概要
作者はT氏。
第二次世界大戦頃の国家元首が艦これユーザーとして登場し、彼らを中心(主に独ソ)とした話となっている。
登場人物
ドイツ第三帝国
アドルフ・ヒトラー
どちらかといえば、本人より総統閣下シリーズのほうが近い。
提督たちに対しては、ビスマルクらと重婚した際には激怒する一方で、渾作戦を褌作戦と間違えた時には寛容な態度を示している。
海外艦実装でも数の上で優位を保っているため、ヨシフにはことある毎に自慢や挑発をしかけ、また怒りを煽るためにヴェールヌイとケッコンカッコカリをしてみせて独ソ戦となるなど、一見、仲が悪そうである。が、一方でケッコンカッコカリ自体の実装に際しては一緒にヤケ酒を飲んだりしていたので、喧嘩するほど仲がいいといった感じではある。
プリンツ・オイゲンの実装に際しては、ヨシフはおろか他の国の閣下達と総出で自ら戦艦棲姫のところへ出撃し、「一番槍は俺のものだ!!」と襲撃・争奪戦を繰り広げた。
また、日本由来の艦娘(赤城や如月)であっても大いなる(彼なりの)愛情を示しており、イベントがMI作戦であることを不安がる赤城のために運営にルーデル隊の実装を交渉(ルーデル自身は下にあるとおり、実装を待たずして勝手に出撃している)したり、如月ショックで悲しむ提督たちのためにUボートの派遣を指示するなどしている。
後のUボートの実装に歓喜するが、泳ぐLOなどのタグに対して自ら潜水艦娘の服装を着用して抗議を表明している。
が、夕立の正月グラに対し「意外と胸部装甲があるn―」と不埒なところに目が行く(そして日本から吉川氏が飛んでくる)辺り、閣下も大概である。
なお春イベントでは念願かなってローマを迎え入れたが、当人からは全力で嫌われている。
ルーデル
アンサイクロペディアに勝利した魔王閣下。
次の作戦がMI作戦であることに不安がる赤城のために総統閣下が運営に実装を交渉した際に、総統から「共産主義者どもが裏で深海棲艦を操って世界を共産化させようとしてる」と吹き込まれたためか、ガーデルマンと一緒に赤城のもとに参上する。
しかし当の赤城当人からは丁重にお帰り下さいと言われたにも関わらず、作戦の間日本に居座ったうえ、勝手に出撃して姫を追いかけまわした。
作戦終了後も、新MAP出現時にガーデルマンが猫ってログインできなければ青葉を新たな相棒にして出撃、そのまま彼女を後席役に指定するなど、まるまる一年経ったにも関わらずいまだにドイツに帰る気配を見せていない。
先ごろいい加減耐えられなくなった青葉がアドルフのところまで直訴に行ったが、「(戦闘のことになると)アイツは俺の言うことも聞きよらんからのう」と総統閣下もお手上げの模様である。
(ちなみにこの際代役としてこの方が機銃役に抜擢されたが、魔王はガーデルマンと青葉を含め、3人まとめて連れまわしている。)
そして今日も今日とて「牛乳飲んでEx海域でイベントの肩慣らし」などと言いつつ、変わらない出撃厨・アンサイクロブレイカーぶりを見せ続けている。
現在は愛機のみ実装されている。
ソ連
ヨシフ・スターリン
ソビエト社会主義共和国連邦第二代最高指導者にしてソ連共産党中央委員会初代書記長、ソ連邦大元帥閣下。
同志書記長と呼ばれている。
戦後ソ連に譲渡されたヴェールヌイ(加えて響及び第六駆逐隊も)がお気に入りであり、褌作戦に際し、彼女の褌姿を妄想した提督をシベリヤ送り(閣下曰く、「木を数える素敵なお仕事」)にするほどである。また彼女に「轟沈」のフレーズを関連づけたものも同様の扱いである。
一方で、ヴェールヌイに改グラや追加ボイスがないことをイベントの度に気にもんでいる。
アドルフとは、ビスマルクらとの重婚を見せつけたり、逆にアドルフにヴェールヌイとのケッコンカッコカリを見せつけられたりで度々独ソ戦を起こしている。一方で、一緒に捕鯨に行ったり、褌作戦をしたりと仲はよさそうにも見える。
アニメ艦これでは、響の登場にテレビの前で歓喜し、特に響を含む第六駆逐隊がメインとなった第6話では、あまりのことに息をしなくなったしまった。
ラヴレンチー・ベリヤ
NKVD長官。
「烈風15機廃棄すれば北方棲姫を鹵獲できる任務がでる」というアドルフが仕掛けた偽情報に簡単に引っかかる程の重度のロリコン。
その後白露型の水着グラを堪能するも、熱血艦長にしょっ引かれる羽目となる。
クリメント・ヴォロシーロフ (図中右)
ソビエト連邦第3代最高会議幹部会議長(国家元首相当)閣下。
モロトフ (図中左)
ソビエト連邦第3代人民委員会議議長(首相相当)にして、外務大臣閣下。
アニメ艦これ第6話を見て息をしなくなったヨシフを医者のもとまで運んだ。
アメリカ合衆国
フランクリン・デラノ・ルーズベルト (図中右)
海外艦にアメリカ艦の実装を望んでいるが、アドルフに「アメリカ艦は深海棲艦のモデル」、ヨシフに「標的艦にせずに再利用すればよかった」と言われ、トルーマンに今更ながらキレていた。
ハリー・S・トルーマン (図中左)
アメリカ合衆国第33代大統領閣下。
ルーズベルトの命で、運営にことあるごとにアメリカ艦の実装を打診している。
セオドア・ルーズベルト
アメリカ合衆国第26代大統領閣下。
フランクリン・デラノ・ルーズベルトの従兄。
艦これが史実をもとにしているので、アメリカ艦の実装が難しいことを認めつつ、コンテンツ終了時に「聯合艦隊解散之辞」を要望し、縁起でもないとアドルフとヨシフに殴られる。
ちなみに登場人物のなかで今のところ唯一、第二次世界大戦に直接関わりの無い人物(1919年没)。
チェスター・ニミッツ
アメリカ合衆国太平洋艦隊司令長官。
複数国の海外艦実装示唆にて戦艦三笠と発言するも、速攻でルーズベルトに「それ、日本艦!」と突っ込まれた。
また、その次に海外艦実装の話題になった時にもまだ諦めていなかったようであり、いい笑顔で「バルチック艦隊でもええんやで?」と発言した。
イタリア
ベニート・ムッソリーニ
イタリア王国第40代首相にしてイタリア王国の国家指導者およびファシスト党統領であり、後のイタリア社会共和国初代統領閣下。
統帥閣下(ドゥーチェ)と呼ばれている。決してハゲ、デブ言うな。そこのちょび髭は特に。
2015年春に実装される海外艦に戦艦ヴィットリオ・ヴェネトの実装を希望しており、運営からのイタリア生まれの艦娘登場の報を受けて喜びの舞を舞っている。
2015春イベントではヴィットリオ・ヴェネトは実装されなかったものの、満を持してリットリオとローマの2隻が実装され、今後は作品出演のレギュラー入り?
本人もリットリオの衣装を着てノリノリのようである。
イギリス
ウィンストン・チャーチル
イギリス内閣総理大臣閣下。
戦艦プリンス・オブ・ウェールズの実装を希望している。
中国
蒋介石
中華民国初代総統閣下。
いわゆる、別の総統閣下。
スポンサー資金提供などをチラつかせて、運営に雪風の改二として丹陽の実装を要望している。
が、毛沢東を筆頭にアドルフ叔父の妨害がある為かなかなか成就せず、最近魂が抜けかかっている。
毛沢東
後の中華人民共和国の初代国家主席閣下。
蒋介石の丹陽実装の嘆願書を運営に届く前に潰している。
これ以外に、艦これ絡みでアドルフとヨシフ、日本海軍陣をブチ切れさせるなど、敵の多い人物である。
艦娘
青葉
ルーデルがガーデルマンを置いて勝手に鎮守府に着任して以来、その後方機銃手として散々連れ回されるという悲哀を味わう羽目になっている。なお、青葉である理由はルーデル最後の相棒であるエルンスト・ニールマンが報道員を兼ねていたことから。
ローマ
ドイツ大嫌いにもかかわらず、春イベントでうっかり捕まって以降閣下のお気に入り艦娘として引っ張り回されている。もっとも最近は反撃の方法をいろいろ覚えたらしく、事あるごとに意趣返しをしている。
深海棲艦
戦艦棲姫
ロリコン魔王から小っちゃい子を守ろうと逃げ回ったり、オイゲンたん目当てに大挙して押し寄せられたりと苦労が絶えないお艦。
なお冬イベントのU-511を入手するマップでも門番を張っていたため、例によって大艦隊の突撃を食らったと思われる。
T督のケッコン報告シリーズ
同じT氏による作品シリーズ。詳細はタグ先を参照。
登場人物に「閣下」が付く訳ではないが、海軍歴戦の猛者達の登場する、「閣下これくしょん」日本版ともいえる。
今のところ、直接遭遇者はアドルフとベリヤのみである。
関連タグ
T督のケッコン報告シリーズ…T氏作の別シリーズ