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ペルシア語の編集履歴

2016-01-23 09:35:23 バージョン

ペルシア語

ぺるしあご

イラン、タジキスタンなどで公用語とされる言語 インド=イラン語派に属し、アラビア文字で表記される。

概要

イランを中心とする中東地域で話される言語ペルシャ語パルシ語ともいう。漢語による省略形は波語

一般にペルシア語といえばイスラム時代に成立した近世ペルシア語をさす。現在はイランアフガニスタンタジキスタン公用語で、話者数は4600万人。ただし、アフガニスタンではダリー語、タジキスタンではタジク語とよばれ、ペルシア語とは別言語とされることもある。


アラビア語より文字は多いが、取得はアラビア語より容易である。

理由はアラビア語は書く文字と発音が異なる事や男性名詞女性名詞等が存在するが、ペルシア語は性による名詞は基本的に存在せず、文法も英語や日本語などでやり方で非常に分かりやすいからである。

故にペルシア語の場合はペルシア文字に慣れるかが、取得できるか否かになる。


又、アラビア語はセム語系になるのに対してこちらはインドヨーロッパ語系になる為である。

発音がフランス語に似ている。



分類

ペルシア語は、時代によって次のように大別される。

古代ペルシア語

古代ペルシア帝国アケメネス朝)の公用語の一つ。古代ペルシア楔形文字を用いた。


中世ペルシア語

サーサーン朝頃に使われた。アラム文字から派生したパフラヴィ文字(中世ペルシア文字)を用いた。後述の口語のダリー語に対し、行政宗教文学で用いられた文語だった。


近世ペルシア語

現代では「ペルシア語」といえばふつう近世ペルシア語を指す。7世紀から9世紀頃に原型であるダリー語アフガニスタンで現在話されている同名の言語とは関係がない。起源はサーサーン朝の宮廷口語。「Dar(宮廷)-ī(の)」が語源とされる)が成立した。

ペルシア文字アラビア文字の一種。ナスタアリーク体)を用いている。特に「現代ペルシア語」ないし「現代ペルシア発音」という時は、近世ペルシア語のうち、発音がテヘラン方言に近いものに変化したものを指す(i→e、u→o、q→ghなど)。


言語対応表一覧。

ペルシア文字

ペルシア語ロシア語日本語英語
ضЗざ行Z
صСさ行S
ثСさ行S
قКQ
فФふ ふぁ行F
غГВぐゎGH
عА Е Оあー、えー、おーA' E' O'
هХは行H
خКВくゎKH
حХは行H
جДЗじ じゃ行J
چЧち ちゃ行CH
شШし しゃ行SH
سСさ行S
یЙ Ы Иヤ行、い、いぇ。Y I YE
بБば行B
لДだ行D
اА Е Оあ、え、おA E O
تТた行T
نНな行N
مМま行M
کКか行K
گГが行G
پПぱ行P
ظЗ Дじ だ じゃ行Z D J
طТた行T
زЗざ行Z
رРら行R
ذзざ行Z
دДだ行D
ئ
وВヴ ヴァ行V
لاЛаla

ペルシャ数字

ペルシア数字数字漢数字ギリシャ数字ペルシャ語読み
۱1壱(一)Iیِک(イェク)
۲2弐(二)IIدُو(ドゥ)
۳3参(三)IIIسِه(セ)
۴4VIچَهار(チヤハール)
۵5伍(五)Vبَنج(バンジュ)
۶6陸(六)VIشِش(シュシュ)
۷7叱(七)VIIهَفپ(ハフト)
۸8仈(八)VIIIهَشپ(ハシュト)
۹9仇(九)IXنُه(ノ)
۰0什(十)Xدَه(ダ)

ペルシア語一覧

一般

  • مَن(私)
  • ما(私達)
  • تُو(貴方)
  • شما(貴方達)
  • او(彼、彼女)
  • آنها/اشان(奴ら)
  • بَله(はい)
  • ته/نَه خِیز(いいえ)
  • کی(誰)
  • چا(何)
  • چطُور(どの様に)
  • کجا(何処)
  • کِی(いつ)
  • کِتاب(本)
  • ِ /مالِ (~のもの)
  • حُود(~自身<単数>)
  • حُودِ(~自身<複数>)
  • میرادی(西暦<付けないとイラン歴になる。>)

国名

ِ

都市名


関連タグ

言語 文字

イラン / ペルシア / ペルシャ タジキスタン アフガニスタン

ペルシア文字 / ペルシャ文字 アラビア文字

中東人名の一覧

外部リンク

ペルシア語(Wikipedia) ※一部引用しています。

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