概要
三大特撮ヒーローフェスティバルに登場した生命体。
とある平行世界の未来に存在する「破滅の未来」と称される闇の存在で、メフィラス星人、ババルウ星人、ヒッポリト星人が倒された怪獣すら蘇らせることが出来るほどのマイナスエネルギーを照射できる装置と、時空の番人ガッツ星人ミニット(※善玉です)の「並行世界をつなぐことのできる力」(どこかで聞いたような話だ)を使ってM78スペースに出現させた。
マイナスエネルギーをまきちらし、宇宙を破滅させるため暴れまわるが、ミニットが会場のお友達の力を借りて平行世界からウルトラマンギンガを呼び出し追い払うことに成功するが、今度は「ウルトラマンたちの拠り所であるちっぽけな星を破壊させてやる!」と宣言し、そのまま地球へと進路を変える。
ギンガはザクロスを追おうとするがウルトラマンに「ザクロスが宇宙中にばら撒いたマイナスエネルギーで活性化した凶悪な怪獣や宇宙人たちを止めることが先決だ。地球なら大丈夫。我々と同じように地球を愛する者たちがきっと守り抜いてくれる、彼らを信じよう!」と制止される。
このあと地球に現れるも、スーパー戦隊と仮面ライダーの活躍でザクロスは撃退された。(第一部)
第二部ではダークロプスゼロやナックル星人といった強豪宇宙人や怪獣を差し向けて光の国を襲撃させたたり、巨大なタイラント(巨大なバルーンだなんて言ってはいけない!)に変身したりしてウルトラ兄弟を苦しめたが、駆けつけたゼロ、ガイア、ビクトリーなどといったウルトラ戦士の活躍によって撃退された。
備考
デザインはウルトラマンネクサスに登場予定だったが没になった闇の巨人「ダークルシフェル」のようなとげの生えたボディをしている。
なおこのスペシャルステージは第一部「出発進行!銀河のイマジネーション!」(戦隊とライダーがメイン)、第二部「銀河を駆けろ!いざ光の国の大決戦!」(ウルトラヒーローがメイン)の二部構成になっており、各ヒーローの声のほとんどが本人、ナレーターはあの石坂浩二という豪華な作りになっているが、現在はイベントが終了したため、現在このスペシャルステージは視聴できなくなっている。
しかし、第一部にウルトラマン、第二部に戦隊、ライダーが全く登場しないわけではなく、それぞれのショーのプロローグに登場しており、いかにしてこの戦いに身を投じたかが語られる。そのためか、第一部と第二部を両方見ないとわかりづらい描写がある。
ここで断っておくが、直接ウルトラマンと東映ヒーローが戦うわけではない。(ウルトラマンの存在はアカレンジャーによって示唆されてはいるが。)
ザクロスのデザイン画はイベント会場に巨大ディスプレイでのみ確認することができた。
後に小学館から「てれびくんデラックス 愛蔵版 ウルトラマンギンガS超全集」が発売されたことにより、本イベントの様子やザクロスの詳細な姿が確認できるようになった。(…といっても、さすがに版権の問題上ウルトラマンサイドの話がほとんどである。)なお、仮面ライダー鎧武超全集には何故かこのイベントの情報が未掲載だった。(一応鎧武もこのイベントでは主人公格なんだが…)
イベントの設定によるとトッキュウ1号と仮面ライダー鎧武]]は春休み合体スペシャルで既に知り合っている設定になっている。(早くも、鎧武は極アームズに変身できる設定。)
ちなみにウルトラマンエース、ウルトラマンレオ、ウルトラマンガイア、ウルトラマンゼロの4人とギンガ、ビクトリーの2人はここで初対面となっているが、これもマルチバースの1つであるのか映像作品においては初対面になった作品が異なっており、ギンガとビクトリーがゼロ、ガイアの2人と初対面になったのは決戦!ウルトラ10勇士!!、一方でレオ、エースとはウルトラファイトビクトリーで初対面となっている。
また、本イベントではライダーマシンやヒーロー(戦隊はレッド固定、ライダーはBlackとRXが同一人物扱いで展示されていた。)また、怪人、怪獣を紹介したタッチパネル式の図鑑コーナーもある。(収録されている怪人の中にはマンモスシンカやバーラー、スイカモズーと言ったマイナー怪人も収録されていた。一方でライダー側はクライシス皇帝や、フォッグ・マザー、バットファンガイアとボス系怪人が多く収録されていた。)
どういう経緯でこうなったのかは不明だが、ラッキューロが展示物として檻の中に囚われたりしていた。(トッキュウジャーが活躍している設定であることから、デーボス軍を裏切って人間の味方になった後のようだが…一体何をやらかしたのだろうか…)