双刀分断!壱の手、手裏剣!弐の手、二刀流!風双剣翠風!
『翠風の巻!甲賀風遁の双剣が、神速の忍術で敵を討つ!』
概要
『仮面ライダーセイバー』に登場する風の聖剣。
猿飛忍者伝ワンダーライドブックを収めて2本に分離させることで所有者を風の剣士たる仮面ライダー剣斬へ変身させ、さらに別のワンダーライドブックを収めることでその力を掛け合わせた更なる形態へと変身させる。主な所有者は緋道蓮。
平時の一刀流モードから緑と黄緑の2本の剣に分離した二刀流モードとなるのが特徴。
さらに2本が交差した手裏剣モードとすることで投擲することも可能。
聖なる風を生み出して「邪気を払い、清浄なる息吹を運ぶ」剣と謳われている。
風を切れば切るほど切れ味と回転速度を増す性質を持ち、劇中では手裏剣モードではもちろん二刀流モードでの投擲ですらデザストのマフラーを楽々切断するほどの威力を見せている。
剣斬の基本ファイトスタイル上、二刀流モードや手裏剣モードで運用される機会が多いが、刃を重ねた一刀流モードでも長大な風の刃を生成する機能があるという。
この聖剣のみの特殊性として、二刀流モードにするとブックの力を引き出し変身する機能を持つハヤテシェルフとブックに宿る伝承を具現化させる刀身部分であるハヤテソウルが組み込まれた「表」と、聖剣としての風の力の源であるエンブレムが刻まれた「裏」が物理的に分離されるため、エンブレムを起点に施される月闇の封印をこの状態で受けた場合、エンブレムに由来する風の力や変形機能を失いつつもシェルフや刀身に由来するブックによる変身能力、伝承の具現化能力は維持されるという特性を持っている。
全知全能の書復元の儀式においては、セフィロトの7番・ネツァクの座に配置される。
立体物
2020年10月10日に発売。猿飛忍者伝ワンダーライドブックが付属。
劇中同様の分離・変形が可能。
玩具はワンダーライドブックに合わせたサイズだが、劇中プロップは玩具よりもかなり大きい為、ワンダーライドブックの装填スペースにかなりの余白が出来てしまっている。
必冊ホルダーに装填する関係で、聖剣ソードライバーにも納刀が出来る。但し、音声ギミックは無い。
基本的に通常のライドブックは使用可能だが、強化フォーム用の大きなライドブックはどうやってもセット出来ない。
余談
変身音は「分断」と「文壇」をかけていると思われる。
セフィロトのネツァクは勝利と訳され、勝利にこだわる緋道蓮にピッタリなモチーフである。
また、翠玉を象徴しており、翠風の名前の由来となっている。
関連タグ
ニンジャデュアラー:2年後の作品に登場する風属性かつ分割ギミックの付いた忍者ライダーが使う剣武器繋がり。