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Vリーグ時(追加データ)
サーブ | 8 | レセプション | 5 | ディグ | 6 | セッティング | 6 | スパイク | 8 | ブロック | 10 |
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概要
月色のくせっ毛とひよこの様なパッツン前髪とショートヘア、黒縁のセルフレーム眼鏡が特徴。烏野バレー部唯一の僕っ子で他の1年と比較すると口調は大人しめだが、逆に慇懃無礼にもなっている。
プレースタイルを表す二字熟語は「理知」。
山口からは「ツッキー」と呼ばれており、小学生の頃からの幼なじみ。
山口との話の中で「うるさい山口」と返すのが口癖の様でそれに山口が「ごめんツッキー☆」と返すのが二人のいつもである。
一年生ながら烏野一の長身を誇る。
背番号は11→8(2年生時・最新公式イラストで他メンバーの番号から推察)→3(3年生時)
経歴
当初、日向の「純粋で真っ直ぐな感じ」を嫌っていたことがある捻くれた性格で、初めて日向達に会った時には「無駄に熱い奴って見ててイライラする」と言っていたが、これには過去の深い理由があり一見相手を嫌って言っているようでそれだけではない。(下記、88話ショック参照)
影山とは犬猿の仲で影山の中学生時代の異名から少しの皮肉を含め「王様」と呼ぶ。
皮肉屋で毒舌家。誰かに対して皮肉を言っている時が最も生き生きしている。
しかしそのわりには自分が煽られるとムキになったりと、根本的には負けず嫌いな性格。さらに菅原曰く「真っ向コミュニケーション」に弱く、まっすぐに踏み込まれると逃げられなくなるため大人しくなる。
しかし根っから性格が悪いというわけでもなくOVA「vs赤点」では追試クリアのために行った事前テストでのあまりの点数の低さに打ちひしがれていた日向と影山を見兼ねてわざと皮肉を言って煽り、二人のやる気を出させようとするなど人をよく見ていて、分かりにくいがチームメイトを気遣っている所も見られる。
やる気がないわけではないようだが、「たかが部活」と全国大会出場を本気で目指している他メンバーより冷めており、「人には向き不向きがある」、「努力で全部なんとかなると思ったら大間違い」とやや達観した持論があった。
しかしバレーを好きな気持ちは根底にあるようで、日向と影山の入部を賭けた3:3の際に、初めは身長で煽っていた日向にジャンプ力と瞬発力で上を行かれ、ブロックを破られた時に「熱くならない」と決めていたはずなのに負けず嫌いなところを刺激されて日向に立ち向かっている所が見られ、この時の言動の意味が後々分かることになったり、3年生達の中で印象深い出来事になっている。
実は「小さな巨人」と同時期に烏野に在籍していた兄がいて、この兄の辿った道が現在の月島の冷めた態度を形成している原因である。
月島回
アニメでの《月の出》《幻覚ヒーロー》は月島の過去や今までの態度の理由が分かる月島回であると同時に山口との出会いや関係も初めて明かされ、また二人の関係性が変わる幼馴染回ともなっていて、初めて山口が月島に対して強い意見と思いをぶつけた回であり、このことがきっかけとなりその後の月島の行動に大きな影響を与えることとなる。
いつもは月島をかっこいいと言う山口が初めて
『最近のツッキーは格好悪いよ!』と強い言葉をぶつけたり、『たかが部活』『ガムシャラにやればいいってもんじゃない』と言っていた月島に山口が放った一言が印象的で二人の関係が以前と変わるきっかけにもなった。
『そんなもん!プライド以外に何が要るんだ!!』
『まさか…こんな日が来るとは……
お前、いつの間にそんなカッコイイやつになったの
お前 カッコイイよ…』
初めて月島が山口に対して格好いい、と認めて褒めているのは貴重で二人の関係性が深まったことが分かるターニングポイント的な回でもある。
東京遠征での長期合同合宿中、初めて幼馴染である山口から叱咤激励と強い言葉を受けたことで気持ちが揺れ動き、動き出すきっかけになったこと、それに黒尾と木兎に気に入られ、彼らから助言を貰ったり、一緒に練習することが多くなったことで月島に大きな影響を与えた。
ちなみにこの合宿をきっかけに、黒尾と木兎も月島を「ツッキー」と呼ぶようになる。
(※この呼び方をしていると山口が知った時には面白くないような少しヤキモチを妬いているような反応が見られ、幼馴染としてこの呼び方をいつもしている者として反感があったのかもしれない)
また、この回や前後では日向との対比の描写が多くあり、太陽のように明るく目立つ日向と自身は目立たない役割と思っている月の月島、という構図が試合中の二人の足元に浮かび出ている太陽と月の描写や言葉の端々から見られ、
『派手に暴れるのは日向の役目。その日向が後衛に回ってる間を極力無難に凌ぐのが僕の役目。』
と少し自嘲気味に東峰に言っている所が見られる。
この言葉やこの頃の言動から、日向のことを意識したり、どこか負い目とコンプレックスを感じていることが分かり、普段の二人のやり取りからは想像ができなかったが、黒尾に煽られて発した
『僕が日向に勝てるわけないじゃないですか』
という言葉から、実はこの時MBとして日向のことを”対等なライバル”ではなく”到底敵わない相手”として認識していたことが明らかになった。
88話以降、前に進むことになった彼は試合も「勝ち」にいくようになり、それ以降は日向のことを”対等なライバル”として意識し、隣に立つようになる。
なかでも白鳥沢戦でクレバーブロックを決めた後に日向に向けて何処か不敵で楽しそうな笑顔で言っていたシーンが印象的である。
『合宿で新技仕込んで来たのは
君だけじゃないんだよ、日向』
烏野の理性
白鳥沢戦では直感と好戦的なスタイルがメインの烏野からすると左手スパイクを打つ牛島は今までの成功経験から感覚で戦うと癖で右手側のブロックをしてしまったりと厄介な相手であり、引きづられがちだったところ[いままでの経験と直感]よりも[目の前の状況を見て論理的に判断する]タイプの月島のブロックがよく効き、彼の活躍により白鳥沢を破る事ができたところは大きい。
その理性的な性格から、日向のような直感的なスタイルと対になる異名として『烏野の理性』と呼ばれた。
幼少期
ちなみに部活に冷めた態度であるのには上記の通り原因が存在したが、捻くれた性格なのは元々の様子。小学生の頃には(かつていじめられっ子だった山口とその)いじめっ子達に蔑んだ笑顔で「カッコ悪」と言い放ったり、兄に「周りの子とも仲良くしろよ?」という言葉にギクッとしていたりとその様子が窺える。ただし幼少期は兄の前ではその毒舌もすっかり影をひそめるようであった。
また長身なのもこの頃からのようで、アニメではクラスメイトの頭一個分以上の高さがあった。
兄との関係
幼い頃から非常によく懐いていた明光とは88話の出来事以降、少々ぎくしゃくした間柄になるものの、東京遠征から帰宅し"会話"してからは再び距離が縮まった様子で、兄に誘われて社会人バレーに参加しブロック強化に努めたり、よりプレーに集中できるようにとスポーツグラスを贈られたりしている。
(この時に兄、明光から「これで顔面ブロックも怖くないぞ!」と言われてそれはしないとばかりに嫌そうな顔をしていたりする。)
しかし試合を見られるのは嫌ならしく、明光が変装してちゃっかり観戦に来た際には、下から物凄い怪訝そうな表情を浮かべていた。(今現在は幼少期の分かりやすく慕っていた様子からツンデレ気味になっている)
学力面ではバレーでも「クレバー」と表されるだけあり優秀。進学クラスに所属している上に期末テストの件で阿鼻叫喚になる馬鹿四人を見て
「赤点は無いデショ」
と少し小馬鹿にするように言い切っている。
そして日向と影山に勉強を教えてくれとお願いを受け、なんやかんやで教えることになるがあまりの馬鹿っぷりに最終的にかなりイライラしていた模様。結果的にこの仕事は谷地に引き継がれることになる。
しかし文句や嫌味は混ぜながらも仕方なくという風ではあるが自分の時間を使って二人に勉強を教えていたり、二人が悄気げそうになった時にはあえてわざと嫌味を言って煽ることで二人のやる気を取り戻させたりと、素直ではなく分かりにくいが何だかんだ変人コンビ二人を同級生として、チームメイトとして思っている所が見られる。
実は少食
また、チーム1身長は高いがそれに反して小食でいつも先輩やチームメイトに「もっと食え!」と言われて嫌そうな顔をしている。(ここも一番小さいが一番食い意地張っていてよく食べる日向とは真逆である)
その為、アニメ第4期の合宿の際には日向に
「月島、ちゃんと飯食ってるかな。あいつ、先輩達がいないとちゃんと飯食わないからな…」と心配されていた。
合同合宿のバーベキューの時にも音駒の2年生である研磨と共に隅の方で休んでいた所、食べ物を持ち寄ってきた上級生達に絡まれ、嫌そうにしている所が見られそんな二人を傍から見て「現代っ子」と称している声が上がったりしていた。
選手として
試合中は相手の動きをよく観察しており、それに対応しフェイントをしたりブロックのために動く。
音駒のセッター・孤爪も「頭のいいタイプ」と分析していて、この時初めてセッターに動きを翻弄されるという経験をして悔しそうな表情を見せていた。
青葉城西の監督に「クレバーなブロッカー」と称されていた。そこからたびたび公式で使われる月島の二つ名が「クレバーブロッカー」となっている。
しかしレシーブが苦手なようで、青葉城西との練習試合中及川にそれを見抜かれ、サーブの的にされてしまった。
烏養コーチからは、烏野で1番の高身長であることからブロックの要になってくれればという期待を持たれていたが、88話以降殻を破ってからは、より有効なブロックができるようになりたいと志すようになり、その期待通りになりつつある。
春高2次予選の青葉城西戦以降、得意なことが正反対の3年生の菅原孝支(サーブとレシーブは得意だが、ブロックは身長のせいで相手から”穴”とみられがち)と交代する場面がよく見られるようになる。(月島が後衛に下がりサーブを打つタイミングで交代)
そして鳥養コーチを始め、最近では日向や木兎、兄の明光からも、打倒牛島について言及されており、初期の頃は即刻無理だと断言していたがブロックの強化を志してからは、少なからずそのことを意識するようになった。実際に、白鳥沢戦ではブロックの要を務め、己を「普通の人」と認識しつつも相手を挑発する強さを見せた。
また、左利きな牛島に他のメンバーが翻弄される中、月島だけは”今までの経験や感覚”ではなく、”今目の前にある情報”を正確に分析して動くという”感覚や本能”とは真逆の”理性”に則った戦い方をしていて、(その事は兄の明光の言葉からも語られている)本能や感覚派の日向達に対して《烏野の理性》と称された。
さらに鴎台戦では星海のブロックアウトを空中で察知し躱すという離れ業をした。(擬似ユース合宿での日向との練習で攻略の糸口は掴んでいた)
余談
- 誕生日の由来として、「中秋の名月(十五夜)」という説がある。
(作中の時間軸が2012年 → 高1は生年1996年 → 1996年の中秋の名月は9月27日。)
- 読み切りでは二年生。既に優秀なブロッカーになっているが、性格は同じの模様。読み切りが掲載されたコンプリートガイドブックでは、連載版、読み切り版それぞれの月島の毒舌対決が書き下ろされた。
れっつ!ハイキュー!?
青春、純粋が致死レベルで苦手でヘロヘロに溶けてしまう。本人に向かってその言葉が発せられなくても、青春な現場を見ただけで……。
頭が良い事と嫌味なところは相変わらず。
またかなりの眼鏡キャラとなり、少なくとも25コは眼鏡を持っていたり、眼鏡と会話することまで出来る。
彼の眼鏡からはビームを発射することが可能で、
試合中に何度もビームフェイントで相手選手を翻弄し
スパイクを決めたり、最後には本当にビームで相手を仕留めたりと某猫娘のような得意技を持つ。
あげくに西谷に眼鏡のことを“本体”と言われてしまった。(が、そのあと西谷に対して西谷の前髪を本体扱いしたりとちゃっかりやり返している。)
原作にもある恐竜好き要素がより反映されていて
生物好きなのでそういったものに弱く、
恐竜掃除機が気になるのか見てソワソワしてしまっていたり他者が見れば明らかに着ぐるみなマッコウクジラの着ぐるみを着た影山にも全く気付かずマッコウクジラとして接していたりといつものツンとした態度から一転、素直な反応を見せることが多い。
その後 ⚠️コミックス収録ネタ(アニメ勢ネタバレ注意!)
数年後…宮城県の仙台市博物館の学芸員として勤務しながら、V2リーグ『仙台フロッグス』の選手を兼ねている。
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